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ClipSkipを変えてみる

StableDiffusionを1.6.0に変更して以前と同じプロンプトで画像生成してみたら絵柄が全く違うものになってしまいました
原因は1.6.0をクリーンインストールしたからか、clipskipが初期値の1になっていたんですね
そもそもclipskipについては全く調べもせず2が良いらしいというだけで2にしていました
いい機会なのでそこらへん全く選択しないような数字にもしてみたいと思います

ざっと検索してみて、clipskipはプロンプトから画像生成する際の工程を間引く数で、数値が大きいほどプロンプトが反映されなくなるとのこと

試しに「Super deformed, Flat color, American traditional tattoo image, Chartreux Fair-skinned samurai girl, business-suit, guitarist, Sound Effect Fonts, magazine cover」1~4の範囲で生成してみます

いや、全部良いが?
まあそう言う事ではなくて、何か無くなってる?
chartreuxは猫の種類なので2以降は猫要素が無くなってる
sound effect fonts は文字で表す音の表現なので2段目の1にはそれっぽいのが出てるけどそれ以外は無さそう
逆に雑誌感は後半の方がそれっぽいような
デフォルメ感も数値が高くなるにつれて増しているような?

もう1つ

こっちは分かりやすいですね
数値が高くなるにつれて全体がスッキリして(プロンプト要素が少なくなって)いく
clipskip4だとプロンプトが減り過ぎて思った様に出ないけど、1だと全部盛りすぎてごちゃごちゃしてる
2だと「整ってる」感が出て丁度いいみたいで推奨されるのもわかります
個人的には1も好きですが

全部好きとか頻繁に変更したいという人のために生成画面から簡単に切り替える方法をメモしておきます(バージョン1.6.0)

StableDiffusion > settings > user interface の中ほどにある Quicksettings list に Clip_Stop_At_Last_layers を加えてください

そうすると生成画面の Checkpoint 選択の右側に出てきます
これで毎回設定画面を開かなくてもclipskipを変更できます

おまけのSDロボ

やっぱり4は減り過ぎですね
1か2を使うのが良さそうです
推奨で2だけ使っていたとしたら(私です)たまに1を使ってみるのも面白いですね

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