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フォーマッドエクシードでできることver2.0


どうも、歩く教会です。 
ふと、昔この記事を書いてから2年経ったのかと思い、

あれから《リンクロス》は速攻で禁止になったため前回紹介した展開はできなくなり、現行リミットレギュレーションではついに《水晶機巧-ハリファイバー》が禁止になりそれハリラドンでよくねとも言われることもなくなり、そして何より2年間の間に多くのカードが登場しました。そこで、今フォーマッドエクシード展開って何ができるんだろうと考え、リニューアルということで今回記事を書くことにしました。

まずはおさらいということで

フォーマッドエクシードとは、

《フォーマッド・スキッパー》1枚からリンク召喚をし、サーチした《パラレルエクシード》を特殊召喚しての展開

のことを私が勝手にそう言っています。

前回記事を書いた時点(2020年6月頃)では登場していなかったカードを中心に、フォーマッドエクシード展開を紹介していきます。


溟界


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《パラレルエクシード》で《キングレムリン》をX召喚し、溟界の展開をします。《セリオンズ"エンプレス"アラシア》の登場により、2体目の《キングレムリン》からサーチするレベル8爬虫類族の選択肢が増えたのが大きいです。

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一応、以前から、特殊召喚しやすいレベル8爬虫類族としては、《邪龍アナンタ》と《覇蛇大公ゴルゴンダ》が存在していました。

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しかし、《邪龍アナンタ》は墓地とフィールドの爬虫類族を全て除外してしまうため《溟界の黄昏カース》が場に残らずランク8のX召喚ができず、墓地リソースも失うため使いづらさがありました。《覇蛇大公ゴルゴンダ》に関しては特殊召喚にフィールド魔法が必要になり、フォーマッドエクシード展開において《転生炎獣ベイルリンクス》と《転生炎獣の聖域》を用いる必要がありました。《セリオンズ"エンプレス"アラシア》の登場によりフィールド魔法を入れる必要はなくなりましたが、一方で、《覇蛇大公ゴルゴンダ》はフィールド魔法が残っていれば毎ターン蘇生してランク8のX素材にできるのでデッキと相談という感じですね。


斬機


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《パラレルエクシード》で《塊斬機ダランベルシアン》をX召喚し、《斬機サーキュラー》をサーチして展開します。

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《斬機サーキュラー》の登場により従来のサイバース族展開より場に出せるモンスターが1体増えるため、展開の選択肢の幅が広がりました。

前回は《スプラッシュ・メイジ》《トランスコード・トーカー》を使い3体素材の《ジ・アライバル・サイバース@イグニスター》をリンク召喚する展開を紹介しました。つまり、リンク素材6体分が用意できるということです。

また、《転生炎獣ベイルリンクス》《パラレルエクシード》×2と、サイバース族が3体並ぶため、《スプラッシュ・メイジ》+《アップデートジャマー》で攻撃力4300の《アクセスコード・トーカー》による2回攻撃でワンキルはできました。

が、《斬機サーキュラー》の登場によりリンク素材7〜8体分を用意できるようになりました。

《パラレルエクシード》×2の部分が《塊斬機ダランベルシアン》+《斬機サーキュラー》になり、《塊斬機ダランベルシアン》の効果で《斬機シグマ》を特殊召喚して《斬機サーキュラー》の効果で《斬機方程式》をサーチすることで1体分リンク素材が増えます。さらに、メインモンスターゾーンの《アップデートジャマー》のリンク先にリンク召喚をしてEXモンスターゾーンを空けることで《斬機シグマ》を蘇生できるようになり、もう1体リンク素材を増やせます。

ただし、《斬機サーキュラー》の制約でモンスター1体でしか攻撃できないため、結局のところ《アップデートジャマー》を絡めた2回攻撃がベターかと思います。


クリフォート・ゲニウス


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《パラレルエクシード》で《エクソシスター・ミカエリス》をX召喚して《エクソシスター・バディス》を手札に加えます。《エクソシスター・ミカエリス》に《旋壊のヴェスペネイト》を重ねて《クリフォート・ゲニウス》をリンク召喚し、次のターンに《エクソシスター・バディス》で《クリフォート・ゲニウス》の効果を起動します。

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前回の記事でも紹介した通り、ランク4のXモンスターは《旋壊のヴェスペネイト》を重ねることで、「閃刀姫」リンクモンスターと合わせて素材に機械族縛りのあるリンクモンスターをリンク召喚できます。

なお、《クリフォート・ゲニウス》の効果は「時の任意効果」であるため、《エクソシスター・バディス》をチェーン2以降で発動するとタイミングを逃します。

《エクソシスター・バディス》は本来相手が墓地からカードを移動する効果にチェーンして発動するのが強力なのですが、上述の通り《クリフォート・ゲニウス》の効果がタイミングを逃して発動できなくなります。

なので、相手の効果にチェーンして《エクソシスター・バディス》を発動するか、《クリフォート・ゲニウス》の効果を発動するかで二者択一になってしまうのが惜しいところです。


無限起動要塞メガトンゲイル


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先述の斬機の応用です。

《塊斬機ダランベルシアン》の効果で他のモンスターをリリースするのがミソです。

2体目にレベル4モンスターを供給できるランク4のXモンスターをX召喚することでランク4のXモンスターが3体並びます。

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3体目のランク4のXモンスターの効果は展開には直接関係がないため、任意のランク4のXモンスターを出せます。《キングレムリン》や《御影志士》などサーチ効果持ちの他にも、《No.41泥酔魔獣バグースカ》のように《無限起動要塞メガトンゲイル》で蘇生して強いXモンスターを出すこともできます。


スケアクロー


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《フォーマッド・スキッパー》で《スケアクロー・ライトハート》をリンク召喚し、そこからリンク2のリンク召喚をして《パラレルエクシード》を特殊召喚します。

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さらに、《肆世壊の新星》で《スケアクロー・ライヒハート》を蘇生できるため、フィールドにはリンク2のリンクモンスター、《パラレルエクシード》×2、《スケアクロー・ライヒハート》が並び、様々な展開が可能になります。《パラレルエクシード》×2と《スケアクロー・ライヒハート》を守備表示で出しておくことで《肆世壊=ライフォビア》の破壊効果も使えるのも強いです。

展開の一例として、リンク3の下に《コードブレイカー・ウイルスソードマン》をリンク召喚することでコードブレイカー展開ができます。

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コードブレイカー展開については以前記事を書いているのでぜひご参照ください。

コードブレイカー展開において、リンク2とランク4のモンスターによっては、素材縛りのあるリンク3のモンスターを用いることもできます。

例えば、《王神鳥シムルグ》を出す場合はランク4は《RR-フォース・ストリクス》をX召喚し、《道化鳥ラフィンパフィン》や《RR-シンギング・レイニアス》を手札に加えて特殊召喚すれば、《王神鳥シムルグ》の下に《コードブレイカー・ウイルスソードマン》をリンク召喚できます。 

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また、《天空神騎士ロードパーシアス》を出す場合は、リンク2は《アーティファクト・ダグザ》をリンク召喚し、ランク4は《ゴーストリックの駄天使》をX召喚して《ゴーストリック・ショット》を手札に加えれば、《天空神騎士ロードパーシアス》の下に《コードブレイカー・ウイルスソードマン》をリンク召喚できます。

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コードブレイカー展開の他にも、リンク2は《クロスローズ・ドラゴン》をリンク召喚し、ランク4は《六花聖ストレナエ》をX召喚することで、《クロスローズ・ドラゴン》で《六花聖ストレナエ》をリリースすることができます。

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おわりに

今回はメインの枠をあまり取らない、シンプルな展開例を紹介しました。

溟界、斬機、ゲニウスについては、

《キングレムリン》→溟界

《斬機ダランベルシアン》→《斬機サーキュラー》

《エクソシスター・ミカエリス》→《エクソシスター・バディス》

と、それぞれランク4のXモンスターの効果でサーチできるカードから展開を考えました。

スケアクローについてはただただ《スケアクロー・ライトハート》が壊れてます。

フォーマッドエクシード展開は

・《パラレルエクシード》でX召喚するランク4のXモンスター

・《フォーマッド・スキッパー》でリンク召喚するリンク1のリンクモンスター

が新たに登場すればその度に選択肢が増え、様々な展開が可能になる可能性を秘めています。特に、リンク1でありながらサーチ効果を持つフィールド魔法をサーチできる《スケアクロー・ライトハート》の登場は衝撃的でした。 

また、《Into the VRAINS!》の登場により、《フォーマッド・スキッパー》の弱点であった、召喚権を使う点やリンク召喚の無効化を解消できるようにもなりました。

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あなたのデッキにも、フォーマッドエクシード展開を取り入れてみてはいかがでしょうか。

ではまた。


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