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【CIN】Prospects Rankings (C編)

皆さんこんにちは。CINな日常です。

皆さん大好きなProspect Rankingsを作っていきます。あくまで私の考えですが、投手/野手はもちろん、ポジションが違う選手の比較ってめちゃくちゃむずいなと思うわけです。
というわけで、CINな日常が作るランキングは、ポジションごとに以下のTierで分けての評価とさせていただければ幸いです。

Tier1: ASGクラス (WAR5.0-)
Tier2: 上位レギュラークラス (WAR3.0-)
Tier3: 下位レギュラークラス (WAR1.0-)
Tier4: 代替可能クラス (WAR0.0-)

それではさっそくいきます。

Tier2: 上位レギュラークラス (WAR3.0-)


Matheu Nelson (23)

2021年ドラフト CB-Ath 全体35位
評価ポイント:パワー、肩

ガッチリした身体が目立つ、見た目通りパワー型の捕手。NCAA在籍時はSo.まで平凡な成績も、Jr.時に.330/.436/.773のスラッシュラインを記録し、Golden Spikes Awardのセミファイナリストにも選ばれた。打率の再現は困難と思われるが、Jr.時に194ABで24HRの長打力はプロ入り後も期待が高まる。守備については評価が分かれ、ムラの激しさが指摘されている。

Tier3: 下位レギュラークラス (WAR1.0-)


Daniel Vellojin (21)
International FA 2018
評価ポイント:C守備、選球眼

コロンビア出身の左打ち捕手。契約金額はわずか$10,000でお世辞にも当時の期待値が高かったとは言えないが、ここまでソリッドな成績を残している。打席における最大の魅力は選球眼で、2021年にAで73Kに対し72BB。Y.Grandal(CWS)のような優れたアプローチを彷彿とさせる。守備の評価も高く、コンタクトかパワーが磨かれれば、MLBのレギュラーも狙える存在か。


Jackson Miller (20)
2020年ドラフト CB-Bth 全体65位
評価ポイント:アスリート性

高卒の左打ち捕手。アスリートタイプで、高い身体能力を活かしたハイシーリング型のプロスペクトと言える。D.Varsho(ARI)のようなキャリアもありえるか。2021年シーズンは怪我でほとんど出場できず、2022年は再びRkからスタートの予定。上のクラスにもレギュラー級は複数名いるため、時間をかけて育成したい。

Tier4: 代替可能クラス (WAR0.0-)


Mark Kolozsvary (26)
2017年ドラフト 7th 全体197位
評価ポイント:C守備

オリンピックにも参加していたので、コアなファンはご存知かもしれない。NCAA時代は控えも、正捕手の怪我でJr.時に台頭。ほとんど守備でしか評価されていないが、逆に言えばそれだけで40人枠に入るだけの力があるということ。CINの先輩であるT.Barnhart(DET)が将来像か。


Eddy Isturiz (18)
International FA 2021
評価ポイント:???

ベネズエラ出身。情報量が少なすぎるが、両打ちである事は判明している。2021年に契約したばかりの若手で、あと1-2年はDSLで修行か。捕球してからのリリースまでの速度に定評あり。2022年にどこまで成績を残せるかで、今後の扱いも変わってくるだろう。

総括

既にMLBには若手のホープのTyler Stephensonがいて、彼が最低限今年の成績を維持できれば、数年間は捕手に困る事はないでしょう。しかし、そうはいかないのがMLB。もちろん彼の活躍を心から祈っていますが、もし彼が成績を落とすような時、満を持してFAになった時、今回ご紹介した彼らが速やかに入れ替わる事で、穴になりやすいポジションの早急な補強が叶うでしょう。

個人的には、D.Vellojinに高い期待を抱いています。高い守備力はそれだけでチームを支え、加えて特異的な選球眼で、下位打線で十分に存在感を放てるでしょう。

それではまた次回の記事で。宜しければ♡やコメント頂けると嬉しいです。

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