コロナになったときのナレッジ

7/18(日)の22時に発熱があり、それからコロナ陽性が判明しました。
いま東京で感染爆発が起きていて誰でもかかりうるので、これからコロナに感染してしまう人のためにナレッジを書きます。

■day0 経路不明で感染

僕がかかったデルタ株は潜伏期間が2-3日らしいので、7/15-7/16のあたりに感染しているはずですが、その期間僕は誰ともご飯に行っていません。そもそもその2日間、在宅勤務でほとんど外に出ていません。徒歩5分圏内のコンビニとスーパーに行った程度です。

■day1 PCR検査までの流れ、病院の選び方

・会社に連絡
日曜から月曜にかけての夜中、39.7度の熱が出たので、朝7時頃とりあえず会社に休みの連絡をいれました。あとコロナじゃなくても熱が高すぎるので2営業日は最低休むことになるだろうということも伝えました。

・東京都発熱相談センターに相談
その後「東京都発熱相談センター」に電話したところ、家の近くの発熱外来を3件紹介してくれました。なお同センターは電話してから2.3コールで電話に出てくれました。
発熱外来は今かなり混んでるので、予約した方がいいと言われましたのでその通りにしました。また病院までは交通機関は使うなと言われたので、40度の熱がある中フラフラになりながら歩いて病院にいきました。

・クソ病院に注意を
なお病院の中には、PCR検査を受けるまでに「抗原検査」や「血液検査」をしてからじゃないとPCR検査をしないというクソ病院があります。
病院によって方針が異なるそうですが、とりあえずPCR検査以外は有料です。(正確には、PCRが無料なのは医師が必要と判断したときなので、無症状の人が自ら受けにいくと有料)
なので発熱外来に電話する際には検査方法を確認するとよいです。

・帰り道にスーパーで大量のポカリを買う
このときはまだ自分がコロナとは思っておらず、帰り道にスーパーで大量のポカリとご飯を買いました。後述しますがこれが外出のラストチャンスだったので、買っておいてよかったです。これ以降外出はできなくなります。

■day2 検査から結果報告まで

・結果連絡あり
検査を受けると、「2日後までに陽陰いずれの場合でも病院から連絡ししかかしかくます」と伝えられます。
実際には翌日火曜のお昼過ぎに連絡がきました。陽性の人には早めに連絡がいくのかも。
とりあえず、そこで言われたのは3点です。
1.いまから家から一歩も出るな
2.後から保健所から電話くるからよろしく
3.保健所混んでるから電話は明日になるかも

・味覚に異常あり
なお、day2の午前、プリンを食べたらなんか味が薄い気がしましたが、ポカリの味は明確に感じていました。熱で味覚がおかしいのかな?くらいの印象でした。なお、味があるのはここまででした。この日の午後から味覚がなくなりました。あと嗅覚も。

■day3 保健所から連絡あり。ホテルは選ぶな。パルスオキシメーターを申請せよ。

保健所から連絡がありました。この電話で言われたのは3点です。
1.コロナ前に何してたかの事情聴取は明日します
2.入院か、ホテルか、在宅療養ができますが、僕は基礎疾患(糖尿病など)がないため入院はできません。ホテルか在宅どちらがいいか?
3.在宅の場合、飯を送ることができるか、希望するか?

・在宅療養を選択せよ
ホテルか在宅かですが、在宅の方がいいです。容態が悪化した場合、在宅の人を優先して入院させてくれるからです。ただ、飯が家にないとかならホテルに行くのもありかもです。結局ぼくの家に飯が送られてきたのはday6でした。

・パルスオキシメーターを申請せよ
パルスオキシメーターとは指から酸素濃度を測る機械で、95を下回ると即入院できます。
しかしこれは自分から言わないと貸してくれないので、自分から言いましょう。すぐに送ってくれます。

なお、この日から外出OKがでるday11まで、土日もなく毎日保健所から電話がかかってきて体調確認をしてくれます。保健所の方には頭が上がりません。

■day4 しんどさのピーク。保健所から事情聴取の電話あり

・聞かれる内容
保健所から、コロナになる前に人と飯食ったか、またそのあと人と会ったかの聞き取りの電話があります。
ですが質問はかなりあっさりしていて、仮にここでもし僕が嘘をついてたとしても、保健所にバレることは絶対にないなと思いました。

・しんどさのピーク
体調死んでました。しんどさのピークでした。倦怠感につつまれ、喉も激痛で、頭も痛く、さらに腹痛まで襲ってきました。
あまりのしんどさでまとまった睡眠はとれません。3時間が限度です。3時間たつとしんどくて自動で目が覚めます。眠いのにしんどすぎて寝れない地獄が続きます。食欲は全くありません。この日まで、固形物はほぼ食べていません。

■day5 ようやく眠れる。回復に向かう

・睡眠がとれるように
この日からようやくまとまった睡眠がとれるようになり、今までの疲れから爆睡しました。また熱もカロナールを飲むと38度を下回りました。

■day6 東京都から大量のソース焼きそばが送られる

・ようやく東京都から飯くる
3箱の食料が届きます。10日分とのことです。
1箱目は水に戻して食べるタイプのサラダ、かっぱえびせんやポップコーンなどのジャンクフード、水2本、マヨネーズ。
2箱目は大量のソース焼きそば、チンするご飯、レトルトカレーと野菜ジュース2本。
3箱目はパスタ、パスタのソース、コーヒー1本、ツナ缶。
上記以外にもいろいろ入っていました。
テンションが上がりましたが、味はしません。

オリンピックのおかげで暇がつぶませました。

■day7 薬を飲まなくても平熱に

ついに薬を飲まずして36度台になりました。
しかし喉の痛みはあります。またたまに悪寒がきます。

■day8 仕事ができるくらいの体調に

在宅で仕事ができるくらいの体調になりますが、上司の判断で、急な容態変化があるとまずいのでもう数日休めということになりました。

■day11 保健所から外出オッケーの電話あり

保健所から外出オッケーの電話がありました。
外出OKというのは、人にうつさないってことですか?と聞くと、いやさすがに人にうつす状態で外出OKっていうわけないですよねみたいな反応で、まぁ確かにと思いました。
が保健所がそうは言っても、当然外出を嫌がる人もいるので、その人たちの気持ちにこちらから歩み寄って配慮してあげる必要もあると思います。

■最後に

いまも味覚と嗅覚はありません。
デルタはまじで誰でもなりえます。
ワクチンみんな打ってください。
しんどいというのもありますが、最悪死ぬかもと思って怖かったです。
あと心配してくれた友人たち、本当にありがとうございました。
わざわざラインをくれたり、Twitterでリプくれたり、中には荷物を送ってくれたひともいました。
ぼくは全員の名前とどんなメッセージをくれたか覚えています。
ありがとうございました。

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