デッキ紹介【昆虫サクリファイス】
CP20で登場したこのカード、ランク3でありながら高い守備力を誇り、モンスター効果無効と昆虫族の特殊召喚と至れり尽くせりなモンスターです。ちなみにアニメ版だと素材が3×3だったのでとても扱いやすくなっていますね。
今回はこのローカストキングを活用したデッキを紹介します。
1. デッキレシピ
2. デッキコンセプト
コンセプトはずばり、「パラサイトフュージョナーでミレニアムアイズサクリファイスを出す」です。
ミレニアムアイズは私のお気に入りのカードで、登場時から専用サポートを取り入れたデッキを使い続けていました。しかし、4月に簡易融合が制限になったため、ミレニアムアイズを場に出すこと自体が難しくなりました。そこで別の融合召喚手段として、パラサイトフュージョナーに着目しました。
パラサイトフュージョナーは昆虫族であるため、昆虫族の豊富なサポートカードを利用して特殊召喚し、効果の発動を狙っていきます。中でも、B・Fは優秀な効果を持つモンスターが多く、デッキの主軸を担っています。
3. 戦術と展開例
パラサイトフュージョナーの融合召喚は場で行うためディスアドバンテージになりがちです。なので、序盤は融合召喚は積極的に狙わずにリソースを蓄える準備をします。ここでの最重要カードが毒針のニードルで、サーチ効果により後続を確保しつつモンスター効果無効効果で相手を牽制していきます。準備が整ったらパラサイトフュージョナーの展開に入ります。このデッキでパラサイトフュージョナーを特殊召喚できるカードは
・早撃ちのアルバレスト
・ローカストキング
・熾天蝶
の3体です。
アルバレストはニードルでサーチでき、パラサイトフュージョナーを蘇生することでミレニアムアイズか召喚獣ライディーンを融合召喚できます。また、ニードル蘇生からピンかツインボウをサーチして特殊召喚すれば場に昆虫族が3体並ぶため、ピコファレーナの効果を使いつつ熾天蝶に繋ぐことができます。
ローカストキングはモンスター効果無効後に自身の表示形式を変えることでパラサイトフュージョナーを特殊召喚でき、融合召喚したモンスターとで二段構えの妨害が可能になります。
熾天蝶は上述のアルバレストでニードル蘇生させる動きから出すだけでなく、ハリファイバーとリクルートしたニードルとで出すことで初動にもなります。
このように、昆虫族のサポートカードを生かしてパラサイトフュージョナーを特殊召喚し、融合モンスターでの制圧により勝利を目指します。
4. 採用カード解説
このデッキのキーカード。レベル1であるため金華猫やワンフォーワンにも対応していますが今回は入れていません。金華猫はアルバレストと召喚権を食い合います。ワンフォーワンは一見よさそうですが、パラサイトフュージョナーの場での融合と手札コストも相まってディスアドバンテージになりがちです。
ちなみに、ミレニアムアイズと同じ融合素材で時の魔導師を出せます。場に維持したいミレニアムアイズと兼ね合いは悪いですが、ミレニアムアイズでは返しにくい劣勢を巻き返せるので十分採用候補です。
このデッキのアドバンテージ源。単体でもハリファイバーやピコファレーナになれるので、終始腐ることはまずないです。
ちなみに「1枚でゴヨウディフェンダーを出せるカード」の1枚で、当初はゴヨウディフェンダーも入れてましたが、EXデッキの圧迫がきつすぎるのでやめました。強いんだけどね。
中盤以降の展開役。
主にパラサイトフュージョナーやニードルを蘇生させます。
ツインボウと違って制約がつかないため、昆虫族以外を展開するならこっち。
以前は制約により使いにくかったカードですが、ローカストキングの登場で超強くなりました。発動後にかかる制約であるため、守備表示で置きたいローカストキングとの兼ね合いもよく、素材に最適です。
一度緊急テレポートやケルビーニで墓地に置いておけば、ツインボウを特殊召喚するだけでローカストキングになれます。制約も発動タイミングに気をつければあまり気にならないです。
動きの遅いこのデッキでは扱いやすい妨害罠です。奪ったモンスターはパラサイトフュージョナーの融合素材にして処理します。
相手ターンにパラサイトフュージョナーやミレニアムアイズを蘇生させるだけでなく、ローカストキングを蘇生させれば次のターンに効果の発動を狙えます。
融合先その1
このデッキの切り札。ローカストキングでパラサイトフュージョナー特殊召喚して出せばモンスター効果を2回無効にできます。
融合先その2
戦闘に弱いミレニアムアイズと並べるといい感じです。
融合先その3
融合モンスターを素材にするため少し重いですが、先の2体で処理しきれないモンスターの除去を担います。
強い
無理にパラサイトフュージョナーの融合素材にするよりは維持した方が強かったりします。
①の装備効果はパラサイトフュージョナーを落としたり、応戦するGを装備して増殖するGをサーチするのに使います。
②でアルバレストや熾天蝶を使い回せるため、持久戦にも強いです。
ハリファイバーから繋いでニードル蘇生させたり、ピコファレーナから繋いでパラサイトフュージョナー蘇生させたり。
このデッキの数少ない打点要員。
熾天蝶から繋ぐのを考えるとヴァレル系よりはこっちの方が出しやすいかと思いました。
ミレニアムアイズと並べるとあちらを攻撃から守ってくれるので強いです。
5. おわりに
ミレニアムアイズは本当に好きなカードで、登場からずっと型を変えながら使い続けています。去年の熾天蝶の登場から現在の昆虫族の型で使っているので、今回のローカストキングの登場は嬉しいですね。
CP発売日に早速身内とデュエルしてみましたが、打点の無さが浮き彫りになったのでそこを中心に改良しました。しかし依然として融合モンスターでの対象耐性を持つモンスターの処理に苦労するので課題は多いですね。
とりあえず
簡易融合返して
ではまた。
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