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ギターはジャカジャカ音を鳴らすものだと思っていたら違った話


何食わぬ顔でギター弾いてる人たち、びっくり人間ショーじゃんね

ジャカジャカジャカジャカ。
私のイメージしていたギターはいわゆる一定のストロークで「ジャカジャカ弾く楽器」だったのだが、いざ始めてみたらそれだけじゃないことを知る。
「ミュート」の存在だ。音を出すんじゃなくて消す。それを、音を出しながら同時に行う。なに言ってるかわからないだろう?なんと、私もわからない。
とりあえずわかったことは、ギタリストみんな器用すぎという事実。
ギターは音を鳴らすだけじゃなく、不要な音を消すことがとても重要で、6本ある弦のうち、鳴らしたい弦以外に触れてミュートをするんだけどそれが非常に難しい。触れるって簡単に言うけどもう本当に難しい。同時に別の指では押弦してるもんだから、ミュートする指にもうっかり力が入っちゃうと触れるを通り越して押弦になって音が鳴っちゃう。あああああもう本当に余弦ミュート難しい。
その上、ミュートは消すだけじゃなくて休符などで音を切りたい時や音を小さくしたい時にも使う。そんな使い分けまでするなんて世の中のギタリストやっぱり器用すぎやしないか。

ミュートの方法は右手(ピック持つ方)と左手(弦を押さえる方)それぞれにある。

  • 右手のミュート
    1. 親指の付け根でミュート
    2. ブリッジミュート

  • 左手のミュート
    1. 指先でミュート
    2. 指の腹でミュート
    3. 親指でミュート
    4. 全弦ミュート(ブラッシング)

ざっと思いつくミュートを書き出してみたけど他にもあるんだろうな。
どれも初心者の私には難しい。余計な音が鳴ること鳴ること。
1,2弦でメロディを奏でていても謎に鳴る3弦や4弦。今はお呼びでないっていうタイミングで鳴る。そういう時は右手の親指の付け根で弾いていない弦に触れるとよいと教えてもらったのだけど、そっちに意識を割くと今度はピッキングがうまくできなくなる。どっちかしかできない単細胞人間はギター不向きなのだろうか。めげずに毎日練習するしかないんだけど、ギター難しいなぁ。全然ジャカジャカじゃなかったよ。
ミュートは脱初心者の砦で、私にとって永遠の課題になりそう。一生できる気がしないよ、えーん。

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