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デッキ紹介【Combat of Inferno】【遊戯王Advent Calendar8日目(夜)】

こんばんは。歩く教会です。

この記事は遊戯王Advent Calendarの企画記事になります。


これまで投稿されてる記事はユニークなものが多く楽しく読ませてもらっていますが、今回の私の記事はゴリゴリのデッキ紹介記事です。

さて、今回紹介するのは今年の2月に作ってそれ以降愛用している、覇道星シュラのデッキの紹介です。

1.デッキレシピ

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2.デッキコンセプト

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このデッキでやりたいことは、天融星カイキを用いた融合召喚及び覇道星シュラの融合召喚です。

天融星カイキの墓地から特殊召喚する効果の発動条件を満たしやすくするのと、覇道星シュラに耐性を付与するために焔聖騎士と組み合わせました。

また、カイキをP召喚で特殊召喚でき、炎属性戦士族にアクセスできるイグナイトをデッキの軸にしています。

3.天融星カイキについて

天融星カイキを運用する上で欠かせないことが2点あります。つまり、

・天融星カイキを墓地に用意する

・フィールドに元々の攻撃力と異なる攻撃力を持つレベル5以上の戦士族モンスターを用意する

この2つを1枚で満たせる素晴らしいカードが最近登場しました。



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情報公開された時は舞い上がりました。一瞬だけ。

というのも、そもそもカイキを相手ターンに蘇生しての融合召喚だけでシュラを出す場合、単純に考えてイダテンを融合した次のターン以降にイダテンが生き残っていないと出せません。耐性や制圧効果を何ら持たないイダテンを出したところで生き残るのを期待するのにはかなり無理があり、せいぜいレベル5戦士族を手札に加えるだけで終わりがちです。

カイザは1枚でカイキを落としつつカイキの蘇生条件を満たせるものの、結局のところシュラの融合召喚に即座に繋げられないのでシュラを軸にする上では必須とまでは言えないのが実情です。

ならば、カイキを使ってシュラを出すにはどうすればいいのか?

自分ターンにイダテンを出し、次の相手ターンにシュラを出せばスムーズに出せます。

イダテンを出す際にはカイキは必須ではなくて、イダテンでカイキをサーチして、イダテンの効果でカイキ捨てて攻撃力アップさせればよいですね。

つまり問題となるのは、イダテンの融合素材であるレベル5以上の戦士族モンスター×2です。

4.イグナイトについて

イグナイトは前述のイダテンの融合素材となる「レベル5以上の戦士族」としての役割だけでなく、初動及び切り札のサーチ、カイキのP召喚と様々な役割を担えます。

イグナイトのPモンスターはレベル3〜6の各レベルにPスケール2と7のモンスターがそれぞれ存在しますが、今回はレベル4〜6をフル採用しています。

レベル5以上のものは召喚師のスキルに、レベル5以下のものは焔聖剣デュランダルによるサーチに対応しているためPスケールを揃えるのは容易いです。

初動については、イグナイトのP効果で昇華騎士エクスパラディンをサーチして

エクスパラディンでチューンナイト装備して特殊召喚、イゾルデをリンク召喚、イゾルデでイグナイトをサーチ、デュランダル落としてリナルド特殊召喚、リナルドでデュランダル回収してイグナイトサーチしてPスケールを揃える

ことで最初にエクスパラディンをサーチする際にP効果で破壊したイグナイト2体をP召喚できます。手札にカイキがあればここでP召喚することで融合召喚できます。

P召喚後はP効果を発動してもいいので、リナルドをサーチしてチューナー扱いで特殊召喚してS召喚したり、ゴッドフェニックスギアフリードをサーチしてアタッカーと妨害を増やすこともできます。


5.焔聖騎士について

メインデッキの焔聖騎士の内、以下の3体は墓地から自身を戦士族モンスターに装備する効果を持ちます。

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オジエは効果破壊耐性、モージは戦闘破壊耐性、オリヴィエは相手の効果の対象耐性を装備モンスターに付与できます。

中でもシュラにオリヴィエを装備すると強力です。

シュラは効果により戦闘に強く、効果で破壊されてもイダテンをEXデッキから特殊召喚できるので、かなり強固な布陣になります。

壊獣やトリシューラやNAsHなど、対象を取らない破壊以外の除去はやめてください死んでしまいます。

また、モージは墓地へ送られると戦士族炎属性のモンスターか聖剣を戻してドローができます。なので、戦闘破壊耐性を付与するよりは、ドロー目当てで適当なS素材やL素材になるモンスターに装備することの方が多いです。チューンナイトをデッキに戻して後続のエクスパラディンの効果を使えるようにすることもできます。

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効果モンスターのローランはカイキ及びギルティギアフリードとの相性の良さが光ります。

まずカイキとの相性の良さについては、ローランを装備したモンスターの攻撃力がアップするので、レベル5以上の戦士族に装備させればカイキの蘇生条件を満たせます。そして、装備モンスターでも手札のローランでも、融合素材で墓地へ送ればサーチ効果で後続を確保できます。カイキが蘇生して融合召喚するのは相手ターンなので、ローランのサーチ効果の発動タイミングがエンドフェイズで遅いという点もあまり気になりません。

そしてギルティギアフリードとの相性の良さについては、自身を手札から装備する効果をギルティギアフリードを対象に取って発動することで、ギルティギアフリードの破壊効果のトリガーとすることができます。効果が無効になるためローランは手札に残ったままとなり、ギルティギアフリードが生き残れば毎ターンフリチェで選んで破壊の除去を行えます。

また、イゾルデでデュランダルを落としてリナルドでサルベージする動きで、デュランダルを引いている場合にはリナルドではなくローランを特殊召喚するとサーチ枚数が増えるのでお得です。

6.EXデッキについて

まず融合召喚に使うカードが2枚あります。

1枚目が

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プロキシー・F・マジシャンはイゾルデとリクルートしたリナルドやローランで出すことが多いです。P召喚したレベル5以上のイグナイトを素材にイダテンを融合召喚します。そしてイダテンの融合召喚成功時のタイミングで、プロキシーFの効果をチェーン1、イダテンの効果をチェーン2で発動することにより、イダテンでサーチしたカイキをプロキシーFで特殊召喚できます。これならシュラを自分ターンに融合召喚することができますね。なお、プロキシーFの効果を発動するためにはあらかじめ手札に攻撃力1000以下のモンスターがいる必要がありますが、いない場合でもイグナイトのP効果でサーチできます。

そして2枚目が

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ドロドロゴンは専らシュラの融合召喚に使い、フィールドのレベル5以上の戦士族と融合します。リナルド+レベル5イグナイトか、Sローラン+レベル1でS召喚することが多いです。

そして融合モンスターについて

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このデッキを作るきっかけとなるカードであり切り札です。効果もアニメ版からかなり強化されてます。

相手のモンスターだけ一方的に攻撃力を0にでき(しかも永続)、さらにモンスター同士が戦闘を行う場合に攻撃力を上げる効果があるため、レベルを持たないXやリンクモンスターに高レベルのゴッドフェニックスやSモンスターで攻撃すればこちらだけ一方的に攻撃力を上げて5000近いダメージを与えられます。相手ターンにも効果を使えるのでオリヴィエやオジエで耐性を与えると、自分モンスターの相手ターンでの生存率が高くなります。

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イダテンはシュラの前座、以上。

なので特に語ることもないですが、小技として、すでにカイキにアクセスできている場合は、レベル5のイグナイトを手札にえてPスケールを確保することもできます。

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カイキで融合召喚する場合の数少ない選択肢の内の1枚で、このデッキのエースの1枚です。

特筆すべきは①の効果で、相手の対象に取る効果を無効にできる他、除去目的で焔聖騎士で能動的に発動することができます。特にフリチェで効果を発動できるローラン2種と相性がいいです。

②の2回攻撃も強いのでなるべくフィールドのモンスターのみで融合します。

③はよく分からない攻撃力アップ効果ですが、効果を発動すればアルティメットファルコンなどと並ぶ3500になり、モージを装備していれば相打ちせずに済みます。


焔聖騎士のSモンスターについて


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シャルルもまたこのデッキのエースの1枚です。

Sローラン+レベル4だけでなく、オリヴィエ+レベル5イグナイトでもS召喚できます。

②の効果でモンスターを装備すると攻撃力が500アップするのでカイキの蘇生にも繋がります。

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Sモンスターのローランも効果モンスターのローランと同様、カイキとギルティギアフリードとの相性が良いです。墓地からレベル5以上の戦士族モンスターに装備すればカイキの蘇生条件を満たせます。ギルティギアフリードを対象に取れば、ギルティギアフリードの効果を発動でき、自身を墓地に残ったままなので次のターンも効果を発動しやすいです。これらのコンボパーツとしてだけでなく、シャルルに繋げたりリソース確保の面でも重要なカードなので、最優先でS召喚したいモンスターです。

残りのEXは自由枠です。

バロネス,アポロウーサ,ユニオンキャリアー,剛炎の剣士がそれに当たります。

バロネスはイグナイトのレベルの噛み合いでレベル10が欲しい場面があり、戦士族ということもあって入れています。

アポロウーサはP召喚に最適なLマーカーを持ち、シュラと合わせると効果無効にする前に戦闘破壊されるのを防ぐことができて強いです。

ユニオンキャリアーはカイキ装備して落としたり焔聖騎士装備したり。装備モンスターの攻撃力が1000アップするのでカイキの蘇生にも繋がります。

剛炎の剣士はリンク素材の指定が緩く、モンスターの攻撃力をアップしてカイキの蘇生に繋げたり、戦士族の蘇生も狙えるため入れています。


7.展開例


レベル5以上のイグナイト2体+手札コストから3体素材のアポロウーサ+攻撃力アップしたイダテンの展開です。次の相手ターンにカイキを蘇生してシュラを融合召喚できます。この展開ではしていないですがプロキシーFでカイキを特殊召喚した場合に融合召喚することもできます。


レベル4イグナイトとレベル5イグナイトからローランオリヴィエ装備のバロネス+墓地にカイキの展開です。バロネスが無難に強いのと戦士族であるためカイキの蘇生条件を満たせます。ローランを経由しているので後続も確保できます。

8.終わりに

長くなりましたが以上になります。

カイキやイダテンはWPP2で登場した絵札の三銃士関連のカードと相性がよく注目度も上がっていると思うのでぜひ使ってみてください。そしてその際はシュラの融合召喚も検討してみてはいかがでしょうか。

デッキ名は覇道星シュラの英語名「Shura the Combat Star」と焔聖騎士の英語名「Infernoble Knight」からとりました。デッキスタイルもゴリゴリのビートダウンで、メインとなるイグナイトも血気盛んな集団なのでCombatという単語はピッタリだと思います。


次の記事投稿はわかはぴさんです。

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強化されたのでまた紹介記事書きました。こっちも読んでね。
ではまた。


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