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【読書】人と社会と幸せについて考えながら

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気の向くままの読書記録です。本の選び方はマニアック、かも。内容も、本の紹介はもちろんしたいことだけど、自分が何を思ったか、何を連想したか、も記録しています。それから基本図書館で借…
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2023年12月の記事一覧

【読書】日本とユダヤの古代史&世界史 もくじ

出版情報 タイトル:日本とユダヤの古代史&世界史 - 縄文・神話から続く日本建国の真実 著者:茂木 誠、田中 英道 出版社 ‏ : ‎ ワニブックス (2023/6/9) 単行本 ‏ : ‎ 304ページ 目次を作りました  長かったので目次を作りました。よかったらご活用ください。 【読書】日本とユダヤの古代史&世界史 予告編 【読書】日本とユダヤの古代史&世界史 その1:ユダヤ人とは何者か 【読書】日本とユダヤの古代史&世界史 その2−1:ユダヤ人と日本人の関

【読書】日本とユダヤの古代史&世界史 スピンオフ:次なる探求へのヒント

出版情報 タイトル:日本とユダヤの古代史&世界史 - 縄文・神話から続く日本建国の真実 著者:茂木 誠、田中 英道 出版社 ‏ : ‎ ワニブックス (2023/6/9) 単行本 ‏ : ‎ 304ページ 本稿の構成 本稿は下記のような一連のシリーズの5. 次の探求へのヒントです。  ユダヤ人とは何者か  ユダヤ人と日本人の関わり  2-1 古代日本にユダヤ人が来ていた!そのうち第1波〜第2波まで  2-2 古代日本にユダヤ人が来ていた!そのうち第3波〜第

【雑感】蓮田善明という人

  週末、講演会に出かけた。なかなか衝撃的だった。 その中で、蓮田善明という人の話が出てた。wikiによると ふむふむ。戦前の国文学者で詩人である、と。 へー。三島由紀夫に影響を与えた人なんだ〜。 講演会では、蓮田には妻と3人の子どもがいたこと。イギリス領マラヤとは今のマレーシアであること(トップ画像はマレーシアで検索して出てきた写真だ)。2度目の召集令状で、41歳という年齢でもあり、死を覚悟していたこと。などが紹介された。 もちろん講演会で講師は、連隊長(蓮田から

【読書】コンビニ人間 (文春文庫)

出版情報 タイトル:コンビニ人間 (文春文庫) 著者:村田 沙耶香 出版社 ‏ : ‎ 文藝春秋 (2018/9/4) ペーパーバック ‏ : ‎ 168ページ 「『普通でない』生きづらさ」は幻? wikiには以下のような解説が。 『コンビニ人間』は芥川賞受賞作。そして編集者は又吉直樹の『花火』を担当した人でもある。ヒットメーカーなんだなぁ。  執筆背景として とあった。受賞から7年も経っているので、現在の状況はわからないが、著者自身にもコンビニに惹かれる何かが

【読書】ムラブリ 文字も暦も持たない狩猟採集民から言語学者が教わったこと

出版情報 タイトル:ムラブリ 文字も暦も持たない狩猟採集民から言語学者が教わったこと 著者:伊藤 雄馬 出版社 ‏ : ‎ 集英社インターナショナル (2023/2/24) 単行本 ‏ : ‎ 256ページ 言語学者が自身の身体性を見出す物語狩猟採集民から教わった研究成果は自分自身だと言い切る著者  ムラブリはラオスとタイの国境を跨いだ地域で暮らす狩猟採集民だ。文字を持たず、暦もない。今日何をするかは、今日起きた時に決める。だから、「明日、調査に協力してもらえない

【読書】[新訳]フランス革命の省察 「保守主義の父」かく語りき

出版情報 タイトル:[新訳]フランス革命の省察 「保守主義の父」かく語りき 著者:エドマンド・バーク 翻訳: 佐藤 健志 出版社 ‏ : ‎ PHP研究所 (2020/12/2) 文庫 ‏ : ‎ 400ページ 本書を紹介するにあたって 長くなったので、目次を設定しました。ご希望の箇所に飛んでください。 本書を読むきっかけ  茂木誠の『「保守」って何?』を読み、興味を持った。著者 エドマンド・バークは、フランス革命の初期に対岸のイギリスで「この革命は軍による強