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【俺のnoteがこんなに読まれるわけがない4】与謝野Xキャンプ 一番濃かった夏

お疲れ様です。だいぶ期間が空きました。最近は雪が積もって地元宮崎では見ることの出来ない冬景色をみることができました。今回はそんな寒い今日とは逆の真夏お話です。みなさん額に汗を流す想像をしながらご一読ください。

与謝野Xキャンプとは

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キャンプと聞いて楽しそうなワイワイ陽キャ集団だと思った人は考えを改めてください。僕がそんなところにいられるわけがありません。Xキャンプを簡単に解説すると京都府内の学生が夏休みの40日間ぐらい、与謝野町に泊まり込んで、自分達がやってみたいこと挑戦したいこと、問題だと思っていることを解決していくインカレサークルとなっています。本当はもっと深い理念みたいなものがあるのですが間違ったことを言うのが怖いのでこのくらいにしておきます。

与謝野Xキャンプに入った経緯

ちょっと前にも書きましたが金髪ロン毛先輩に誘われてみたいなのが始まりでしたが、その時はまあ考えておくわぐらいの気持ちでした。

同時期にDOKKOという学生団体にも入ろうと思っていたのですが(スマブラ目的)そこで新入生がいっぱい来るではありませんか。多分30〜40人はいたと思いますがなんか急に冷めてしまったのです。例えるならインディーズ時代から応援してきたバンドが最近流行ってきてちょっと冷めるみたいなあの感じです。「人と違うことがしたい」と思っていた僕はそんなDOKKOはあまり魅力的に感じられませんでした。

となるとXキャンプという選択肢が出てくるわけでまんまと入ることを決意したわけです。何よりインカレサークルっていうところが大きかったですね。「お前らこの先輩しらないだろ」みたいな感じでイキれそうだったので。

実際入ってみてどうだったのか

僕の場合Xキャンプに1年しか携わることができませんでした。ちょうど1回生の終わりぐらいにコロナウイルスが流行り始め、与謝野に行くことができなかったのです。なので取りまとめて、みたいなことは経験できていません。そんな下っ端の僕が思った感想です。

大変だった7

楽しかった3

という気持ちの配分です。ただ経験の全体量が多いので相対的に楽しくないみたいに見えてしまいますが実際のところすごく楽しかったけどめちゃくちゃ大変だったという感じです。

大変だったところ


・集団生活

繰り返しになりますがXキャンプは夏休みに40日間与謝野町に滞在します。それはつまり学年、性別、学校の全く価値観の違う人たちと集団生活をしなければならないというわけです。いやーーー大変だ。。。

1週間ぐらいは大丈夫なんですよ40日になると話は変わります。当たり前ですが自分達でご飯を作らなければなりません。掃除も洗濯もしなければなりません。僕は一番下だったので常に気を配っている必要がありました。(嘘です。多分めっちゃ 図々しかったと思います、すみません)

寝る時間も基本みんなとなければならないし起きる時間も早い。個人的にはスマブラできなかったのが本当にきつかったですね。あとあれです。全男の子が夜に習慣にしているあれもできませんでした。

集団生活はもちろん楽しいこともありますが、僕にとってはストレスの多いことなんだなとわかりました。


・ご近所付き合い

Xキャンプは地域に受け入れられて初めて活動ができます。僕たちが宿泊していた場所も地域の集会場でした。お風呂も「喜楽屋」さんという旅館が協力してくれ毎日お風呂に入ることができました。そのためXキャンプはそんなする?というぐらいご近所付き合いに力を入れています。例えば、家一軒一軒にピンポンをして「私たちXキャンプと言って…」みたいな感じで挨拶をしたり、地域の行事や飲み会に参加したり。今思えば1つ1ついい思い出ですごく意味のあることだとは思うんですが、当時はなんでこんなことするんだ、めんどくさいなあ。と思っていました。いや本気で笑

挨拶して誰?みたいな顔されるし、おじいちゃんは何言ってるかわかんないし、僕としてはご近所付き合いという概念が全くなかったのでこんなことして何になるの?と思っていました。

ところが地域の人がXキャンプを認知して応援してくれるようになると野菜を持ってきてくれたり、ご飯を作ってくれたり、街を案内してくれたりもう居たせり尽くせりでした。僕はああそういうことかと納得すると共になんかこの地域いいなとしみじみ思うようになりました。

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・プロジェクト活動

Xキャンプの活動の大部分はプロジェクト活動になります。プロジェクト活動をするために与謝野に行くわけです。つまり自分達がどんなプロジェクトをしたくて、与謝野ではこんなことをしなければいけない。ということを前もって計画しておかないとやることがなくなってしまいます。そのために夏キャンプ以前からプロジェクトの内容を確立しておかなければなりません。週に1回のミーティングでそれぞれのプロジェクトの内容を聞き、こうした方がいいんじゃないと議論を交わすのがXキャンプです。

さて実際にどうだったかというと毎日することを探すので精一杯でした。

夏キャンプのちょっと前にプロジェクトの内容を180度変えてキャンプに臨んでしまったものですからえっと、どうしようっていう。他のみんなはヒアリングとかイベントとかをしているのか何もしないのは申し訳ないし、単純に暇だし。初めての夏キャンプだったので行く前はなんとなくやることが用意されているのかなとか思っていたんですけど、自分で見つけなければならないとは… この時ぐらいに学ぶ環境は最初からあるのではなく、自分で作っていかないといけないんだな、と考えるようになりました。

そうこう言っていても暇なだけなのでとにかく行動をしようと思いました。ちょっと遠くで行われているイベントに自転車を走らせ、社長さんに突り、お話を聞かせてもらったり、先輩方とひたすら話して糸口を見つけたり色々しました。

最終的な成果としてはあんま納得のいくものではなかったですが過程を見たときすごく価値のある期間だったなと思います。

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楽しかったこと

さてさんざんXキャンプ辛いみたいなことを書いてしまいました。このままだと消されかねない… ちゃんと楽しいと言うことを述べてフォローします

・たくさんの出会いと別れがあったこと

多分Xキャンプに入らなかったパターンの夏休みはバイト、実家、友達ぐらいの関わりしかできませんでした。Xキャンプでは言ってしまえば半強制的にさまざまな人と関わることになります。それがくそインキャだろうと関係ありません。そんな環境に身を投じることにより関わりの総量を増やすことに楽しみを見出すことができます。Facebookの友達が増えていくみたいなそんな快感です。それが地域のおじさん、おばさん、子供でもサイダーを認知してもらえていることにすごくいいなーって思っていました。

高校まで物凄く閉鎖的な環境にいたものですから、一つ一つの出会いが新鮮で、言ってしまえば夢のような時間でした。

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・子どもたちとの出会い

僕の大学生活の大部分は「ふく子屋」という子どもにアプローチする学生団体なんですが、きっかけを作ってくれたのは与謝野の子供たちだったりします。

最初はキャンプメンバーが朝のラジオ体操に乗り込んだのがスタートでした。子供たちはラジオ体操終わりにサッカーをするのが定番らしく一緒にする流れになりました。単純に楽しかったです。

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それから地域のお祭りに参加したり、僕たちのイベントに来てもらったりと、子供と関わるのってこんなに楽しいんだと思いました。多分あの時の経験があったからふく子屋でも、一番大事なものを忘れずに活動できたのだと思います。

・すみません、ネタ切れです

文章を書くときにあんまり構成とかを考えないんですけど、大変だったことの裏を返せば楽しかったことになるんですよね、つまり楽しかったことが被ってしまいます。なので大変だけど楽しかったみたいな雰囲気で読んでください。

まとめ

長く取り止めのない文章になってしまいました。2年前のことだし思い出すの結構難しいんですよね、思い出は美化されると言いますがそれでもうっわー大変だったけど楽しかったーと言えるのがXキャンプかなと思います。1日1日のカロリーが重く、全てが新鮮で今まで生きてきた中で1番内容の濃かった夏だと言えます。そんな感じで今回は終わりにします。ありがとうございましたーー!

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