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好きな番組その2:クラシックTV

Eテレの番組が続いてしまいますが、私はNHK以外ほぼ見ないので、仕方ない。元々クラシック音楽好きなのもあり、観始めたこの番組。クラシックは敷居が高いなー、と感じているかもしれない人々をターゲットにしているのでしょうけど、多分クラシックに詳しい人が見ても面白い(私はそれほど詳しくもないし、敷居が高いとも思っていないので、想像ですが)。最初はホストの清塚さん(ピアニスト)も鈴木愛理ちゃんも、あまり好きじゃなかったのですが、しばらく観てるうちに、気に入ってきました(笑)。

今週は年末スペシャルバージョンとして、55分の公開収録を元にしたものでした(普段は30分)が、やっぱり面白かった!奏者として、やりにくい・苦手な曲とその理由を聞くコーナーなど、クラシック愛にあふれた構成でした。最後の方に、私の大好きなチャイコフスキーの交響曲第6番<悲愴>が取り上げられ、嬉しかったー。第一バイオリンと第二バイオリンが全く別々の旋律を弾いていて、それがはもってあのドラマチックなメロディーをつくるのだとか、知らなかった!

話はずれますが、私は今年はクラシックのコンサートだけで20公演ぐらい行きましたが(ジャズも合わせるともう少し多い)その中でも特に素晴らしかったのが、阿部加奈子さん指揮による、このチャイコの6番でした。このコンサートにはピアニストの三浦謙司さん目当てで行ったのですが、もちろん彼の協奏曲もとてもよかったけれど、チャイコ6番には圧倒されました。彼女の指揮のなせる技だと思うのですが、もう第4楽章とか、涙が止まらない。彼女も多分指揮をしながら泣いていたのではないかと。終わってからもしばらくお客さんの方を振り向かなかった(振り向けなかったように見えた)ので。。。こういうコンサートがあるから、やっぱりオケのコンサート通いは止められません。

話を戻して、クラシックTV。この番組、ほんとにいろんな角度からクラシック音楽に切り込んでいて、豪華ゲストもよく来るし、楽しめます。作曲家や演奏家の知らなかったエピソードとかもよく出てきて、勉強になります。最近では、3つの違う交響楽団からコンサートマスター3人が一緒に出てた回(再放送だったようです)がとても面白かった!来年もどんな特集があるのか、楽しみです。

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