動物は、愛そのもの。
先日、ペットとの死の別れについての記事を書いた。その記事を読んでくださった方からとても心に残るコメントをいただいた。
「動物は愛そのもの」
コメントの中にあったこの一言の言葉に心がじんとした。本当にその通りだと思った。
この言葉をいただいて、私がインコを飼おうと思うようになった日のことを思い出した。
私は今でこそチュリに夢中だけれども、以前は小鳥が好きという程ではなかった。
3年くらい前、当時住んでいた家の近くに、セキセイインコを飼っている後輩が住んでいた。そのインコはとても人に懐いていて、私が遊びに行くと他人の私の肩にも止まってくれた。
ある日、その後輩と「小鳥ってかわいいね」と話していた時、その後輩がふと「やっぱり、命はイイですよ」と言った。
「やっぱり命はイイですよ」
そうなんだ、「命」なんだなあ。
当たり前の事のようだけど、ハッとさせられた一言だった。
この言葉を聞いてから、小鳥や動物たちに対する感覚が変わった。
小鳥も「命」だと思って見ると、見え方が違った。ただ「かわいい」と言う次元を超えて、とても尊くて、愛おしい存在に見えてきた。
後輩が何気なく言ったこの一言がきっかけになって、私は「生き物っていいな、私も小鳥を飼ってみたいな」と思うようになった。こうしてチュリをお迎えするようになったのである。
「動物は愛そのもの」
今回コメントにいただいたこの言葉も、命を愛する方だからこそ語ることができる言葉だと思った。
命は愛の結果として生まれるものだから、命と向き合うと愛するしかなくなってくる。
動物だけではなく、人間、植物、さまざまな生き物たち、それらと深く付き合ったことがある人は、はっきりと感じてるんじゃないかな。命を愛さずにはいられなくなる気持ちを。
愛って、深すぎてうまく話すことができないし、一面だけでは語ることができないとても難しいテーマだけれども、でも今日は敢えて愛について話したい。
もし、愛し方がわからなくなった方がいたら、一つお勧めしたいこと「一度、動物と深く接してみてください」
愛し方って、自然と身につくもののように思っているけれども、違う。実は学ばないと分からないものなのだ。でも正しい愛し方を教えてくれる人はなかなかいない。
しかし、動物たちには人間が本来もっている愛する力を引き出して、育んでくれる能力がある。私はそう思う。
愛し方がわからなくなったら、一度、動物と深く向き合ってみてください。動物が難しかったら、植物も良いと思う。
命と深く向き合えたその時に、自分の中に愛を発見できるはず。
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