月刊『中医未病19年2月号』女性の身心を整える#01「生活の中に“養生”が根付くということ」

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日本では、自分の身心を観察し、食や生活の仕方を改善して病気にならない身体を作ろうとする人がまだまだ少ないと感じています。中医未病養生の知恵を学び、それを日々の生活に取り入れることで快適な生活は実現できます。『月刊中医未病』の定期購読では、月経を整えることなどを通じて女性の心身を整え、快適な生活を送る女性が増えることを願い、中医未病養生の知恵を伝えていきます。ご購読いただけると幸いです。

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こんにちは。『漢方薬局ロチェス』の薬剤師で国際中医師、そして中医未病セラピスト®の栗山純子です。

今回は、中国人の女性と日本人の女性の違いがとても印象的だったケースについてお話したいと思います。

中国人の二十歳の留学生ですね。特にやせてもいないし、太ってもいません。主な訴えは、とても激しい生理痛・月経痛ですね。1年ぐらい前から生理痛がひどくなって、生理前に胸が張ったり痛んだり、イライラすることが強くなってきたそうです。生理が始まると症状は少し楽になるんだけど、下腹部の痛みはおさまらず、経血の中にはレバーのような塊がありますと。中国にいたときは生理痛などなく、冷えも感じるようになり、特に下腹部が普段から冷えている気がするということでした。

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