2024.4.14〜20

4月14日(日)

 早出も品出しもない日曜は素晴らしい。おおむね平和だったので焦らず1週間分の雑務を進める。1時間残業。

4月15日(月)

 早起きを断念し、のんびりと身支度をする。先日届いたLIFiLLのpark別注コットニースウェットスカートがとてもいい。色はスモークグレー。タイトな作りなので、下半身にコンプレックスしかないわたしには難しいだろうと購入を見送り続けていたが、思い切ってしまった。丈が長めのトップスと合わせることで解決した。ブラックもほしい。

 明治神宮前へ向かう。日差しが強い。まつげ、眉、うなじを整えてもらう。表参道まで歩き、shozo coffee storeでオーツミルクオレのアイス、コーヒーとチョコのパウンドケーキ。すこし読書。電車でまどろみ、帰宅して掃除。

 20時から絶望ライン工chのYouTubeプレミアム公開。職場のパートさんに教えてもらって去年の冬頃から見始めたのだが、公開のタイミングで見るのははじめてだった。プレミアムコメントの量が凄まじい。まったく追えない。スパチャがあるたびにナイスパというコメントが飛び交う優しい世界だった。

4月16日(火)

 午前中はひたすら品出し。客注。午後はレジに入りふたたび品出し。残業2時間弱。飛び石連休が続いたのでどうしても仕事が溜まってしまう。文庫の発売日と自分の予定に合わせて休みを取ったのでしかたないのだが、リズムが崩れるので疲れる。

4月17日(水)

 昨日までは出かけるつもりだったが、今日を逃すと今月は家で過ごす時間がほとんど取れないことに気づいてやめる。11時頃まで布団の上で過ごし、掃除をする。コーヒーを淹れてチョコをかじる。ファブリックスプレーがなくなりそうだったので、精製水とひばの蒸留水で作る。

 昨日の帰り、無印で買った卓上用のティッシュが便利だ。通常のそれの半分の大きさ。木製のケースも買った。ティッシュは枕元にひとつあるが、取りに行くのにソファから立ち上がるのが面倒なので増やしたのだ。コスメをきれいに拭き、やはり昨日買い足した容器に収納する。増えたリップの住所が決まってよかった。

 誕生日に父が生けてくれた花がほとんど枯れたので(いつのまにか新しい花になっていたが、暑さですぐだめになってしまった)、生き残っていた一輪を花瓶に入れ替えて飾る。

 本を読んだり音楽を聴くことは出先でもできるが、こうしたこまごまとした生活を営むことは家にいないとできないのだと改めて思った。

 津村記久子『つまらない住宅地のすべての家』(双葉文庫)を読んだ。家族とは、生きるとは面倒なものだ、しかし他者が介入することで変化してゆく。津村さんの作品は人の嫌な部分、醜いところも避けることなく、しかし淡々と描く。それでいて希望がある。とても信頼できる書き手だなと思う。

4月18日(木)

 品出しのため早出。かなり余裕を持って職場につき、セブンでカフェラテを買い、30分弱読書してから働き始める。

 今日は店頭で問い合わせを受けることも少なくスムーズに品出しできたが、客注の量が凄まじく、ひとりでこなすのはとても大変だった。フェア準備などで1時間半残業。

 島田潤一郎『長い読書』(みすず書房)を買う。

4月19日(金)

 今日も大量の客注を処理したら午前中が終わってしまった。店頭での問い合わせも電話も多く忙しい。休みの人の分含め、新刊も大量。2時間弱残業。

4月20日(土)

 10時半頃ようやく起き上がり、父の分もコーヒーを淹れる。のんびり身支度をする。暖かすぎて、しかし夜のことを考えると何を着たらいいのかわからない。

 有楽町でyさんと待ち合わせ。ルミネで遅いランチ。エッグベネディクトのパンケーキ。レモンケーキも食べたくて迷っていたらひと口分けてくれた。大好きなBORTONの焼き菓子をもらう。

 会うのは久しぶりだったが、前回に引き続き境遇が似ているので笑ってしまった。お互いの顔が好み!強くなりたいよね、物理的にも、と言い合いながらI’M A SHOWへ。yさんは別のご友人に誘われて来たのだが、まさかの隣の席だったのですこし話に混ぜてもらう。

 『TOKYO春爛漫』。久しぶりの君島さんのライブ。不安定な春、仄暗い春に終始涙が止まらず。こんなにうつくしい夜があるから生きていけると思った。有楽町で逢いましょう。

 終演後はに田まごさんとベトナム料理。鶏肉のフォー、生春巻き、青パパイヤのサラダ、チェーのセット。生ビール。チェーは完食できず。昼食も遅かったのに食べ切れると思った自分が恥ずかしい。気になっていたtrackのオイルをもらう。

 最寄りに着いてもまだ21時だったので、お世話になっている古着屋のイベントに顔を出す。1杯奢ってもらい、重複したステッカーを譲ってもらう。相変わらず甘やかされている。

 帰宅するとさきちゃんから愛のこもった荷物が届いていた。うつくしいカップと、ツルヤの商品。気になっていたドライフルーツもあった。幸せだ。

 

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