JIIMA認証ってなに?
こんばんは。
Kです。
突然ですが、2022年からの電子帳簿保存法の改正についてご存じでしょうか。
ざっくり説明すると、帳簿や請求書の電子データ保存が認められる法律、電子帳簿保存法の改正が行われ、保存方法に変更が入ったというものです。
今でも、さまざまな企業が対応に追われていることと存じます。
今回はその中で用いられる用語について。
よろしくお願いします。
JIIMA認証とは
市販されているソフトウェアやソフトウェアサービスが電子帳簿保存法(電帳法)の要件を満たしているかをチェックし、法的要件を満たしていると判断したものを認証するものです。
JIIMAとは、日本文書情報マネジメント協会のことで公益社団法人です。
認証を受けた製品は、パッケージや紹介ページに認証ロゴを使用することができるので、簡単に見分けることができます。
背景
これまで企業による電子での帳簿保存は税務署への承認申請が必要でしたが、令和3年度電帳法改正によりこれが不要となることで、民間企業のデジタル化が加速されるようになりました。
しかしその反面、保存する電子データに関連して改ざん等の不正が発覚した場合は、重加算税を10%荷重するなど、納税者側に適正な形でのデータ保存が強く求められるようになりました。
さらに、今後主流となる電子取引の取引情報の保存については取引情報を何らかの形で電帳法の要件にしたがって保存することが義務付けられることになりました。
このように、電子データによる商取引の保存・管理については簡易になった反面、罰則はより厳しくなる中で、リスク回避するために、使用するソフトウェアのJIIMA認証の取得有無を確認することが重要になります。
本日は以上です!
ではまた明日!
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