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卒業剣究 〜中間発表〜

前回のGP8thからずっとドギラゴン剣で遊んでいた者、さしこです。

今年は忙しくてCSに出る機会も減ってしまいましたが、出られるCSではドギラゴン剣を使って頑張っております。

とりあえず学生最後の夏休みが終わるので今年の赤青剣研究の中間発表ということで半年の成果を、赤青剣というデッキタイプの強い部分が少しでも伝われば!って事でグダグダと書かせていただきます。 


・アナカラーデッドダムドと環境

時は少し遡り8月9日...
クロニクルデッキ デッドディザスターが発売されました。 

超CS1週間前に発売されたにも関わらず、
圧倒的な盤面制圧力と安定したデッキの出力により決勝トーナメント進出者の3分の1以上の使用率を叩き出しました。

8月中旬から9月中旬までの自分が考える環境は

Tier1
アナカラーデッドダムド、赤白サンマックス
Tier2
青魔道具、ロマノフ、青白スコーラー
Tier3
ジョミサ、モルネク、赤単罰怒、赤青覇道

こんな感じかな〜と思います。地域やその週によって変わる事も多い(九州はやたら赤白が多いイメージ)ですが。

で、ここで予選を6回戦とするとtier1のデッキに3回、tier2のデッキに2回、tier3のデッキorその他有象無象に1回当たると仮定します。

※あくまでも目安です

少なくともtier1のデッキに一部有利または五分でなければ予選を抜けるのは厳しいと考えられます。 
これらのtier1、tier2のデッキに五分以上に戦えるようなデッキがCSで結果を残すデッキだと自分は考えています。
(学校行事やバイトでほとんど調整する時間がなかったなんて言えない...) 

・赤青剣というデッキタイプ

皆さんすでにご存じでしょうが、赤青剣というデッキは3ターン目に龍装チュリスからドギラゴン剣に革命チェンジし大軍を引き連れて突撃するデッキです。
2018年の環境を常にトップで走っていたこのアーキタイプはドギラゴン剣の殿堂入りによりデッキとして安定性が落ちた事から環境に姿を見せることはほとんどなくなってしまいました。
そんな白髭のようなたくましいデッキです。 

赤青剣の強み弱みを再確認していくと
強み
・オニカマスという選ばないアタッカーが存在し、触れるカードが少なく環境に通りが良い。
・ゼノシャークのお陰で2積みのカードやピンのカードが使いやすく環境に合わせてカードを採用できる。
・ラフルルを絡めて殴る事ができる。
・ドギラゴン剣からいきなり6打点を形成できる事があり、上振れ値が高い。
・GWDのお陰でジョーカーズなどの小型を並べるデッキに有利に立ち回れる。
・序盤から刻んでくるデッキタイプは盾からリソースをもらえるのでワンショットを飛ばしやすく有利に立ち回れる。

弱み
・ドギラゴン剣が1枚でありデッキ全体としてのパワーが非常に低い。
・オニカマスやミクセルなどの踏み倒しメタにめちゃ弱い
・盤面制圧系のカードに弱い(GTやプチョなどタップイン系)。
・リソースを回復するカードがないのでハンデスに弱い。
・剣の殿堂によりデッキのキルタイムが下がったので受けられやすくなった。

ここの弱みとして1番大きいのはやはり剣が1枚しかない事であり、なんとかそこの代用カードをさがさなければ!って事で最初に思いついたのがドギラゴールデンでした。 

(個人的にこの銃持ってるのが1番好きです、カッコいい。RevFアニメ最期のドルマゲと戦うシーンはマジで泣きました)

登場時に1体マナ送りにし、パワーが14000でトリプルブレイカー。書いてある事は非常に強いです。
が、極限ファイナルの効果がどちらかというと受けの能力であり3ターン目にドルガンから出しても旨味が少ないと感じ、

このカードは3枚も4枚も積むものじゃないなというのが結論でした。


次に思いついたのはミシュラでした。
出た時に多色ドラゴンを持ってくるという剣が殿堂するのを見越して作られたかのような性能をしています。
ダブルブレイカーでパワーが11000しかないという点がアレですが、3ターン目に出せれば旨味は大きく後続を維持しながら押し付ける動きがしやすくなると考えました。
(小技として赤白などにカウンターする際にドルガン、バルチュを絡めれば剣をサーチしながら走り抜けたりできます。あと、ラフルル持ってこれるのもデカイです。)

実際ミシュラは結構使い勝手が良くてありだなと感じたのでこれを軸にデッキを組んでみました。

8月25日イエサブCS 殿堂 

超CSで青魔が優勝した事もあり急遽ジャックアルカディアスを採用し、それにアクセスできるようオボロカゲロウを投入してみました。 

戦績
1回戦 ジョミサ ○
2回戦 ダムド ✖︎
3回戦 青魔 ○
4回戦 刃牙 ✖︎
5回戦 刃牙 ✖︎
6回戦 ダムド ✖︎ 



………




流石福岡...地雷握るのは俺だけじゃない...
てか、普通に刃牙強いんだよな。
赤白に1回も当たらず刃牙に2回も当たるとはさては刃牙tier1か?
メヂカラカイザーとかいうやつまじでつえぇ


まぁそんな事より、自分がダムドと全く回してないというのもあり対策という対策を何もしてなかったため見事にボコボコにされました。
上で挙げた剣の弱みを突かれまくってます。
(解体や審問などのハンデス、ヴェルデとムカデによる盤面製圧力)

こいつマジでインチキだろ!!強すぐる


まじで勝てるビジョンが見えん...

新しいアーキタイプという事もありダムドのデッキとしての特徴を全く知らなかった自分はまじで養分になりに行ったなと思います。
やっぱり調整と勉強は大事だと再認識させられました。 


・新たな相棒 シンガイギンガ

正直ダムドにどうすれば勝てるのかが分からず、
「一度赤青剣から離れようかな...」
「俺も赤白信者になろうかな...」
そんなことを考えてました。

しかし

いつものように「赤青バスター」でエゴサしているとなんと、

9月8日 津CSの結果でなんと赤青剣が見事に優勝しており

その構築にはシンガイギンガが4枚採用されていました。




天才だ...


素直にそう思った。
自分も今年の3月くらいにシンガイギンガ入りでデッキを回した事がありましたが当時の環境はジョラゴン、チェドン、赤白轟というシンガイギンガがほとんど刺さらない環境であり、「いらね!」ってなりました。

環境が変われば使われるカードも変わる。
そうなると当然刺さるカードも変わるという事です。
自分の発想力の無さには絶望しました。

なんでシンガイギンガが強いの?って思う人もいると思うのでシンガイギンガの強み弱みを考えてみましょう。 

    強み
・選ばれるとEXターンをもらえるため除去しずらく、ダムド等にコントロールにされにくくなる。
・デッドダムドやイグゾースト、青魔道具のトリガーなど環境の受け札、除去札がほとんど強制効果なため環境にマッチしている。
・パワーがバトル中13000まで上がるので殴り返されずらく、場に残りやすいので次ターンに剣で走りやすい。
・あまり知られているカードではないので除去するべきかどうかで相手のミスを誘いやすい。

   弱み
・シャッフやオリオティスジャッジなど選ばない除去や止めに弱い。
・ミシュラと違い除去されると後続がないので息切れしやすい。
・ダブルブレイカーなので打点を作るのが下手
・赤白など自分より早い段階で殴ってくる相手に腐る場面が多い

ざっくり上げるとこんな感じです。
このカード自体のカードパワーは決して高くはないのですが、環境のかみ合いがすごいです。

今回の事で自分にデッキ構築のセンスがないのを改めて感じたので福岡のプロデッキビルダーこと、こがに協力をお願いしました。
(覇道とバスターの事ならこがただし‼っておばあちゃんも言ってました)


・新生赤青剣調整開始

それから一週間DMvaultで少しずつ改良していきました。
もともと優勝した構築ということもありほとんど基盤ができていると感じたので元のコンセプトはしっかり残そうと思いました。

自分が最初に気になった点は黒のカード(ジャック・アルカディアスやイーヴィル)を採用するべきなのかどうかという事でした。

黒採用の利点
・青魔道具に対してカード除去が非常に有効であり、剣の効果で出せれば反撃を受けにくくなる。
・ミクセルに触れるトリガーなので赤白対面でカウンターしやすくなる。
・剣からだせる多色が増えるのでワンショットしやすくなる(グレンニャーとジャック合わせてコスト6なのがよき)。
・ジャックがデジルムカデをほぼ確定で除去することができる。 

採用しない理由
・そもそも青魔道具に対してはオニカマスとシンガイギンガのみでビートすれば勝てることが多いのでわざわざジャックを積む必要がない。
・そもそも黒が5枚ほどしか入らないので手打ちしにくく、多色がおおくなるので事故率が上がる。
・ムシャホール、漫画城、クロック等の赤青で強いカードを採用できる。


ここまで色々書いてますが個人的に黒採用の1番のメリットは赤白に対しての勝率が1番大きいです。
黒なしの赤青にする場合ミクセルに触れるトリガーはKAMASE-BURNくらいしかなく、クロックではターンは確実にもらえるですがミクセルがあるとカウンターできないので赤白に対してはあまり有効なトリガーではないと感じました。
その点ジャックは本当に無駄がない優秀トリガーだと思いました。

ここで一つ問題が生まれた。




「漫画城入れれば剣いらなくね?」



...確かに


うるせぇ!俺は3ターン剣ラフルルバルチュリスしたいんじゃ!!
はい!この話終わり!

(真面目な話、正直剣を抜いて漫画城を入れるのは強いです。その場合トリガーにクロックを採用すべきかなと思います。)


9月15日 博多CS

9月15日 博多CSに向けて調整していった結果
なんだかんだで赤白に対しての勝率を意識し、ジャック入りの構築に。

博多CS3日前こがからある提案が
「これ無理矢理黒積むよりメメント積んだ方が丸くねぇか」


百理あるな


百里あるとは思ったのですが、全く調整する時間を取れずそのまま博多CS当日に。

当日デッキシートを書いていると、覇道が復権してきてるらしいよ!という情報が入ってきました。

これはまずい...
覇道と剣の対面はメメントがないと剣が勝る点がほとんどないというのは昔から知っていました。
メメントがあれば多少はオニカマスに触ることができるので不利とはいえ勝負にはなると思い、急遽メメント入りの構築に。
あ、あと青白スコーラーにもコーラリアンが入ってないらしいのでメメントがかなり刺さりそうだなと思いました。

実際に使ったリスト 

1回戦 墓地ソ ✖︎
2回戦 赤白サンマ ○
3回戦 青魔道具 ✖︎ 
4回戦 青白スコーラー ○
5回戦 青白スコーラー ○
6回戦 5色剣 ○

いきなり不利対面の墓地ソを踏み散らかします。
青魔道具に関しては自分のプレミだったので死にたくなります。 

しかしデッキとしてはかなり悪くないと感じたので続けて次の週のイエサブCSでも握ることに。
イエサブCSではカンセイさんも自分と40枚全く一緒のリストを握ってくれる事に。これはなんとしても勝たなければ...
普段楽しむことを第一に考えてる自分もこの日だけは勝つ気満々でむかいました。 


9月22日 イエサブCS 

1回戦 ハンデスダムド
相手のハンデスを受けながらもなんとかシンガイギンガで盾をわりきる。

あ、いたんですね先生
✖ 負け

2回戦 5色剣
こちら微妙に手札が事故り4ターン目にゴールデンで走るも
イッコダスからバツトラをめくられ耐久される
✖ 負け

3回戦 モルネク
先行メンデルメンデルネクスト!!
対戦ありがとうございました!!
✖ 負け 


参加賞で剥いたパックからカエルBジャックを出したのがダメだったのか...なんてことを考えてると、
リストをシェアしたカンセイさんがベスト8に! 

ありがとう...それしかいう言葉が見つからない...


まぁ所詮ベスト8止まりのデッキです。
ですが、入賞できるポテンシャルを持っていることが証明できたので個人的には概ね満足でした。
(本当は自分で勝ちたかったですが...笑)



・採用カード解説

ここからはちゃんとしたデッキの解説になります。
今回なぜ採用したのか、なぜその枚数なのか等を解説させて頂きます。 

・異端流しオニカマス
最強カード。赤青にする最大の理由といっても過言ではないカード。青魔側から触れられず赤白のサンマックスの侵略を阻止する、ダムドの侵略を妨害するなどとりあえず出しておいて損はないカード。最大枚数4枚。

・熱湯グレンニャー
殴るデッキで2ターン目に動けるかはかなり大事なので4枚。
カマスと違ってとりあえず出していいカードではないので注意。
メメント採用で使い勝手が段違いに上がった。

・水晶の記憶ゼノシャーク/クリスタルメモリー
ビマナ対面などで活躍する。後手だと途端に上が腐るので後手の時は基本下で使う。クリメモのおかげでピン積みのクローチェやライデンが生きる。
盾を確認できるのでその後のゲームプランを立てやすくなる。剣を確定でサーチできるので3枚以上は欲しいと感じた。

・ドンドン吸い込むナウ 
手打ちもできる優秀なトリガー。
ほぼ確定で一体止めるというのは素晴らしく、モルネクのワンショットを止めたり、ジョラゴンのマンハッタンからの連鎖を止めたり、 手打ちでGRクリを飛ばしたりなど活躍は多岐にわたります。青単色といのも評価が高いです。
今まで赤青剣を使ってきましたが、トリガーの中でもバツグンの汎用性をみせるこのカードは4枚採用したいです。

・龍装チュリス
デッキのコンセプト。
3ターン目にビックアクションを起こせるかというのが大事な現代デュエルマスターズにおいてこのカードの存在価値は非常に大きいので最大枚数4枚。

・龍装者バルチュリス
イラストがかわいい❤️優秀な上にかわいいという非の打ち所がない最強カード。
2ターン目カマス、3ターン目ゼノシャークで4ターン目に剣サーチから走ったり、足りない打点を無理やり作ったり、青魔のラス盾ギャプドゥをケアしたり本当に頼りになるカードです。
4枚だと過剰だと感じたので3枚が安定だと思います。

・シンガイギンガ
上でも話した通り環境に非常にマッチしてます。どちらかというと強いというよりウザいカードって感じですね。コンセプトなので最大枚数4枚です。

・乱振舞神GWD
説明不要のスーパーパワーカード、ジョーカーズ から赤白、ダムド、青白スコーラーなど様々な対面で活躍します。
基本はメタカードを焼くのがお仕事ですので1枚はキープしておくのをオススメします。
役割が多く欲しい対面が多いので3枚採用です。

・音精ラフルル
青白という序盤に欲しい色を満たしてくれる色基盤でありながら剣の上振れ値を底上げしてくれます。そりゃ殿堂ですわ。

・蒼き団長ドギラゴン剣
俺たちの青春、これからもよろしく。
スーパー上振れ要素です。打点を形成するお化けですがメメント採用型になり弾が減ったのが難点です。3ターン剣ラフルルバルチュリスを超える快感はないので一生使い続けます。


ここからちょっといじったカード達です。

・Dの牢閣メメントモリ神宮
1番大きな違いだと思います。
上でもあげたように元は覇道のオニカマスをぶち殺す為に入れました。それでも覇道はかなりきつい対面です。
ただ青魔にトリガーで1ターンもぎ取ったり、青白スコーラーのEXターンを止めたりなど、流石は前環境轟轟轟と張り合ったパワーカードだなと思いました。赤白、赤単に対しての勝率をバツグンにあげてくれるのも評価ポイントです。欲しい対面がかなり多いのと、トリガーすればほぼ勝ちな対面があるので4枚採用です。

・超次元ムシャホール
主な役割はデジルムカデを倒すことで、他にもスコーラー対面で盤面の取り合いになった際などにも使えます。
黒入りの場合ジャックでムカデを除去れましたが白入りになると対抗策がなくなってしまうので2枚採用しました。

・光牙忍ライデン
クリメモがトリガーで防御札になるので一枚は欲しいカード。
よくハヤブサが入ってる枠ですが自分はメメント抜きにしてもライデンの方が強いと思っています。
今の環境で殴るデッキというのは2種類あり、ジョミサやダムド青魔道具などの圧倒的過剰打点やEXターンをとりながら安全に殴ってくるデッキと赤単や赤白などの早い段階から殴ってくるデッキだと考えています。
上のタイプはそもそもハヤブサ一枚で止まることはなく基本的に意味を持ちません。じゃあ下のタイプに使うかとなると、忍者ストライク4というのはブースがないこのデッキだと達成する前に殴りきられてしまいます。 

というのが今までの見解だったのですが覇道という上のタイプに属さないビートダウンデッキが出没するようになったので一概にライデンが強いといえなくなりました。
(ハヤブサは覇道のカマスをキャッチできるのが個人的激熱ポイントです)
今回はメメントが入っているのでライデンで確定です。

・龍素記号Xfクローチェフォーコ
ロマノフにボコられるのが嫌なので積んでます。最近墓地ソが流行ってきてるので欲しい対面は意外と多くなり、意外なところで活躍するので個人的に好きなカードです。「使わない対面は使わない」という人によって好みが出るカードなので割と自由枠です。クリメモから拾ってきてそのまま使えるので1枚で十分仕事をしてくれます。

・龍の極限ドギラゴールデン
剣が盾落ちした際などに3打点を形成したり、赤単や赤白に先に走られた際に極限ファイナルで1ターン耐えたりなど1枚は欲しいと感じました。
あと、すっごいどうでもいい小技ですがVV8は禁断クリなので破壊できます実用性はほぼないですが覚えといて損ないです。 

~超次元枠~
今回はムシャホからしか出ないので全て赤のカードです。 

・勝利のガイアールカイザー
説明不要。

・勝利のリュウセイカイザー
これもほぼ説明不要かと思います。相手を不快にさせましょう。

・レッドABYTHENカイザー
ダムドが強制効果なので出しとくだけでまぁまぁウザガがられます。ただ本当にうざいだけで勝ちに直接かかわることはないのであんまり強くないです。(単体じゃないと機能しないのも微妙です)

・紅蓮の怒 鬼龍院 刃
メメントと相性がいいので採用。
ただ超次元にしかハンターいないので一度も出した事がないです。

・時空の司令コンボイトレーラー
ブロッカーってだけで価値あります。ほぼ説明不要かと。

・激天下!シャチホコカイザー
これは結構強いです。ダムド対面なんかでハンデスされてお互いにリソースが尽きた時なんかにゼノシャークやカマスなんかを蘇生できます。

・ブーストグレンオー
ミクセル、プーンギどかせます。
まぁほとんど勝利ガイアールしか使いませんが積んどいて損はないカードだと思います。 

・激相撲!ツッパリキシ
正直いうと微妙です。パンプアップが欲しい場面がほとんどなかったのでこの枠は次に書くハイドラギルザウルスでいいと思います。

・ハイドラギルザウルス
上の画像では入ってないのですが(当日持ってなかったので)実際かなり強いです。青白スコーラーなんかに出すと勝手にマナが吹き飛びます。

勝利ガイアール、リュウセイ、コンボイ、ブースト、エビせん、激天下、ハイドラはほぼ確定であと一枠は激沸騰なんかにしてもいいかと思います。

・不採用カード理由

自分が採用を検討したカードを中心に紹介していきます。

・月光電人オボロカゲロウ
後手で引くと強いカード。初動の枚数を9枚以上にしたい場合採用しても良いと思う。黒抜きにしたせいで多色が減りドロー枚数が減ったので使いにくくなった。2コスはカマスと猫が強いのでそちらを優先すべきです。

・KAMASE-BURN!
お手軽なメタカード除去兼トリガー。相手のミクセルをスムーズに除去できるのがポイント。しかしメタ焼きならGWDでもできる上にトリガーして強いかといわれると微妙なので枠の都合上不採用。

・光牙忍ハヤブサマル
ライデンのところで話したので割愛

・単騎連射マグナム
ネクやバイク等に安全にフィニッシュできる。しかしこれらのデッキが環境から減少傾向な上に禁断開放のタイムリミットもあるのであまり悠長にできません。そのため、プレイする機会がかなり減ったので今は必要ないと感じました。(大抵ラフルルで事足ります)

・終末の時計ザ・クロック
ワンショットできるゆえに輝くカード。先にドルガンで走れれば、トリガークロックから漫画城やゴルドーザでダメ押しができる。
バイクのホーリーみたいな感じです。ただ今回は手打ちで弱い、トリガーしてもミクセルに触れない、多色が減ったことによって剣からのワンショットが狙いにくくなったことなどが理由で不採用となりました。
代わりにメメントが入っているのも大きいです。

・ゼンメツースクラッパー
カマス、ミクセル赤単のもろもろをきれいに処理できる。
特にカマスを焼けるのは大きくギリギリまで採用を悩んだカードでした。
しかし、下手に覇道に寄せるよりパワーカードを多く積んだ方が強いと感じたので不採用となりました。ただメメントを抜く場合積む優先度は上がります。 

・アッカンペロケット
新世壊とムカデはがせます、それだけで価値があります。
今回はムシャホの方が強いと感じたので不採用ですが、変えるならその枠かなと思います。
ムカデ除去で現実的なのはムシャホ、ジャック、ぺロケットかなと考えておりどれかは必ず採用しないと詰みます。

・MANGANO-CASTLE!
これもかなり採用に悩んだカード。上で剣抜いて漫画城入れたら良くねって言ってましたが2枚か3枚積んで剣と共存させることもできると思います。
その場合カマスを気にすることなくどついたりバルチュと絡めて最大5打点作ったりなど最高にイカした動きができます。
GRはおなじみ2打点形成組とマグロは確定で、他の枠にホタテやポクたまなんかがいいんじゃないかと思います。

・奇天烈シャッフ
これ結構入ってる構築を見ます。ロマノフやスコーラーに対して有効なのでしょうがロマノフに対してはクリメモからすぐ使えるクローチェの方が使い勝手がいいですし、スコーラーに関してはイグゾーストに止められちゃうので止めれて1ターンというなんか全体的に中途半端な気がします。
あと、このカードを積むなら2枚でピンで積むカードじゃないと自分は思ってます。 

・闇凱亜ジャックアルカディアス
上で散々言ったので割愛

・ゴリガン砕車ゴルドーザ/ダイナマウススクラッパー
上でも下でも使えるハイスペックカード。
メメント、バルチュと相性が良くメタが効かないカードなので、覇道やハンデス対面で活躍する。
ただ、このカードを積むなら正直漫画城を積むので微妙な立ち位置である。

・ドープDBLボーダー
メメントとの相性が半端ないカード全盛期の赤白にこいつでカウンターしてたのはいい思い出。スピアタなのでバルチュのタネになりやすいのもgood。
横並びするデッキが減り、赤白から轟轟轟が消えて代わりにサンマックスが入り盤面に残らなくなったので使う機会がなくなった。環境が変われば使われると思いますが今の環境だと積む必要はないです。

・勝利のアパッチウララー
マジで剣がいなかったら殿堂にならなかったかわいそうなやつ。
ラフルルと同じで上振れ値をあげる。黒入りなら6枚目の黒として採用できる。今回はシンガイギンガをメインに据えているので枠がないです。

・勝利の道導レティ―シャ
2枚目以降のウララー。ウララーより出力は落ちるがこちらは確定でプリンを出せたりツッパリキシを出せる。メメントを積む場合白の枚数をふやすためウララーより優先する場合もある。
個人的にウララー1レティ―シャ2がワンショット性能を上げれてかなり扱いやすいのでおすすめです。(気合で枠を作りましょう!!)

・轟轟轟ブランド
なんで?人もいるかもしれませんがクリメモとドン込むがあるので普通に相性がいいです。また苦手なハンデスにいきなり2打点喰らわせたり流石殿堂だぁ!って動きをたま~にします。打点が欲しいだけなら漫画城のほうが強く手札を減らせるカードもないので結構使いにくいです。

・三つ星鉄人ミシュラ
上で解説したので割愛

・武闘世代カツキングJr 
3打点形成マンの一角、ゴールデンと枠を奪い合う。どちらも真価を発揮するのは赤単等の速いデッキを受ける際で、盤面を取りながら盾を追加する。盾があると安心するので健康にいいです。
パワーが低いのが難点で、自分はゴールデンの方が総合的に優れていると感じたので不採用ですが好みが分かれると思います。

カード解説はこんなものでしょうか。
だいぶ長くなりましたがもう少し続きます。


・対面解説

すべての解説はできませんがいくつかの対面をピックアップして紹介させて頂きます。

・アナカラーデッドダムド
構築が多種多様なので相手にしずらいですが、基本はオニカマスとシンガイギンガでビートするのが勝ちパターンだと思います。
序盤はウォズレックの審問があるのでゼノシャークなどの3コス以下のカードはマナに埋めましょう。3ターン目に走れるかというのが一つ大きなカギになるので無理だと感じた場合リソースが尽きないようにドン込むなどでムシャホやGWDを探しておくのが大事です。
こちらがもたついていると相手は最優先でムカデを出してくるので、先読みしてクリメモでムシャホ持ってきておくのがめちゃくちゃ大事です。
基本盾は薄いのでトリガーはあまり考えなくてもいいですがハヤブサマルの存在だけは必ず意識しておきましょう。
勝率はほぼ5分だと思います。
キーカード:カマス,シンガイ,ムシャホ 

・青魔道具
上に同じくカマスとシンガイギンガが無限に強いです。
グレンニャーはシンガイやドルガンが手札にない時にだしますが、シンガイのセットがそろっている場合出さないでいいです。ゼノシャークは先手なら出し得です。殿堂だとエアヴォが入ってない構築の方が主流なのでメメント手打ちで十分効果があります。
月下卍解されても新世壊が1枚だけならトリガーメメントで返せます。ただ相手がメメントの存在を知っている場合メラヴォルガルを一体だけにしトリガーメメントケアしてくるので油断はできないです。
また、トリガーメメントで止めた際Hセンボンでラストの盾にギャプドゥ埋めてくるのでその場合場のクリをまず殴ってバルチュ宣言しながらラス盾を殴りましょう。
ここでもハヤブサマルが立ちふさがります。常に意識して1打点多く用意しておきましょう。
基本有利ですが相手の理解度によって5分ぐらいにもってかれます。カード除去を積んでいる場合かなり勝ちやすくなります。
キーカード:カマス,シンガイ,メメント 

・赤白サンマックス
オニカマスがサンマの侵略を止めてくれるので相手は漫画城を絡めないと確実に打点を作れないので余裕をもってプレイできます。
メメントを張ることができればほぼ勝ちなのでクリメモがトリガーした際は白マナ確保できるカードを持ってくるのが大事です。メメントさえ張れれば盤面を取ってブロッカーを立てて殴りましょう。受けは呪文しかないのでラフルルで完封できますが、あまり長引くとゴルドーザや漫画城にゴリ押されたりするのでクリメモを引くのを待つくらいなら過剰打点を作り早く決着をつけた方がいいです。
この対面はシンガイギンガが腐りやすいので最後に打点を作る時以外ほとんど使わないです。
基本的に有利なのでどっしりと構えましょう。
キーカード:カマス,メメント,GWD 

・赤単罰怒ミッツァイル
先手ならほぼほぼ負けません 、なのでじゃんけんに勝ちましょう。
後手を取ってもトリガーメメントすれば負けないので序盤にグレンニャー等の小型クリを出しておきましょう。
受けに徹するだけじゃなく6打点つくれれば勝ちというの意識してプレイするのが大事だと思います。
キーカード:メメント,ライデン,剣,ゴールデン

・青黒ロマノフ
こちらもウォズレックの審問があるので3コス以下のカードはマナに埋めたいですが、この対面ではゼノシャークが非常に活躍するのでキープしないといけません。ゼノシャークは手札にあるよりバトルゾーンの方が安全なので出し得です。クリメモからクローチェを回収しておき5マナに到達する前に墓地をリセットさせましょう。またドン込むでクローチェを戻して使いまわすこともできます。
ゼノシャークを主軸に戦うことが多いのでドルガンよりバルチュの方を優先してかかえます。
キーカード:ゼノシャーク,クローチェ,ラフルル,バルチュ

・赤青覇道
基本的にオニカマスの立て合いになり、互いに覇道やシンガイが腐ります。しかし覇道側には漫画城やゴルドーザがあるので少しづつ押し負けていきます。
そこでメメントの出番です。Dスイッチでカマスをタップキルし盤面をとります。とにかくリソースで差をつけられないようにするのが一番大事です。
キーカード:カマス,メメント

・青白スコーラー
この対面でもカマスとシンガイがかなり活躍します。カマスはヘブンズフォースを牽制し相手の打点を減らしてくれます。基本的にスコーラー側はイグゾーストやリリアングを連鎖させて呪文カウントを稼ぐのでシンガイを単体で置いておくと必ずイグゾースト効果でシンガイを選んでしまいます。なのでバトルゾーンはシンガイとカマスのみにしておきましょう。
上でも書いたように殿堂の青白スコーラーにはコーラリアンが入ってないのでメメントを剥がせません。そのためスコーラーでEXターンをとってもメメントのスイッチで必ず止めれます。
この対面で1番大事なのはメメント張ることで、メメントのスイッチさえあれば死なないのでGWDやムシャホで盤面とりながらビートしましょう。
キーカード:メメント,カマス,シンガイ,GWD



・終わりに

少しは赤青剣というデッキの魅力が伝わったでしょうか?
途中なんかふざけてるところもありましたが楽しんで頂けたら幸いです。 

自分はデッキ構築が上手い方ではなく他の方の入賞レシピには毎度感銘を受けています。今回のシンガイギンガもその一つです。環境に合わせて強いカードが思いつく、それをうまくまとめて40枚のデッキにする。シンプルな事なんですがそれが難しくなかなか勝つことができないこの半年でした。(モルネク期は未だにミクセル0という本当にCSでてる?と言われそうな結果に...)  

1つのデッキを極めるというのがちょっと前に話題になりましたよね、(今回の超CS優勝されたミノミーさん等)未だに結果を残せてない自分はまだまだ極めたと言うには程遠いレベルです。ですがこの半年で少しづつ何か正解に近づいていると感じます、今年の目標はドギラゴン剣でCS優勝することなので残りの半年はもっと頑張っていきたいと思います。 

最後になりますがここまで読んで頂いた読者の皆様、拙い文章でメチャクチャな自分のおしゃべりに付き合っていただきありがとうございました。
最新弾のジョルネードが発売されまた環境が変わろうとしている中で、
「自分も環境に旋風起こしてやろうか!!」という方はぜひ赤青剣でCS会場を荒らしまくってください。 

調整に付き合ってくれた、こが、まさるん、よだきぃ、
リストをシェアしてくださったカンセイさん本当にありがとうございました。
これからもドギラゴン剣を使っていきたいと思います。

最後まで読んで頂き本当にありがとうございました。


なんだこいつ!!!!!!

おわり

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