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深大寺本堂に響くバロック・チェロ!チェリスト 上村文乃が今一番弾きたい音楽 公演レポート

6月19日(水)に深大寺本堂にて『深大寺本堂に響くバロック・チェロ チェリスト上村文乃が今一番弾きたい音楽』が開催されました。

発売とほぼ同時に完売した、深大寺での公演。このような感じで、本堂に作られた舞台をコの字で囲むように客席が設けられています。

【曲目】
ダッラーバコ:カプリス第11番
ヤッキーニ:室内協奏曲よりソナタ ハ長調 Op. 3-10
リッチョ:フラウトあるいはコルネットのためのカンツォーナ
ヴィルジリアーノ:バッターリャによるフラウトのためのリチェルカータ
ガストルディ/エイク:この甘きセイレーン
ボッケリーニ:チェロ・ソナタ第6番 イ長調
バーンスタイン:リコーダーとチェロのための8音音階による変奏曲
Trio al Capriccio〜バロックから20世紀にかけての教育用小品を集めたメドレー〜
▼メドレー挿入曲
バルトーク:《ミクロコスモス》より〈ユニゾンで弾く6つのメロディ>第1〜3番、〈並行〉、〈並行とポジションチェンジ〉
ジョゼッぺ・ジャンベルティ:《ウト・レ・ミ・ファ・ソ・ラ》
フィリッポ・バロー二:《第12番(カッコーによるカノン)》
J.S.バッハ:《ゴルトベルク変奏曲 BWV998》より<第18変奏(6度のカノン)》
バルトーク:《2本のヴァイオリンのための44のデュエット》より〈ルーシの歌〉
フランツ・シューベルト:3声のカノン《雪が融け、5月がはじまる》
バルトーク:《ミクロコスモス》より〈保続音をもつカノン〉〈自由なカノン〉
バルトーク:《2本のヴァイオリンのための44のデュエット》より〈ルーシのコロメイカ〉

まず、公演に先立ち深大寺院内僧侶による天台聲明の詠唱がおこなわれました。

(C)K.Miura

そのあと、チェロ奏者の上村文乃さん、リコーダー奏者の菅沼起一さん、リュート奏者の佐藤亜紀子さんが登場。

(C)K.Miura

上村さんはバロックとモダンの2つのチェロを、菅沼さんも5本のリコーダーを演奏されました。

(C)K.Miura
(C)K.Miura
(C)K.Miura

曲間には、曲紹介や使用されている楽器の紹介なども交え、各曲をお聴きになったことがない方も楽しめる内容でした。

3人がとても楽しそうにアンサンブルを奏でられる姿が印象的でした。

本公演は、同じ会場で2回公演が行われ、開演前にはチームCIMFメンバーによる打ち合わせが行われ、お客様の誘導などを行いました。

ご来場いただいた皆さん、ありがとうございました!

(C)K.Miura

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