2024.3.17〜23

3月17日(日)

 昼過ぎから混み合い、問い合わせも多いが、人員は足りていたので順調に雑務を片付ける。30分残業。

 平日に比べたらはるかに楽な1日だったが、疲れが溜まっていたのか帰宅してからの記憶がない。

3月18日(月)

 客注をひとりでこなし、新人のレジの補助についたら瞬く間に午前中が終わってしまった。品出しの時間が1分もなかった。午後は大量の新刊。事務作業が少なかったので残業は1時間強でなんとか収める。

 帰宅しながらファンタジスタチャンネルのTikTokライブを見る、というより聞く。それだけでも元気をもらう。

3月19日(火)

 9時半ごろ家を出て恵比寿へ向かう。前の店舗の上司と先輩と合流し、ニャーヴェトナムへ。上司の好みは把握しているのでお店はわたしが選んだ。このメンバーで集まるのは2年以上ぶりだ。先輩はもう退職してしまったが、当然職場の話が尽きない。7年以上一緒に働いたので、いまだに共有できるものが多くてうれしい。

 チャイを飲みにuRn.chAi&teAへ。はじめて行くお店なのもあり、方向音痴を発揮して住宅街に迷い込んでしまったが、ブラタモリみたいだね、と笑ってくれた。チャイもキャロットケーキもおいしかった。すこし自分の話をしたところ、仕事量の多さを心配される。お土産を買って解散。また集まりたい。

 大前粟生『ピン芸人、高崎犬彦』(太田出版)のゲラを読んだ。みんな不器用で、もどかしくて、だからこそ好きだった。

 3月20日(水)

 前日の新刊出しのため早出。開店から1時間のあいだに数えきれないほどのトラブルが重なり、一気に疲労がたまる。客注を終えたらもう午前中が終わってしまった。人員は足りていたので午後は穏やかに過ぎる。早出残業合わせて1時間半。

 津村記久子『この世にたやすい仕事はない』(新潮文庫)を買う。

3月21日(木)

 今日も朝からトラブル。昨日よりもベテランが多いシフトだったので、みんなで協力して乗り越える。穏やかに働きたい。新刊は少なめ。1時間強残業。

 帰宅後、3人の親友ひとりひとりと同時に連絡をとっている時間帯があり、さらに3人から新たに連絡がきて、忙しくも愉快だった。

3月22日(金)

 電話が鳴るとため息が出るくらいには忙しい。客注をひとりでこなす。午前中はそれだけで終わってしまった。新刊が少なくて救われる。2時間弱残業。

 松井尚斗『宇宙に花火を。』(KADOKAWA)を読んだ。先日ファンタジスタチャンネルが動画でコラボしたとき、このあいだ小説を出した方だと気付いたのだった。印税はすべて能登半島地震に寄付されるとのことで手に取った。エンタメは夢があっていい。本に文化や芸術ばかり求めてきたからこそ、そう思った。

3月23日(土)

 昼ごろまで寝ようと思ったが9時には目が覚める。軽く昼食をとり、パックをし、丁寧に身支度をして家を出る。

 Yさんと16時ごろ待ち合わせ。夜が長丁場になるので、ごはんを食べてからMちゃんを駅に迎えに行くつもりが、誤った時間を伝えてしまいMちゃんも同時に合流。正直に話して謝る。そのまま3人でお店へ。予約していなくてよかった。満腹になり、開場まで歩いて時間をつぶす。

 NINE ONEというバーで開催されたファンタジスタチャンネルのオフ会へ。少人数の3部制、テーブルがふたつあり、マーちんとミーコがそれぞれのテーブルに座り、途中で入れ替わる形。

 わたしたちのテーブルは4人で、去年行われたマーちんのオフ会で全員面識があった。わたしとYさんは3部まですべて参加予定で、あとのふたりは1部のみ参加予定だったが、Mちゃんは今日来られなくなってしまったTさんのチケットを譲渡してもらう形で、今日はじめて話したSさんはとてもノリがよくてその場でチケットを買ってくれ、みんなで最後までいることになった。もうひとつのテーブルはオフ会らしく黄色い声があがったりして微笑ましかったが、こちらのテーブルは普通の飲み会のような盛り上がり方で、それがとても心地よかった。

 後半はミーコがバイトくんになったり、たくさん写真を撮ったり、高速ビンゴ大会があったり、3部はカラオケでMONGOL800の小さな恋のうたを合唱して締めくくった。たくさん笑ってたくさん飲んだ。

 帰り道、オフ会前にごはんを食べたお店にヘッドホンを忘れてしまったことに気付き狼狽えていたら、その場にはいなかったSさんが率先してお店に連絡してくれ、すぐに取りに行くことができた。舞い上がって失敗ばかりしてしまったが、みんなの優しさに救われた1日だった。ほんとうに楽しかった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?