活動休止中のお話。

皆さんこんばんは!℃hurryz11期のライトブルー担当まっきーです🍮

久しぶりにイベントのMCでやるテッパンの自己紹介してみました!

というのも、私は今年の5月2日のSGR以降℃hurryzの活動をお休みしています。

今年の5月に両親が離婚し、経済的に不安定になったためです。
今回、活動休止に至るまでに何があったのか、活動休止中に何を思い、感じていたのか、言葉にしたい過去と想いを書きました。
暗くて重い話になってます。家庭環境でトラウマがある方は閲覧をご注意ください。

私は2年前ユニドル演者として活動を始めました。ダンス未経験の上に、運動神経が悪く思った通りに身体が動かない、メイクをしたことがなく、自分の魅せ方が分からない。色んなことに手探りな日々はとても充実していました。未熟者ながらもたくさん場数を踏んでいくうちに、ダンスのことがちょっとだけ分かってきて、自分の色を見つけることもできました。今年4月にはたくさんの13期が入ってきて、「先輩メンバーとして頑張ろう!」って思っていた矢先、母から両親の離婚が告げられました。

両親は、私が物心ついた時から仲が悪く、私が小学1〜2年生の頃がピークでした。夫婦喧嘩になると母は父に包丁を向け「殺してやる」と脅し、物にあたって壊し、何の意味もないのに(笑)警察や父の実家に電話をかける。こんな日々が続いていました。「これ以上家庭の雰囲気を悪くしてはいけない」と思った私は「よい子」を演じるようになりました。学校でいい成績とって、部長やったり、生徒会役員やったり。過度に明るく振舞って喧嘩の起きる雰囲気をかき消そうと思っていました。

2011年、私が小学校4年生のとき父親は単身赴任になりました。父は土木関係の仕事をしており、福島原発の事故を受けて父の会社から何人か原発に作業員を送ることになったそうです。それを聞いた母は、一緒に住みたくないから福島に行ってくれと父に言い、父親は福島原発で働くこととなりました。

片親しかいない家で久しぶりに心が休まったのを覚えています。ただ幼少期に負ったトラウマはそう簡単に消えませんでした。お盆や年末に父が帰ってくると、両親が普通に会話してるのを見るだけで、何かのきっかけで夫婦喧嘩が始まるのではないか恐怖でいっぱいになります。今年で21歳の私ですが、この恐怖は未だに克服できていません。

考えてみれば、あの激しい夫婦喧嘩が起きていたのはもう10年以上前の話です。私は過去にずっと縛られているのです。きっとこれらかもそうで、幼い頃に見た地獄絵図は死ぬまで私の中から消えることはないのでしょう。


両親に迷惑かけちゃいけない。だから自分の感情を押し殺して、押し殺して、押し殺して… 悩みなんてないように振舞って、そうしていくうちに人より感情がなくなりました。

両親の姿を見て、希望の欠片もない結婚をするつもりないので、恋愛なんてする必要ないですし、したくもないです。

私に大きな影響を及ぼした夫婦関係。その終幕をあっさりと母から告げられたとき、私の人生って何なんだろう、と報われない気持ちになりました。辛い、怒り、悔しい、苦しい、どれにも当てはまらない感情に、活動を休止してから数か月苦しめられていました。

両親が離婚したと言うとみんな「大変だったね」「大丈夫?」と優しい言葉をかけてくれます。でも正直なことを言うと、みんな何にも分かっていない。助けてほしいのは今じゃなくて、あの時だった。

とはいいつつ、 お金の面で大変さはあります。
現在は母、高校生の妹、私の3人で暮らしています。母は数年前から体調を崩しており、働くことは到底できないです。父から経済的支援はありますが、学費までは賄いきれません。奨学金を頂くにしても秋の学費納入には間に合わないので、60万近くをバイトして自分で稼ぐ必要がありました。

ひたすらバイトをする一方で、変わらず活動できている℃hurryzのみんなが本当に羨ましかった。羨ましくて仕方なかった。ステージに出られないなら裏方という選択肢があります。でも「ステージに立てるメンバーと立てない私」という現実に耐え切れませんでした。自分のチームから目を逸らすようになりました。比較的経験のある9期11期メンバーは私以外4年でどう考えても私が引っ張っていくべきなのは分かっていました。でもやっぱりどうしても無理でした。℃hurryzのみんな、本当にごめんなさい。

大学とか℃hurryzとか辞めて早く楽になりたいと何度も思いました。辞めて℃hurryzの記憶が全くなくなるなら、とっくにそうしていました。でもそんなの不可能で、これで辞めたら未練が残るのは分かりきっていました。

まだまだユニドル演者としてやり切れていない

あの曲、あのメンバーと踊りたい

あんな企画やってみたい

そして、 ユニドルに出たい

いつしか℃hurryzが私が頑張る理由になっていました。


最後に、私が演者活動を始めた時から決めていたことがあります。
それは、誰も私を見てくれなくても、逆に嫌われても、それがたとえメンバーからであっても、どんなことがあっても絶対に脱退を選ないことです。

1度この世界に踏み入れ、たくさんの方から愛を頂いているのなら、4年間 ユニドル演者として居続けることが唯一の誠意の見せ方だと私は思っています。


それではまたいつかステージで会いましょう。

                           ℃hurryz 11期 まっきー




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