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OLED : Organic Light Emitting Diode


有機EL(有機発光ダイオード)

正式には有機発光ダイオードと言いますが、一般的に有機ELという言い方が主流です。海外ではOLEDと呼ばれます。
簡単に言うと、特定の有機物に電圧をかけると、有機物が光る現象のことを指します。約30年前にアメリカで発明・研究され、有機物を非常に薄い層に形成することで、光を得ることに成功しました。
1990年代後半に携帯電話やスマートフォン等の小型ディスプレイへの採用が始まり、2010年代に入り大型化も実現しました。有機EL照明としても活用されています。


非常に薄い、役割の異なる有機物の層を積み重ねたシンプルな構成です。完成した有機層の厚さは数百ナノメートル。髪の毛の1000分の1以下という、極めて薄い層です。
その薄い有機発光層をプラスとマイナスの電極ではさみ、電気を流して光を得ます。


有機 EL(OLED) と液晶 (LCD) と比較



有機 EL の特徴


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