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【大人が聞くASOBO】NiziUでASOBE

NiziUのセカンドデジタルシングルとして「ASOBO」が解禁されました。

やっぱりNiziUっていいな
これからが楽しみだな

そう思わせてくれる、POPで最高なダンスソングです。

今のNiziUってとにかく”可愛い”が詰まっている。でもこの”可愛い”には深い深い意味があると思います。

大人も楽しめるNiziUの魅力。それが詰まったASOBO。
NiziUの過去も現在も未来も示してくれる曲です。

さぁ一緒にASOBOを聞きましょう♪

1.結論:ASOBOの聞き方

結論から。
ASOBOの聞き方。
ポイントはビートビジュアルを楽しむこと!
素直にASOBEばいいんです。

でもですね。
大人も好きなんですよ、この曲。
楽しみ方は小学生と一緒。
「いぇーい!ノリノリ!(=ビート)かわいい!(=ビジュアル)」です。

ただし大人だから楽しめる、NiziUだからおもしろい、深みがあります。ASOBOを大人が楽しく聞くためには、ASOBOだけでは完結しないんですよね。NiziUのファンだからこそ楽しめる、ASOBOの世界があります。

そのためにまずは、長い長い前提から。

2.NiziUの楽しみ方と現状

ASOBOはそれ単体で語るというより、NiziUの歴史の1ページとして語りたいと思います。
かわいくて、努力家で、NiziUの魅力は語りきれません。だからこそ改めてNiziUの楽しみ方と、それを踏まえた現状を整理したいのです。

2-1.NiziUという先駆者

NiziUのおもしろさは一言で言うと成長。
歌、ダンス等の技術はもちろんですが、NiziUは先駆者として、一味違った成長性を見せてくれています。

NiziUが誕生したとき、これからどうなるか想像できた人はいますか?
まず日本に来るの?からはじまりました。
テレビ出るの?YouTubeに何があがるの?そもそも日本語で歌うの?って感じです。
そう、何もわかない。なぜならNiziUは先駆者だから。
だれかの後追いではありませんよね。

JYPが今まで培ったノウハウで、何年間もかけて丁寧に育て上げ、ここぞというタイミングで、がっつりプロモして、いざ行けー!と排出されたグループではありません。

韓国の事務所なの?初心者じゃん、世界目指すって言って大丈夫?
そんな状況ではじまりました。

だからこそ夢を見れるんです。

NiziUの行方は正直今でもわかりません。韓国でできあがっている、世界に向けた完璧なプロモーションも行われませんし、日本のアイドルがやっているバラエティで好感度を上げる、みたいな作戦もなされないわけですね。

私たちは混乱します。

もっといい方法があるのではないか、と。
内部の事情がわからないからなおさらに。

しかしそこに希望があります。

時代に乗る人がいれば、時代を作る人も必要です。
思い返せば少女時代がkpopの中心を走っていたあの頃。
打ち破ったTWICEは多国籍グループの走り。今では多国籍グループなんて当たり前です。BLACKPINKは、ガールクラッシュブームを築き上げました。その流行は形を変えながら、今も続いています。

NiziUも時代を塗り替える日を、夢見ませんか?
今は環境が整っていません。そう簡単にはいかないのです。
しかし韓国がプロデュースする外国人のグループは、これからのスタンダードになります。NiziUがその道を今、切り開いているのです。

2-2.いま勝負じゃない

そんなNiziUは今、勝負を仕掛けるときでしょうか?
答えはNoだと、私は思います。

思い返せば2020年6月30日に「Make you happy」でプレデビューし、その後は恐ろしいほどの快進撃でしたよね。
歴代史上初、週間ストリーミング再生数1,000万回を突破しました。MVの1億回も、2億回も、最速再生記録を作りました。

ここで証明されたことが、NiziUのスター性です。
アイドルにとって最も大事なことだと思います。
NiziUはオタク層を超えて愛されるパワーがあります。
つまり認知度とスター性は証明しました。

NiziUの活動が7年間あるとして、今1.5年程度。
最終目標が世界だとして、今すぐやるべきことは世界に対して"アクセル"を踏むことではありません。もったいないのです。
NiziUにはまだまだやるべきことがあります。

2-3.可愛いを完成させる

今のNiziUは「可愛い」を完成させる必要があります。なぜならNiziUは流行りから作られたグループではなく、NiziUというグループをまず作り、それをどう活かすかという勝負をしているからです。
ここがNiziUの強さであり、希望。

ここで可愛いとは、幼いとか、スキル不足という意味ではありません。ターゲット層を下げるというわけでもありません。

NiziUの技術をもって「可愛い」をつくりあげるということです。

メキハピのときから確かにNiziUは可愛かった。
しかしその質が全然違うのです。今は歌やダンス、表現のスキルを磨き、可愛いを演出しています。

可愛いを作るとはつまり、"NiziUの世界観"を完成させること。
ブームに左右されない、絶対的なNiziUを作るために、NiziUの世界観を形成させなければならない。世界を目指すために必ずやり遂げなければならない過程だと思います。

3.いざASOBOを聞く

このような現状を踏まえ、ASOBOを聴いていきましょう。NiziUがASOBOで実現したことを、私なりに考えてみます。

3-1.ビートを感じて素直に楽しめ

私はNiziUの歌声を愛しているので、いつもいつも歌をしっかり聞きます。ただし今回はビートが最高に楽しい。

実は私たち、teaserでさんざんサビを聞かされていたのです。
ここからもうひとひねりがあるだろうと考察したものの、裏の裏をかかれて、まったく順当なMVでした。

しかしteaser部分のメロディーが、mvで見た途端、異次元のノリを演出しているではありませんか。軽いジャブと捉えていたビートが、最高のサビに早変わり。本当に同じビートか?と聞き返したほどです。

その答えはBメロ(サビ前)ですね。
ニナ→ミイヒ→リマの部分。

ビートが完全に、EDMの、最高潮直前のそれです。

フェスに行ってDJが盛り上げる。
ためてためてためて…
くるくるくるー----!!!!!

It’s so ×5
High key
Easy breezy
一緒にASOBO

プッチョヘンザ!!!!!
フォォーーーーー!!!!!!

これもんです(笑)
楽しすぎるんですよ。
これこそがASOBOです。

3-2.韓国ならではの映像クオリティを楽しめ

ASOBOのMVを見て改めて実感しました。
やっぱり韓国の映像クオリティってすごいなぁと。
可愛いが決してチープにならない。
もちろんNiziUのパワーもありますが、事務所、スタッフの仕事っぷりもさすがです。

なにこの可愛さ?!❤️‍🔥
エフェクトがいちいち可愛すぎる。。。
正直、画像選べません。どこ切り取っても可愛いから。

うさぎ🐰と妖精🧚🏻‍♀️が可愛すぎるんや。
もう、可愛すぎるねん。

NIZOOも登場。
何個セットあるんだ?って。感じですよね。
しかも今回、映像クオリティがすごく上がっていた気がします。

韓国と日本のハイブリットって、まじ、強いです。

3-3.NiziUの王道を再確認

ASOBOは勝負を仕掛けた曲ではなく、根本的なNiziUの強さを、現在のパワーをもって発散させた曲だと思います。
曲展開は多少変化がありましたが、歌割や攻め方は従来通り。NiziUの強さはやっぱりこれか。と思わせてくれる構成でした。

まずリマとニナです。


デビュー曲から、この二人を見せつけるパターンが、NiziUのスタンダードになっています。それだけはブレません。
正直この二人はまじで強いです。NiziUの個性そのものになっています。
NiziUは技術をもって流行りに乗るのではなく、NiziUのスタイルで勝負しなければいけませんから。これだけ個性となりうるメンバーが二人もいること。強すぎます。

最近パークさんのインタビューで「世界にいくなら英語ができるメンバーの存在が非常に重要」といっていました。
そういう意味で強いのがニナです。これは単純に英語が話せたらよいという問題ではないと思います。アメリカ人の感性を持っており、文化を知っている。これから世界進出を狙うアイドルグループには、そんな存在が必要です。NiziUのニナは、NiziUの希望です。

次にマコとリクです。安定感抜群のマコリクは、個性というよりセンターにぴったりです。今回はBメロ(?)中心で、ラストサビだけ二人が担当しました。この部分で2点の感動。

・マコリクに頼り切っていたNiziUが、マコリクをBメロに回せるようになったこと
・ラストサビに出てきたマコリクがやっぱりすごかったこと

二人のバランス力と安定感を再実感するとともに、NiziUの成長を感じる曲となりました。

4.NiziUの未来の話

NiziUの過去と現在。その中でリリースされたASOBO。純粋に楽しい曲で可愛くて、しかしそこには意味があって、本当に大好きになりました!さいごにNiziUの未来の妄想もしておきましょう。

4-1.ASOBOは技術の挑戦ではない

ASOBOは、NiziUとして1つの完成形に向かうための、ラストスパートのように感じています。着実にレベルは上げつつも、従来からあるNiziUの良さを活かした曲。これこそ今のNiziUができる最高の作品だ!と思わせてくれました。

ただしそこで思うこと、ありますよね。
”NiziUはもっとできるんだ”って。

もちろんです。
NiziUにはニナとかリマとかマコとかリク以外にも、可能性に溢れています。

今回、わかったことがあります。
それはASOBOでやりたいことは、技術の見せつけではないということ。圧倒的なパフォーマンスで、観客を沸かせるのが主流ですが、NiziUはあえてその路線を外しているということです。

ASOBOのサビは歌唱がなく、ダンスのみでした。
ここでセンターにきたのが、リマとマユカです。

今のNiziUはダンスで"圧倒"したいわけではない。ダンスを見せるためにあるようなパートで、リオやマコをセンターに持ってこなかったのですから。

スキルがないわけじゃありません。NiziUを活かせていないわけでもありません。歌やダンスのうまさを見せることが、アイドルのすべてではないから。アイドルは世界観です。
同時に今はリマユカのラップがポイントなのです。

4-2.ここでとどまるわけはない

現状のNiziUの魅せ方は最高です。しかしNiziUの未来は、ここでとどまるわけがありません。変化するでしょう。私たちが思っている以上に。

おそろしいことにNiziUはリオ、マヤ、ミイヒを温存しているのです。近い未来、リオがセンターで踊るにふさわしい曲が来ます。マヤがメインボーカルとなる曲も、ミイヒがセンターで輝く曲もくるはずです。

もうすぐNiziUはKCONに出演します。韓国ではじめての活動です。
正直私は、韓国の活動やデビューは、NiziUの行く先にさほど影響しないと考えていました。しかしスッキリでリオの意気込みを聞いて、またここ数年の時代の変化もあり、最近は韓国の活動にも希望を持っています。

リオ「世界中の人に見てもらえるチャンスなので、最高のパフォーマンスができるようにがんばります」

この言葉は、あの場でとっさに出たものではないはずです。
常にNiziUというチームで、活動やスキル、世界、夢について語り尽くしているのでしょう。わくわくしているでしょう。

4-3.プロモーションの試行錯誤

今回ははじめて韓国からのカムバック。
NiziUは日韓の良いところを総取りできる部分もあれば、障壁もあります。技術面だけでなく、すべての活動が試行錯誤の繰り返しなのでは?と思っています。
そんな中、また新しいチャレンジをしましたね。

比較すべきはスパサマです。メキハピを除いて、2度目のデジタルシングルですから。
プロモーションの違いは明らかです。
まず、MVが出ました。衣装が複数あって、さまざまなプラットフォームでライブ配信を行い、テレビにもリモートで出演します。
二度目の挑戦でこの違い。感動してしまいます。

-ASOBO発売記念生放送-


リオ「NiziUはずっとWithUのこと考えているよ」
マコ「4カ月の間、ほんとうに一生懸命準備していました。やっとみなさんに会えて嬉しい」
一言で、NiziUの数ヶ月の姿が目に浮かびます。

NiziUは9人ですが、9人だけじゃありません。
スタッフ含め、WithU含め、ワンチームだと思っています。
少しでも良いものを私たちに提供しようと、そして世界で活躍する姿を見せようと、頑張ってくれています。

NiziUが作り上げたこの道が誇らしい。NiziUの未来は明るい、そう確信させてくれるチームです。

5.ASOBOって最高じゃん

NiziUの過去、現在、未来。
2022年4月、ASOBOが発売されました。

あらためてNiziUって最高だなと思わせてくれた。
これからのNiziUが楽しみになった。
そんな曲です。

メンバーの発言を見ていて、今年もいろいろ楽しいことが待っているのでは?!と期待してしまいます。
個人的に今年は絶対生でNiziUを見る!という目標があるので、叶うといいな🐻

NiziUいつもありがとう♡
ASOBO、最高だよ🪄🧚🏻‍♀️


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