違法コピーされた音源は…

最近、J社による著作権問題などいろいろ話に聞くんだけど、僕からはひとつだけみんなに伝えたい。

ダンスなどでは音源は必ず必要になる。ほとんどの生徒が先生や友人からコピーされた音源を使うことだろう。そのときに曲名などがきちんと記されてないことが多い。
もう今の時代、違法コピーとか無許可使用とか、そんなことはどうしようもない事はわかってる。でも、せめて自分が使用(コピー)した曲のタイトルとアーティストなどくらいは把握しておいてほしいと思う。ずっと「トラック 01」のままだと音源が可哀想。

音源を使う事は食べる事と同じ。何をどういうふうに食べるのは自由だけど、自分が今「何を」食べてるのかをきちんと理解することが大事だと思う。食べ物を漫然と口に運んではいけないって、範馬勇次郎も言ってるし。
食事に無頓着だった自分が、食べるときに一つ一つの食材を気にしてみたら、とても食事が奥深い楽しいものになってきた。もちろん全ての食材を理解してるわけじゃないが、ちょっと「気にする」だけで食に対する姿勢が変わったんだ。

そこで勘違いしてほしくないのは、重要なのは「追求」することではなくて「気にする」という事であり、それが作成者に対して敬意を表するということ。不明曲でも「この曲は誰が作ったものなのだろうか?何の曲だんだろうか」と気になれば自然と調べるだろうし、もしその時解らなくても、いずれまた巡り会った時に知ることができるかもしれない。

違法コピーや無断使用に関して、作成者は(半ば諦めてるので)咎める人は少ないと思う。ただ、だからこそ、音源を聞いたり使ったりする時はタイトルや作成者を知ってくれればそれで本望なのかもしれない。(もちろん購入してあげたほうがいいけど)

音源は漫然と聴かないでいこう。
iTunes MatchやShazamを使っていて思ったことですた。

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