Cinergia(シネジア)
CoL(コル)とは?なぜか惹かれる絵画や写真、映像には、光と影の絶妙なコントラスト、色合い、トーンなど、一言では表せない要素が集まり唯一無二の「世界観」を表現しています。 そして、私たち「ヒト」は無意識のうちにそのひとつひとつの要素を感じており、その中でも「色」は特に重要な役割を果たしています。(*色の効果についての記事はこちら↓) この「色」を最大限に活かすために、先人たちが築き上げてきた色彩学を基に、現代の色彩感覚を融合して新たな色を作り出すカラーグレーディングシス
皆さん、こんにちは。 技術の進歩により誰もがスマートフォンで手軽に写真が撮れる時代になりましたね!しかし、同時に街中の飲食店のメニューやチラシなどに使われている写真の色味が悪い!っていう事態が頻発しているなとも思っています。 せっかくの美味しいご飯や質の良いサービスや商品の魅力が半減して勿体なすぎると思い、いつか有料で配布しようと思っていたプリセットをこの際みんなが元気になるなら無料で配布しちゃえ!と思い、先日Xにて配布を開始しました。 CoLPhotoは無料版写真編集
映像を見ているとき、私たちは動きの滑らかさや、シーンごとの臨場感に引き込まれます。その背景にあるのが「フレームレート」という重要な要素。今回は、映像制作におけるフレームレートの基本から、最適な選び方まで、視覚的なインパクトを高めるための知識をご紹介します。 フレームレートとは何か?フレームレート(frame rate)は、動画や映像で1秒間に表示される静止画像の数(フレーム数)を意味し、その単位は「fps」(frames per second)です。フレームレートが高いほど
Adobe Illustratorオブジェクトを拡大や縮小した時に線幅が変わらないため、見た目の印象が変わってしまう事があります。 オブジェクトの塗りと同じ比率で線幅も拡大・縮小させるオブジェクトの塗りと同じ比率で線幅も拡大・縮小させるにはまず、Adobe Illustratorの「環境設定」の「一般」を開きます。 Macの場合はメニューバーの「Illustrator」から「設定」の中の「一般」を開きます。 Windowsの場合はメニューバーの「編集」から「環境設定」の「
お客さんからもらったテキストで半角数字と全角数字が混ざっている事ってありますよね。 自分の場合は全角数字をそのまま使用することがなく、基本的には半角数字に置き換えます。 文章が長ければ長いほど起き合える作業が大変なので半角数字に置き換えるスクリプトを作ってみました。 使い方は簡単です。 テキストレイヤーを選択しこのスクリプトを起動すると全角数字が半角数字に置き換わります。 逆パターンの半角数字を全角数字に置き換えるスクリプトも用意しました。 ちょっとしたスクリプトですが
私たちの生活は、スマートフォン、コンピューター、インターネットなど、デジタル技術で溢れていますが、これらの技術の根底にあるのが「ビット(bit)」です。ビットはデジタル情報の最小単位であり、すべてのデジタルデータの基礎を形作っています。本記事の内容は数回に渡って、カメラや色、音など、さまざまな分野で「ビット」の知識がどのように活用されているかを、わかりやすく解説していきます。 ビット(bit)とは?ビット(bit)は、「Binary Digit」の略で、デジタルデータの最小
合同会社Cinergia(シネジア)のシマダです。 エクスプレッションはモーショングラフィックのクオリティアップにつながりますが、苦手意識を持っている人が多いのでは無いだろうかと思いこの記事を書きました。 少しでも多くの映像クリエイターにエクスプレッションを楽しんでもらえたらと思っています。 ※この記事ではコードは参考例として記載していますが、理解が難しい部分もあるため、参考程度にご覧ください。 ダウンロード今回のエクスプレッションの入ったAfterEffectsプロジェク
こんにちは合同会社Cinergia(シネジア)のシマダです。 普段僕が仕事で使用しているエクスプレッションをどんどん公開していきます。 「エクスプレッションってそもそも何?」という方はまずはこちらの記事をお読みください。『After Effectsのエクスプレッションって、そもそも何ができる?[エクスプレッション超初級①]』 ということで第1弾のエクスプレッションはこちらになります。 バラバラのサイズの画像の高さもしくは幅を揃えるエクスプレッションになります。 複数の商品
昨今、半導体の微細化や素材の加工技術の発展に伴い、一眼カメラやスマートフォン、ソフトやアプリが進化して、「誰もが動画を作れる時代」になりました。 次回発売されるiPhone16では、イメージセンサーの拡大による更なる高画質化も噂されてますね。技術の進化により、「誰もが動画を撮れる時代」は今後も続くでしょう。しかし、この先にどのような未来が待ち受けているのでしょうか。未来を予測するためには、黎明期、成長期、成熟期、衰退期という4つの大局的なフェーズを見るだけでなく、フラクタル
動画編集ソフト「DaVinci Resolve(ダビンチリゾルブ)」が無償で使えるって知っておりますか? もともとは一式で数千万円するハリウッド御用達のシステムでした。しかし2009年Blackmagic Design社が買収したことで無償提供が始まりました。今でもハリウッド映画で使われている超優良ソフトを手に入れましょう! では早速、本記事では初期設定の方法をわかりやすく解説いたします。その前にダウンロードからインストールの手順を知りたい方は下記の記事をご覧ください。 h
動画編集ソフト「DaVinci Resolve(ダビンチリゾルブ)が無償で使えるって知っておりますか? もともとは一式で数千万円するハリウッド御用達のシステムでした。しかし2009年Blackmagic Design社が買収したことで無償提供が始まりました。今でもハリウッド映画で使われている超優良ソフトを手に入れましょう! では早速、本記事ではインストール方法をわかりやすく解説いたします。手順はそれほど難しくありませんので、ぜひ試してみてください。なお、macOSでもほぼ同
クライアントから共有されたPDFをAi(Adobe Illustrator)で開くと、、、 あれっ?! オブジェクトごとに選択できない!!アートボードの全部のオブジェクトを選択している状態になってしまう!! その原因は2通りあると思います 1. Aiでの開き方 2. クリッピングマスクされている ※JPGデータをPDFとして保存しなおしている場合などはどうにもなりません 1. Aiでの開き方 と、その前にまずクライアントにAiデータ(Illustratorの編集機能が
カラーの必要性カラーグレーディングを何回もしているうちにふと疑問に思ったこと。 「なぜカラーが必要なのか。」 カラーグレーディングは、色彩心理学に基づき、色が持っているポジティブイメージ(例:赤は情熱的)とネガティブイメージ(例:赤は怒り)の両方の側面を用いながら、2つの反対色(complementary)・3色(split complementary)などと配色していくのですが、ある日、そもそもなぜカラーが必要なのだろう。という疑問を持ちました。 私は、疑問に思ったらす
こんにちは。合同会社Cinergia(シネジア) 吉村です。 下記は3年前に書いた記事を転記しております。 今回はカラーコレクションについて話をしていきます。 ご存知の方も多いかと思いますが、 カラーコレクションとは、色を補正する作業です。同じシーンにおいて、輝度が極端に高いカットや、暗部が極端に低いカットなどが交互に切り替わると、シーンの統一感を失い、視聴者は”違和感”を感じます。 この違和感は、おそらく日常の生活で見ている光景(記憶)との差だと思います。しかし、カラーコ