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団塊ジュニアはひとりっ娘8

※7はこちら https://note.com/churu/n/n38f0066f21b3

小規模多機能ホーム

ご存知ですか?大阪だけの話になるかもしれませんが、居住区にある施設で1ヶ月トータルで介護保険内で訪問、通所、お風呂、通院送迎(事業所による)、お薬の管理等、複数の事業所で診てもらうのでは無く、一括でお世話になれる(ほかの区在住の場合受け入れて貰えない)というメリット。

デメリットは
・どこの事業所でも言えるかもしれないけど、スタッフさんの入れ替えが激しい(ここは報連相が出来てなかった )  ので、同じお願いを何度もお願いしたけど、改善されないことが多々あった
・リハビリ的なサポートはない
・深く関わるからこそ、深く傷つく言葉を吐く人もいる
・利用したい事業所が居住区内にないと、利用できない

本当は個人的に思う事はあるのですが、その想いがこの事業形態特有なのかわからないのです。

当時の父はまだ62歳。介護される気は無い。でも身の回りの世話をして頂き、お風呂を頂くという事で納得してくれて…。週に1度の通い。週に2度の訪問をしてもらっていた。
それでも介護保険が残っているので「生活介助」と「身体介助」を組み合わせ、お散歩に連れ出してもらったりもしていた。

※この「生活介助」と「身体介助」の認識がなく、混乱したり時には父は怒ったりすることになるのです…

その頃父は、1人でコンビニに食事を買いに行ったり、同じ通りで徒歩数分の我が家に遊びに来たりは出来ていたのです。
まだ幼稚園児の孫の登園バスを見送りに来ては号泣し、孫からうとまれるようになってしまう…(感情失禁といい、コントール出来ない状態)

元気そうに見えても、脳外科から退院後の父は手足の痺れや首の痛みに悩まされていました。
整形外科で診察を受け、首にヘルニアがある事が分かりました。
原因は「脳外科で拘束された時に暴れたからでは無いか?」と言われたのです。
ここから鍼灸院への通院が始まりますが、なんとか自立した生活も出来ていたのです。

認知症?なにそれ?アルツハイマー?なにそれ?みたいにハテナの多い診断に疑問を持ちながら精神科にも通いました。(ご存知ない方も居られるかもしれませんが、認知症は精神疾患を扱う心療内科や精神(内)科などに通院します)

そんな生活に少し慣れて1年ほどたち…ヘルパーさんから連絡が入りました。

お父さんが斜めにしか歩けないので、脳梗塞が危惧されます!至急病院に連れていきましょう!

と。

その場で近くの脳外科がある病院に「診察して貰えないか?」と問い合わせたら、救急車呼ばれても今先生が空いてないから明日朝イチで来てください。という回答。

翌朝、ヘルパーさんと一緒に病院に行くと、診断は

脳梗塞

だった。

どうして症状が出てすぐ来なかったのか?!と医師に聞かれた時、前日の対応を伝えた。医師はただ黙って俯いてカルテに何か書き込んだ。

父は即入院した。

色々検査をした結果と、前年の「脳出血」のレントゲンデータを持っていたので合わせて見て頂いた。

父の脳には数え切れない「脳出血の痕」があり、出血しやすい脳内の血管であるため、(脳内血管奇形が確認されました。それも原因らしいです。)
「多発性脳出血」と言われ、血が固まりやすくなる薬を飲んでいた。

でも脳梗塞は血管内の血流が滞り流れなくなる…
血流を良くする薬を飲めば脳出血の呼ぼうができない。
脳出血の予防をすれば脳梗塞になりやすい。
結果、どちらの薬も飲めず、とりあえずその時の脳梗塞の治療のため入院してたのです。

その時 同室だった人達が父を焚き付けた。

お酒飲んでも飲まなくても病気になるなら呑んだらいいやん

退院後、父はお酒を隠れて飲むようになったのです…
ヘルパーさんの目の前でお酒を買い、その場で一気飲み。

私はその店の店員さんと親しくして居たので、父にお酒を売らないようにお願いしたのです…。

そこから父が少しずつ壊れていきました…

つづく

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