武部聡志さんとのラジオ

武部聡志さんのラジオ「武部聡志のSESSIONS」にゲスト出演したのがとても嬉しかったので一部抜粋して記録しておくことにした。

~冒頭~

武部さん(以下武):それでは今回のゲストをご紹介したいと思います。アーティストの手越祐也さんです。いやよく来てくれました。
手越くん(以下手):どうも手越と申しますよろしくお願いしまーす。
武:こないだねTikTokの24時間生放送に参加していただいて、久しぶりにこう一緒に演奏してすごい楽しかったんだよ。
手:めちゃくちゃ楽しかったですよ。
武:それでまぁ僕らも仲良くしてる大黒摩季さんとデュエットというかコラボレーションもしてくださってそんな縁もあってこれは早々にこのラジオで色々お話を聞きたいと思って来ていただいた次第なんです。
手:ありがとうございます。めちゃくちゃ早かったですよね。
武:こういうのは速攻でやらないとね。
手・めちゃくちゃ嬉しかったです。お話いただいたとき。

武:なんかでも手越くんが今年から本格的に音楽活動をスタートさせるということを聞いてミュージシャンの僕としては音楽に軸足を置いて作品を発表していくということですごく嬉しいし、なんかやっぱりね前からそのテレビとかさ、色んな番組でこう演奏するたびに手越くんの声の魅力っていうのをすごく感じていたのよ。
手:えーそれめちゃくちゃ嬉しいっすね。
武:だからなんかこうその手越くんが自分の作品をどんどん発表していくというのは非常にこう僕自身もすごく嬉しいしきっとファンの人たちもすごくも嬉しいことだとと思う。

(ここから毎年FNS歌謡祭やMUSIC FAIRで共演するのが楽しみだった、という話に。略)

武:手越くんのこないだのTikTokLIVEでは4曲か、一緒に演奏したわけだけどまだまだなんか違った声の魅力みたいなものがこれからどんどんでてくるんじゃないかなって。さっきプロフィール見てたらさ、1987年11月11日生まれってことはまだ33なんだよね。普通のアーティストだったらここからデビューでもほんとに遅くない。今までのこと全部なくてこれからのスタートでも全然間に合う歳だもんね。

手:ハッハッハッハッ(笑)そうですね。僕は15歳からアーティスト活動を始めさせていただいたので、やっぱ歌ってるとき音楽やってるときがやっぱ一番楽しいですね、色んな活動させていただきましたけど。

武:そうだよね、うん。なんかね、なんだっけ6か月1年?連続配信。
手:6か月シングル連続で年末に12月にアルバムなんですよ。今だからもう音楽活動に追われてます。はははは(笑)幸せですけどね。
武:だけどそういうなんか音楽つくるとなるといろんなこう曲作る人やアレンジする人やスタッフや色んな人たちと交わっていくじゃない。それはまたちょっと今までとは違う出会いがあったんじゃない?
手:ありましたね、ほんとこの退所してからの1年間で音楽の基盤の交わるスタッフの方々との素敵な出会いがたくさんあって。よっしゃーっていうタイミングがこのまぁシナモンって曲だったりしたんですけど。

(このあとシナモンの曲・編曲をしている松本京介さんとTwitterでやり取りをしたというエピソードを披露する武部さん、すごいそこにもご縁があるんですね!と手越くん。出会いは大事じゃない、SNSの威力はすごいという武部さん。そしてYouTube歌ってみた動画からYOASOBIの話へ。略)

♪夜に駆ける(手越祐也ver)

(途中略)

武:どうですかYOASOBIは。
手:次にかけたい曲もYOASOBIの曲なんですけど、僕もやっぱ自分で作詞作曲とか楽器触ったりとかしていて流行りの流れとか感じるじゃないですか。天才ですね。天才だなって感じる人たくさんいるんですけど、あのゲスの極みの絵音くんだったりあの髭男だったりとかの曲の構成とかもちろんボーカルとしてもそうですけど、こういう曲のどういう脳を働かせたら書けるのかなってやっぱイントロの強さと間奏の強さとこのやっぱりAメロからこの最後までラストサビまで、けっこう最近の流行りの曲って2曲3曲を1曲にまとめましたみたいなヒャダインさんが作ってたももクロの曲とかもそうなんですけど、そういう曲の脳ってどういうところから作れるんだろうなっていうので好きになるんですよ。曲を聴いて好きになるっていうアーティスト多くてまさにYOASOBIは天才だなってしかも夜に駆けるでスマッシュヒットしてその次ってすごくプレッシャーある中、次にかける曲もイントロ聴いたときにやべえなって思って。

武:いやだからなんかねそういう今インターネットとかいわゆるSNSで拡散する楽曲ってさ、まぁTikTokだったりとかYouTubeとか色々あると思うけど下手するとこう、一発で終わるのすごく多いじゃない。だけどこのYOASOBIの連中はやっぱり一発で終わらないポテンシャルを持ってるよね。うん、だからなんか我々のようなその音楽を作るプロからしてみてもやられたなって思うときって結構ある。

手:はいはいありますね。あーこういう楽曲か今の時代はみたいな。なんか日本がまたこう海外で戦っていく上ではこういうYOASOBIみたいなあまり海外の楽曲こういう楽曲ってないじゃないですか。韓国にもないしアメリカにもないしイギリスにもない。この音楽性はやっぱこういうなんかそれこそ日本のアニメ文化だったりゲーム文化のさらに前を走ってるような印象があって素晴らしいなって。
武:お、手越くんからなんかすごくこう日本のポップスをワールドワイドに、っていうこうなんか話がでてくるのすごくいい。

手:ははははは(笑)。僕絶対やりたいんですよね。
武:いやでもさ、我々の世代がこう成しえなかった、あの夢というかね、やっぱり今の若いアーティストたちがこの日本らしさみたいなものをひっさげて、あの世界に打って出るっていうのはぜひぜひトライして欲しいし今ほんとに可能性が広がっているよね。
手:はい、いくらでもやっぱ才能ある人たくさんいるし、素晴らしい人いるんですけど、ちょっとやり方が、ちょっと僕から見てたら日本の音楽の売り方とかがちょっとまだ海外から遅れをとってて売り出し方がもうちょっと違えば世界のビルボードに入るアーティストってすごく出てくる可能性のあるポテンシャルのある若いミュージシャンたくさんいると僕は思っているので、なんかその子たちを世界に戦えるような間口作りはしたいなっていうのはすごい野望としてあって。(以降BTSの話題からYOASBIと会ったことがないと、武部さんも会ったことがないとのこと、武部さんが会ったことない人いるんだーと手越くん。LIVEや曲作りの現場を見てみたいとのこと。略)

♪YOASBI「怪物」

~中盤~

(手越くんの音楽のルーツの話に。小さい頃はKANの愛は勝つ、マッキーのどんなときも。中学生になってからASAYANを見てケミストリーのハーモニーを勉強するように。それから武部さんと玉置さんの話で盛り上がる)

武:手越祐也はきっと今33歳の良さっていうのがきっとあってさ、それは20代のときとはまた違う魅力だったりもするし、こないだ一緒にやってみてね、ふと感じたんだそれを。だから手越くんってもっとこう速球派のピッチャーみたいに高い音バンバン出してこう速い球投げ込むスタイルかなと思ったらそうじゃないスタイルだったんだよ。
手:あーなるほど。
武:それがすごいなんか目から鱗というか色々経たことによってあ、こういうスタイルで歌うようになったんだなという、なんか新たな魅力を感じました。
手:へーそれは嬉しいっすね、なかなか本人じゃね、気づけない部分だったりするので。
武:そうだよね、その今の30代の魅力をすごく大事にやってって欲しいなと、なんか上から目線で申し訳ないけど。
手:いやー嬉しいっす、めちゃくちゃ嬉しいっすそれは。

♪安全地帯「ワインレッドの心」

(ここからX JAPANの話へ。武部さんとTOSHIさんがイベントで全国回った話。カバーアルバム聴いた手越くん。面識あるか聞かれてお誕生日に歌ってもらった話。ボイトレに通ってのちにジャニーズで活きた話。YouTubeで上げてみれば?と言われておこがましいと手越くん。略)

♪X JAPAN「Forever Love」

~終盤~シナモンの話。

武:ここからは手越祐也ソロワークスの話を存分にしてもらおうと思うんですが、ファーストデジタルシングル7月7日にリリースされましたけど、シナモン、この曲にかけた思いを聞かせてもらおうかなと。
手:はい、今まであのほんとに最高の人生というかキャリアを歩ませていただいたすごいあの感謝もあって、でまぁソロアーティストになって、この1年間いろんなアーティストの歌に触れてきていろんな音楽に触れてきたりして、やっぱり1曲目ってまぁ2曲3曲目ももちろんですけど、すごく、あ、こんな音楽やるんだっていうこの方向性がすごく固まるようにまわりから見えるじゃないですか。
武:そうだよね、大事なポイントだよね。

手:大事すぎる。なんで、僕が本来好きなロックだったり今までやらせてもらってた踊りながら歌うポップスだったりとかいろんな選択肢考えたんですけど、やっぱ僕は原点に戻ってやっぱ歌、いい歌を届ける自分の声を届けるいいメロディを届けるっていうところに、あの一番フォーカスした楽曲がいいなっていうので、このシナモンという楽曲を歌わせてもらったんですけど、最初にまぁあのレコーディングしてまぁいい歌歌えたなって自信もあったんですけど、あらためてそれをミックスしたものを、移動中に音楽聴くのが好きなんで、首都高かな、走ってたときに聴いたときにいや、なんか納得いかないなって自分自身で思ってさっき言ったようにうまく歌えてるけどもっといい歌にできるんじゃないのかなって思って、各所に連絡してもう1回ボーカル撮りさせて欲しいと、ていうので、最初にレコーディングした2、3週間後くらいににもう1回レコーディングブースに入って。歌ってこうなんでもある意味できるじゃないですか、テクニック使いまくることもできるしカラオケでいうと100点取るような歌い方もできるし、でもその構成ってドラマみたいに盛り上がるところもあれば平坦なところもあればいろんな要素が歌って作りたい放題いろんな方法がある中で、一番いい歌が歌いたいっていうのでレコーディングし直して、で、自分の中ではもうほんと心からこれで第二の人生音楽人生の一発目として聴いていただく歌として相応しい歌が撮れたなという完璧な自信をもってリリースさせていただいたというのがこのシナモンという楽曲ですね。

武:なるほど、なんかね僕もそのこないだTikTokで一緒に演奏する前に音源を聴いてね、あの、想像していたのと違ったっていうのが正直な意見、なんだよ。
手:なるほど。
武:想像していた手越祐也のソロの一発目はもっとこうやんちゃな感じというか、あの、いわゆるこう今まで知っていた手越祐也の感じだと思っていたのが、なんかやっぱりちょっとちがった魅力を感じたんだよ。それはあのやっぱりソロになって背負うものが増えたこともそうかもしれないしそのブランクの間に学んだこともそうかもしれないし、ひとことでいうとね、あのロマンティックな感じがした。
手:えーうれしいな。
武:ロマンティックですごくこう少年のようなあのピュアな感じがした。なんか音楽でも芸能界でもさ、いろんなこと重ねていくとさ、なんか垢がつくというかアクが出るというかなんかそういう部分があるじゃない。
手:ありますね。
武:そういうのがなんか1回洗い流されたみたいな、ちょっとまっさらになったピュアさとかロマンティックさとかそういうのを感じた。だからこれはほんとにボーカリストとしてはスタートとしてはなんかいい楽曲になったんじゃないかなって。
手:ふーんえーすげーうれしいそれ。
武:きっとこれからね、連続配信の中にはいろんなタイプの曲、ダンサブルな曲や攻めてくる曲もきっとあると思うんだけど、この1曲目聴いてたぶん今まで手越くんを応援してきたファンはみんな納得してくれたんじゃないかなと。
手:だといいですけどね。
武:こないだほんとに一緒に演奏してこっちもすごい気持ち良かったし楽しかったし。
手:えーうれしいですね最高でしたあのシナモンは。

(このあと東名阪ツアーとフェスの話へ。めっちゃ気合いがはいる手越くん。相手が強ければ強いほど燃える笑。フェスに対するわくわくを語る。略)

武:じゃあ、今年のいろんな活動うまくいくことを祈っております。そしてこれからの音楽活動がより、こううまく展開することを陰ながら応援してます。陰じゃなくてもなんか一緒にやる機会があったらまた一緒にやりましょう。
手:もう、すぐです!はははは。すぐやりたいです。ぜひお願いします。武:今日最後の曲はやはり、満を持して作ったファーストシングルをお届けしたいと思います。曲紹介お願いします。
手:というわけで先ほどお話ししました7月7日にリリースされました僕のソロデジタルファーストシングル、聴いていただきたいと思います。手越祐也でシナモン。
武:今回のゲストはアーティストの手越祐也さんでした。ありがとうございました。
手:ありがとうございました。

♪手越祐也「シナモン」

武部さんとの音楽トーク、盛りだくさんで、アーティストとしての手越くんの部分をいっぱい引き出してくださって、記念すべきソロメジャーデビューシングルについても褒めてくださって本当に嬉しかった。また一緒に演奏してください!楽しみにしてます。ありがとうございました。

音声部分はこちらから↓(トーク部分のみ)

【武部聡志のSESSIONS】手越くんゲスト回・JFN系列にて放送(2021/7/25~2021/7/31・日時は地域によって相違あり) 音声部分はこちらのAuDeeで公開中。↓

https://audee.jp/voice/show/33207



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