第9惑星
「第9惑星が発見されるかも」とのこと。
これまでは海王星が太陽系の最果ての惑星と言われていた。
けれども、冥王星より外周の領域において、彗星が"そこに何かが存在"しない限りありえない軌道で動いていることから、その存在が理論上証明でき、あとは発見を待つだけとのこと。
(冥王星は2006年に準惑星に格下げされているため、現時点では太陽は8つの惑星を従えていることになっていて、もし発見されればその惑星は9番目の惑星となる。占星術好きな私の中では冥王星は変わらず惑星の一つなのだけれど。)
これだけ望遠鏡が発達していてこれまで見落としていたなんてあり得る?と思うけれど、地球からの距離と大きさの比率でいうと、まるで30km先のどこかに浮いているビービー玉を見つけるようなものらしい。
また、第9惑星は太陽の周りを約1万年(!)かけて一周するという計算結果があるため、動きが超ゆっくりすぎてほとんど停止して見えると予想され、より発見を難しくしているのだとか。
占星学的には、惑星の発見と人類の意識の発展はリンクすると言われているから、この第9惑星が正式に発見されたら人間はどんなふうに変わるんだろう。
天王星が発見されたころはフランス革命、アメリカ独立戦争、など国家や社会体制の転覆、「個」の意識の強まった。
海王星のときは、心理学の発達など、潜在意識、無意識、集合意識のような目に見えないけれども確実に人に影響を与えているものの存在が広く認知されるようになった。
冥王星が発見された時代は、大恐慌に端を発して第二次世界大戦へと世界中が巻き込まれていった。
個人的な妄想を繰り広げてみるとしたら、第9惑星が正式に発見されたと発表される頃には、太陽系外の生命体とのコンタクトが始まるのではないかと思っている。
この惑星はまだまだ解明されていないことが多く、どんな材質でできているか、どんなふうに形成されたかはまだわからない。諸説ある中の一つに、太陽系と別の星系が近づいたときに、別の星系にあった惑星が太陽系に引っ張り寄せられて合流してしまったというものがある。太陽系外から来た異邦人、別の星系の情報をもたらしてくれる存在というイメージを受ける。
約1万年という途方もない時間をかけて一巡することから、「時代の変化」どころの騒ぎではない変化が起こる感じもする。(語彙が足りなくて表現できないけれど)
最古の文明は紀元前3800年前のシュメール文明と言われているけれど、そこから始まった(と言われている)今日までの人類の文明の流れを、覆すレベルかも…。
そんなの怖い、同時に、もしそんな変化があるのならこの目で見てみたいというドキドキ感もある。
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