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STOP!インボイス

最近、ぼくの住んでいる街で2件の本屋が閉店をした。
1件は創業90年以上もの歴史のある本屋。
もう1件は大きな道路沿いのビルの一階にある本屋だ。

2件とも思い出のある本屋さんで、偶然にもその2件の本屋には共通することがある。
ぼくの逃げ場だったと言うことだ。
モヤモヤと悩んでいる時に本を買って公園で読んで過ごした思い出や、最近ではなかなか無い立ち読みができる本屋だった。
どうしようもない気持ちになった時、何度か立ち読みをさせてもらっていた。
何も言わずに見守ってくれていたお店の人、あの日読んだ漫画にどれだけ救われただろう。
初めは閉店だと知らずに、休みなのだと思っていた。だけどいつまで経っても閉まったままで、ある日「鍼灸整骨院 近日 NEW OPEN」の貼り紙が貼られていた。
寂しさが込み上げた。

街の中のひとつの文化が消え、街の色が変わった。

2023年10月1日から導入されようとしているインボイス(適格請求書)制度
消費税は「預かり税」だとメディアでも言っている。全くの嘘だ。
(平成元年(ワ)第5194号損害賠償請求事件、サラリーマン新党のサラリーマンが起こした東京地裁平成2年3月26日判決)
バブル崩壊後から続く不況(失われた30年)に続き、コロナ不況に物価高。
インボイス制度が始まれば多くの中小企業、個人事業主やフリーランスに負担を強いられ、廃業に追い込まれる。
忘れてはいけない。
日本の経済が個人事業主に支えられているのはお金だけではない、そこから生まれる多様な文化がまた新しい何かを生み出し生活をカラフルにしているのだ。

9月24日 インボイス制度反対キャンペーン「STOP!インボイス」のオンライン署名
52万筆超。
全国世論調査で内閣支持率は25%の横ばいの過去最低タイ(2023.9.19 毎日新聞)
岸田文雄内閣総理大臣
今こそ『決断と実行』の時です。
「聞く力」で、この国の最高権力者の国民の声を政策に反映させるという政治の原点を実践してください。

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