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続: 金のフルート?銀のフルート?

先日、フルートの材質についての記事を書いた。

『金のフルート?銀のフルート?』2021年2月3日

フルートの材質とパフォーマンスについての学術的資料を紹介する、と同時に、楽器の材質によって音が変わるという至極一般的な信仰に対して極度に懐疑的なマイノリティである筆者の生き様を共有する、という大変にくだらない記事であったが、予想外に多くの方に読んでいただけたらしく、興味深い反応・コメント等をいただくことができた。

特に、その研究自分がやっています!とTwitter DMにて直接の連絡とともに、学位論文のリンクが送られてきたときには、SNSおもしれえじゃねえかと、柄にもなく時代に感謝してしまった。こういう研究ありますよという紹介ではなく、著者本人からの連絡である。門外漢の筆者による駄文を専門家に読ませてしまった罪悪感から、恐縮の限りを尽くしている。

以下のリンクから全文が公開されているので、ぜひ目を通してほしい。この記事を読んでいる暇人のあなたに言っています。

フルートの材質による演奏者実感と音響特性の差異に関する研究

当該論文を含む、フルートの材質をめぐる一連の実験と議論を踏まえての読書感想文を書くのは、リソースの消費があまりにもMASSIVEであるためまたの機会とする。

ご存じのように、またの機会というのは一生訪れない可能性が高いが、前の記事がそうであったように、なんらかのイデオロギー対立が発生したときに執筆エネルギーが高まるかもしれない。


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