PC8801MA2

 1988年に、親に買ってもらった、初めての本格的なパソコン。ファミコンやMSXの何となく横長でぼんやりとしたドット絵に嫌気がさしていた私は、高精細なパソコンに憧れていました。当時PC88シリーズには沢山のゲームが発売されており、雑誌などでも注目されていた機種でした。プログラミングも勉強できるということもあり、いろいろな遊びができました。
 最初にプレイしたゲームは日本ファルコムの「太陽の神殿」だったような気がします。美しい画像に感動しました。32色のファミコンとは違い、512色なのです!また、640×200ドットの画面には、様々な情報を表す枠があり、コンシューマー機とは違うタイプのゲームができるたのはとても新鮮でした。
 ゲームは沢山やりました。「SUPER大戦略」「シルフィールド」「イース123」「信長の野暮戦国なんちゃら記」「三国志3」「ハイドライド123」「ラストハルマゲドン」「ジーザス」「メゾン一刻」「メゾン一刻完結篇」など。
 プログラミングも楽しむことができました。雑誌「マイコンBASICマガジン」を町の本屋さんで購入し、掲載されていたプログラムを入力して遊んだり、自分でプログラムを書いてみたり。ただ、もう少ししっかりと勉強しておけばよかったなとは、今は思っています。恐らく、違う人生になったのかなと。
 欠点としては、やたらにディスクのアクセス音がうるさい機種でした。
 その後間も無く、PC98シリーズが主流となってきます。ハミングバードというソフトハウスがらでた「ロードス島戦記」が移植されなかったのが残念でした。


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