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ガチコマ参戦準決没レポ(オズワルド)

0.はじめに

久々の参戦レポですね。Chronoです。
先日開催されたコマサミ大阪のガチコマに出て2-3でまた準決没したというお話です。
なかなかに勝ちきれないなぁ……。

1.使用デッキ

普通のオズワルドがどういうデッキかよく分かってないんですが、わりと普通なリストじゃないかなと思っていたり。
デッキチョイスの理由は珍しいことに使いたかったからと、現環境でどのくらい勝てるのかが気になったから。
主な差別化カードの採用理由は以下。

ヨーティアの前線兵

オズワルドで2回2マナをサーチできてイーオスのレインジャー長にも対応している生物なので。新イクサランのノームだと追加のファクトが引けるか不確定なのでこっちのほうが好き。

魂なき看守

お気持ちブリーチ対策。魂の仕切りが2マナ万能除去になる。追放領域と墓地から呪文を止めるため、自分の神秘の炉は引っ掛からない。

マイアの戦闘球

めっちゃ抜きたい。素引きするとキレる。けどスカラベ・スウォームをノーケアで鍛冶場主からサーチしないといけない時にはたきで曲げられるとしんどいのと、スカラベ・スウォーム+もう1回トークン展開しないといけない場合があるのと、練習でラガバンにスカラベ・スウォームを2回くらいパクられて負けた経緯があり抜けなかった。ウィザーズには5マナくらいでトークン4枚ばらまく1/1のゴミみたいな茶生物を早く作って欲しい。

古術師の地図

3マナの限界カード。古術師ルートだと基本的に指輪に繋いで手札パンパンを狙いに行く。なんだかんだ白マナが足りないデッキなので平地サーチもまあまあ染みる。

完全化の杖

疑似森知恵兼マナソース。このデッキでは盲従存在下で無限マナを作り、杖で無限ライフにした状態でオズワルドを無限に爆破し強請で無限ドレインするという使い方も可能。滅多にないけどレインジャー長や耳痛でノンクリスペルを止められているのにイムーヴァブル・ロッドが手札にある時はこちらを狙う。

イムーヴァブル・ロッド

敵対工作員への起き妨害兼沈黙を打たれた状態での勝ち筋。インスタントタイミングで無限にダンジョンを探索できるため、任意の部屋以外の誘発をスタックに乗せ続けたままドレインの部屋の誘発を無限に解決して無限ドレインが可能。指輪のプロテクションも貫通する。

つるむ面倒

誘発2倍ノーンとの間で悩んだ枠。マナを伸ばすことだけは得意なデッキなので、流石に。

不安定な断層

相手の土地を割れるのはインクの染み。大事なのは宝物を実質2マナで出せる=ファクト土地とみなせること。雨ざらしや古術師の地図が入っている関係で盤面の土地を減らすことにそこそこメリットがある。

フォモーリの宝物庫

1戦目のMVP。このデッキなら平気で6枚7枚掘れるので、オズワルドが止められた状況でもどうにか勝ちに行ける。

2.戦績

1戦目 オズワルド〇→ケディス+義丸→逆クラ→新マルチェッサ

1tオズワルド着地から2tに三球設置の害悪ムーブで卓全体を膠着させることに成功、さらに手札にはブライトハースがありこれはもろたでとなったはずが、一向に2マナファクトを引けず。仕方がないので神秘の炉でトップをちらちらしながらゲームを進めていたら法学者が出てきたが、ブライトハース設置まではマナが足りず。逆クラがずっと3マナ立てて動き続けていたので一回適当な2マナでお茶を濁すか…と思ったらマルチェッサから敵対工作員が。ちょうど神秘の炉で除去を弾いたところなんですが…。
ファクトが山ほどあったのでフォモーリの宝物庫から気合でバサルト・杖を持ってきて、法学者でクラークの打ち消し回数を縛り、クラークが否定の契約を唱えるも既に盤面に出ていたクラークが裏を出してくれたおかげで通ってGG。もっと楽なゲームになるはずの予定が…。

2戦目 マル砕き〇→パルン→オズワルド→φヘリカス

宝石の洞窟からジェラペンを投げつけて1tオズワルドを決めるも、手札の土地がなく微妙に動けない感じ。マルコムが初手着地、ヘリオッドも爆発的に動くわけでもなく。青3人卓なのでゲームを縛るよりもひっそりアド稼いで…ということでジェラペンをマイコシンスの水源にして土地を置いてターンを返したところマル砕きから光り角が出てきてなんと素通りしてしまいGG。

3戦目 新エターリ→ウルザ→シッセイ+ジェガンサ〇→オズワルド

エターリがソルリンからパンハモニコン、シッセイがソルリン印鑑ジェスカの意志からジェガンサ着地という地獄のようなスタート。流石に看過できなかったのでオズワルドを諦めて2tはカーンをプレイしエターリを止めにかかる。ウルザがナーセットで檻を持ってきて適当にプレイするも、シッセイが止めに入って檻が消え、召喚酔いが解けたジェガンサがガチャガチャやってGG。
シッセイ使ってた経験上檻が刺さるのとジェガンサ生かして返しちゃいけないことは分かってたのでもうちょっと強めに打ち消してもらうよう要求した方がよかったな…。

4戦目 オズワルド〇→旧ラスプーチン→ケンリス

お馴染み三人卓。こいついっつも三人卓に振り分けられてるな。
初手オズワルドから2t妨害サーチで悩んだ結果、ラスプーチンは1マナ、ケンリスが既に3マナ出せる状態だったので三球ではなく絡みつく鉄線をチョイス。そこから不快置物を並べつつ、徴税でマナを伸ばしていく…つもりが、やることがなさ過ぎて二人から普通に徴税のマナを支払われてしまう。そりゃそうですよね…。
タングルのロックが外れかけるタイミングでの仕掛けを狙うつもりが、ケンリスが思ったより動きそうな雰囲気だったので自分の勝ち筋を潰してしまうのでそんなに好きじゃないけど耳痛を設置し幻術師の篭手をサーチ。ほぼオープンリーチ…に見えて実は無限ドローから勝てないのであんまりやりたくなかったんですが、これでタングルが外れる直前で指輪に変換してリソース差で…という予定だったんですが、ケンリスが急にオラクルコンボをぶっ放す。
ラスプーチンから決まるかどうかを確認され、耳痛があるので案タッパーが足りず、キーパーツ(千年霊薬/教術師の石/貴族の印章/エリエットの誘う林檎/ブライトハースの指輪)を引かない限り無限から勝ち切る手段がないことを正直に告白。ラスプーチンがデモコンを打ち消し、オラクルが無事解決。デッキトップから一番強い千年霊薬をツモり(ツモらなかったら篭手を生贄に無理やり三球霊薬→指輪のプランでした)、最終的に無限ダンジョン探索で勝ち。

準決 ティヴィット→ティムクラ〇→オズワルド→ケディス+義丸

ティヴィットが初手レモラ、ティムクラが初手クラムからティヴィットを殴るというなかなかのスタート。レモラがなければ墳墓マイコシンスペタルモックスダイヤオズワルドでスタートを決め、次のターンで三球を置く予定だったのに…としぶしぶ断層ペタルからオズワルド着地。ティムクラからのソープロでオズワルドが除去され、千年霊薬から次ターンオズワルド着地を狙うか考えたもののオズワルド起動を妨害する気マンマンのこの卓で千年霊薬プレイはあまりに露骨かと思いオズワルドを素キャスト。ケディスがノリンをプレイしたため、ライフがへこんだティヴィットからオークがプレイされ義丸が除去される。
ティムクラは土地四枚でバンチューで何かをサーチしてティムナとクラムで手札を稼ぎ続け、ティヴィットはオークでティムクラのライフに圧をかける展開。マイコから地図に繋げて土地を伸ばし、断層で土地を割ってもティムクラはそんなにしんどくなさそうな気配。クリプトを探してくるわけでもなかったしブリーチコンボか寿司かどっちか揃ってるのでは?という懸念から、猶予がもうないと判断して千年霊薬着地→地図をスカラベ・スウォームに変換して決めにかかる。残念ながら汚れた契約で妨害をサーチしたティムクラとオークの誘発でオズワルドを殺せるティヴィットが共闘してオズワルドが落とされ、完走失敗してターンをパス。ティヴィットが船砕きから幻影の像で盤面全バウンスを決めようとするが、ケディスからソープロを打たれて船砕きが除去されて失敗(個人的には船砕き着地後に幻影の像を除去して船砕きにティムクラを妨害してもらう方が良かったんじゃないかと思ったんですが、ケディス的には船砕き自体がしんどいので仕方ないのか)。
最終的にやっぱりコンボを持っていたティムクラがデモコンとタッサで〆。

3.終わりに

卓準が上か下かで露骨に勝率が分かれてしまった一日でした。2t目に大きく動く現代EDHで2t目三球が比較的容易にプレイできるのは大きな強みなのは確かなんですけどね。

デッキに概ね不満はないのですが、耳痛と彩色の星/アーカムの天測儀が悩みどころ。沈黙系の枚数を削っているのでフレイルを増やしたい感。あと、オズワルドはデッキの性質上どうしてもマナファクトを0から増やすのが苦手なので、ヌカコーラでも入れてみるかな…?

次の関西帝王戦も頑張りたいと思います。ではでは。

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