韓流ドラマかじり旅-私のIDはカンナム美人 その2 脇役編

主人公の整形美人カン・ミレ(イム・スヒャンちゃん)とギョンソク(とんでもなくイケメンのチャ・ウヌくん)の関係を軸に、整形後の主人公の葛藤、先輩後輩という上下関係、女性と仕事、離婚問題等、意外と色々なメッセージがあるドラマだった。その傍で主人公に悪い影響、良い影響を与えている脇役達も印象的。

一番嫌な印象で、且つこういう奴いるよなーってムカついちゃうのが、勘違い先輩チャンウ(オ・ヒジュン氏)。オリエンテーションで目立ったミレに一目惚れして休憩室に連れ込んでこつそり鍵をかけようとするゲスっぷり。そこにもちろん孤高のイケメンギョンソクが現れて助けてくれるんだけどね。

悪賢いスアに翻弄されて、今度はミレに悪意を抱くチャンウ。新入生達を急に呼び出してトイレで訳の分からない気合いを入れようとする中、ミレを整形女と呼び体罰を与えようとする。その背中にイケメン・ギョンソク・キーック!炸裂。で、あっという間にギョンソクにトイレの個室でモップで締められちゃう。

この勘違い先輩を演じてるオ・ヒジョン氏が、演技も顔の表情も上手過ぎて超リアル。こういう嫌な、したり顔した先輩いたなぁって思う。何の実力も無いのに後輩にだけはやたら強気なヤツ!秀逸です。

スアを演じてるチョ・ウリちゃんもホントに嫌な女の子に見える。ドラマのなかでは、そのルックスと優しく誠実な言動(フェイク)で男子達のハートを射抜きまくるんだけど、イケメンギョンソクだけには通じない。ミレに密かに友達風に近づいてくるが、実は性悪で自分より目立ったりモテたりする女子が許せない。可愛い顔をちらつかせながら、人をはめていく悪い子を上手に演じてます。

生意気なギョンソクをルームメートとして受け入れてくれる面倒見の良い先輩役のクァク・ドンヨン。サイコだけど大丈夫や、ヴィンチェンツォでも頑張ってた彼。やっぱり上手いんだなと感心。酔っぱらって歯磨きして貰うシーンも笑ったし、後輩に対して良い先輩ぶりを発揮する部分も良かったけど、こんなイケメンで誰に対しても良い人っているんでしょうか?

それにしてもチャ・ウヌくんのイケメンぶりが凄まじかったなぁ…最初はクールに構えてて殆ど表情が変わらないんだけど、後半ミレと上手くいき出したら笑顔が出てきてキュートな魅力まで追加されて魅力爆増です!


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