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「2025年7月」問題を想う

2025年7月、地球に大きな転機が訪れる。という情報をあちこち(一部?)で目にするようになりました。

確かに占星術の世界でも、2025年は全ての惑星が星座の移動を終えるタイミングにあたり、時代の転換期と言われています。

不安を煽るような情報もある一方で、希望が湧いてくる情報もあったりで、気持ちが揺さぶられることもあるかもしれません。

情報に翻弄されそうになった時は、ぐぐぐーっと視点を引いてマクロで物事を捉えると少し冷静になれます。

今日は、地球→太陽系→銀河系まで意識を広げ、占星術的な観点からいま現在の流れを書いてみます。

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占星術で用いる10個の惑星が属しているのは「太陽系」。この「太陽系」は、ブラックホールを中心とした「銀河系」に属します。

地球が一年で太陽の周りをー周するように、「太陽系」が天の川銀河を一周するのにかかる時間は、約2万6000年。

この約2万6000年の周期は、
・銀河の中心から離れていく「分離」のサイクル(ディセンション)
・銀河の中心に近づいていく「統合」のサイクル(アセンション)

を、約1万3000年ずつ繰り返しているそうです。

現在、太陽系はどちらのサイクルを周回しているのでしょうか?

実は太陽系は、2012年12月に一つのサイクルを終えたばかり。2012年の冬に「分離」のキワまで到達し、今から12年前に「統合」のサイクルが始まっています。

地球を含む太陽系は、ここから約1万3000年かけて「統合」を体験することになります。

私と他者の違いを際立たせ、二極に分割してきた時代から、私と他者(あらゆる存在)は根底で繋がっていることを思い出し、それぞれの個性を尊重し合う時代へ。波動的観点では、3次元から5次元へ移行していきます。

「統合」のサイクルの始まりから10年経った頃に人類の意識も大きく変わり始めると言われていて、確かにコロナ以降、この世界の本質に気がつき始めた人がぐんと増えたように感じます。

宇宙には常に無数のパラレルが存在するので、この先「分離」を体験する人と「統合」を体験する人とでは、タイムラインが大きく変わってきます。どちらが良い悪いということではなく、その違いがより顕著になるのが2025年以降なのかなと個人的には感じています。

約1万3000年ぶりの宇宙の一大イベント。この時代に生きている私たちは全員、生きている間に「分離」と「統合」の両方を体験したいと生まれてきた魂です。

もう「分離」の体験は充分味わった!という人は、せっかくならば「統合」のパラレルを体験したいもの。いたずらに不安を煽る情報に踊らされず、まずは自分の中の意識を統合していくところから始めるのが良いかもしれません。

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