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中国蘇州での駐夫生活

【自己紹介】
2021年現在48歳の会社員です。
2017年4月より3年間、中国蘇州で駐夫として生活し、現在は以前と同じ会社員として働いております。

【駐夫となった経緯】
まだ子供がいなかった頃、妻の上海赴任が決まり、その当時は妻が単身赴任で駐在していました。
そして、子供が2人生まれた後に妻に再び中国赴任の話が舞い込んで来ました。
「無錫の拠点に赴任が決まりそうなんだけど…」
と話が始まり、
「配偶者海外同行休職制度が出来て、3年間休んでついて来られるけどどう?」
と、セットで提示され、3分で(実際は3秒で)決断しました。

【飛び込んでみて】
家事はもともとほぼ全てをやっていたので、専業主夫生活の不安は無かったです。
英語は比較的得意で「海外」という環境で暮らすのも心配は特にありませんでした(その後、英語はほとんど通じず、中国語で苦労はしましたが)。
強いて言えば駐在家族といえば圧倒的に「駐妻」さんが多い中に「駐夫」が飛び込んで大丈夫か?という点が不安でしたが、蘇州の駐妻さん達の年齢・性別問わず、新しく来た人へ手を差し伸べるという良心に助けられ、特に居心地悪さも感じず楽しく暮らすことが出来ました。

【振り返ってみて】
行く前に大まかにやろうと決めていた以下3点は達成できたかなと思ってます。

①子供達にサッカーを教える
②中国の伝統楽器を習得する
③大学に留学する

①は日本人学校のサッカーチームのコーチ兼世話役として活動しました。サッカー経験者であったので、少しでも経験を子供達(自分の子だけでなく)に還元できたら、の思いでした。


②はもともとマンドリンやバンジョーといったマニアックな楽器を弾いていたので、興味がありました。最終的には琵琶を習い、国家資格に合格するところまでいけたので目標達成したと思ってます。


③は中国語を身に付けたいと思っていたことと、自分が大学生の頃から憧れ、実現出来てなかった海外留学を体験したいという思いが相まって、最後の1年間で達成しました。

自分のことを中心に書いてきましたが、蘇州という古き良き中国の文化と、都会的な要素が同居している不思議な街に暮らせたことは得難い経験でした。

家族と共に異文化の中で生活したことにより、子供たちとも向き合う時間が多く、日本で会社員を続けてるだけだったら得られなかった大切な時間を共有できたと思ってます。(子供達も異文化の中で生活したことは少なからず成長の過程の中で稀有な体験だったと思います)
また、蘇州で出会った日本人、中国人、そしていろんな国の人たちとの関わり合いは一生の思い出になりました。

ちょっと形式や量が自分だけ違っちゃってすいません💦自分の夏休みの宿題として、とにかくnoteに投稿させていただきました。

以上

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