チェイナー 内容更新

0.はじめに

ストリクスヘイヴン発売ですね。Chronoです。普通の構築目線はともかく、EDHでは組んでるデッキ的には細々した良パーツがもらえたので普通に嬉しいです。残念ながらGWは対面でEDHが出来そうにないですが…。

今回は自分が組んでいるデッキの内の一つであるチェイナーの内容更新について。ちなみに2021/4/22現在、自分の持ちデッキはログラクフ&サイラス・レン/黄金牙、タシグル/ウィノータ/梓/ダーゴ&ジェスカ/狂気を操る者チェイナーの6つです。解体中のカードをかき集めたらあと2個くらいは組めそう。特にイズマグナスのミジックスは統率者レジェンズ以降強化パーツいっぱいもらえていい感じなので組みなおすモチベーションは高めです。そのうちまた書きます。

1.リスト

というわけで本題。ぶっちゃけたところデッキ解説はチェイナーマスターのさいとうさんの解説を読もうでだいたい終わってしまうんですが…(⇓)

一応(?)細々とした部分は違ってるので。自分の現在のリストはこちら。

明らかに入れるべきなのは玉璽とChains of MephistophelesとBazaar of Baghdad。まだ再録の可能性がある玉璽はともかく残り2枚は今からだともう手が出ないのが残念…。というか、このデッキはLEDもほぼ必須クラスで必要なのが意外と財布に厳しいんですよね。

2.勝ち筋と立ち回り

搭載している勝ち筋は主に以下。

おにぎりウーズ(壊死のウーズ+Phyrexian Devourer+トリスケリオン)

ライブラリーの総マナコスト分のダメージですが、デッキを引きすぎている場合は走り切れません。とはいえ生き埋め1枚+ジェネラルでアクセスできる最もコンスタントな勝ち方で、生き埋め+釣り竿で理論上1ターン目でも決まります。インスタントタイミングでの妨害が難しいのも点数高い。知名度は割と高いせいで生き埋めからのこれを意識されるケースが多くてだいたい通らないです。

狂気を操る者チェイナー+Sacrifice+隻眼の将軍、夏侯惇+ドレイン生物(アスフォデルの灰色商人/夜の星、黒瘴)+約束された終末、エムラクール

第二の(?)メインコンボ。エムラクールを生贄に捧げると13マナ出るので夏侯惇・ドレイン生物・エムラ・Sacrificeのマナがキープ出来ます。エムラクールはグダった時にも強いのがいいですね。

狂気を操る者チェイナー+忌むべき者の歌+隻眼の将軍、夏侯惇+ドレイン生物+サクリ台(臓物の予見者/ディミーア家の護衛/スランの医師、ヨーグモス)+十分量の墓地の生物(最低7枚)

エムラクール+Sacrificeではなく忌むべき者の歌でもループは可能です。夏侯惇+ドレイン生物をサクってから忌むべき者の歌に繋ぐので上記二種含め7体でループ成立ですね。

狂気を操る者チェイナー+血の取引者、ヴィリス+スカージの使い魔+サクリ台+ドレイン生物

チェイナーの3点ライフ支払ってのリアニで次のリアニのマナを捻出するため、デッキが切れるまでリアニし続けることが可能。ヴィリスは単独でもバグみたいなアドを稼ぐため避雷針としてそっとお出しするケースも珍しくないです。サクり台を引けない場合はヴィリスの能力でドレイン生物を殺しながらスカージの使い魔で捨てた生物を釣ってデッキを30枚くらい掘ります。そうすれば流石にチューター経由でいけるでしょという感じ。

不浄なる者、ミケウス+トリスケリオン

いわゆるトリミケ。ミケウスは単独ではそこまで強くない…と思いきや意外とサクリ台と組み合わせて堅実にアドを稼げるので(あとチェイナーで釣るからマナコストなんて気にならないので)個人的にはアリ。

不浄なる者、ミケウス+スランの医師、ヨーグモス+ドレイン生物+おまけの適当な生物

ヨーグモスでドレイン生物とおまけを交互にサクることで+1/+1カウンターと-1/-1カウンターを相殺することが可能のため半無限ループが成立します。特にヨーグモスはサクリ台にしては珍しく明確に手札を稼げる・除去になるカードなので単独の汎用性も〇。なお、サクり台ループする場合は墓地に置いておいて壊死のウーズでコンボに入るパターンもありますので頭を使います。注意点としてはチェイナーでパーツを釣った場合はチェイナーを適当な生物カウントできないので注意ということくらい?

朝の歌のマラレン+敵対工作員

即勝ちというわけではないですが完全ドローロック+相手のライブラリー抜き放題なのでほぼ勝ち。とかいいつつ上記のコンボほど盤石なわけではないのでハンデスなどの前処理は必須です。精神を刻むものを爆発させて対処手段を奪ってから頑張りましょう。

あとは相手のクリーチャーをパクるのがメインコンボ。タッサの神託者とかをパクって自分のおにぎりで山札吹き飛ばして即死とかたまにやります。プチコンボとして精神を刻むもの+恐怖の神、ターグリッドとかもあります。というか捨てさせる系はだいたいターグリッドとシナジーを形成します。ガイアー岬の療養所もターグリッドがいるならわりとアリなスペックです。

勝ち筋自体は結構ごちゃごちゃしてますが、太く戦いたくて色々試行錯誤してたら最終的にこんな感じになりました。これらコンボを黒のチューターでバックアップしてぶつけるのがメインプランです。特に重要なのがルーン傷の悪魔で、ルーン傷の悪魔から以下の要領で即死に繋がります。

チェイナー+墓地にルーン傷+黒6マナ+ライフ9点

ルーン傷リアニ(黒3)→サーチはSacrificeでルーン傷生贄(黒9)→ルーン傷リアニ(黒6)→生き埋め(黒3)→壊死のウーズ

チェイナー+墓地にルーン傷+黒5マナ+ライフ18点

ルーン傷リアニ(黒2)→サーチはSacrificeでルーン傷生贄(黒8)→ルーン傷リアニ(黒5)→サーチは夏侯惇でSacrifice回収(黒1)→Sacrificeでルーン傷生贄(黒7)→ルーン傷と夏侯惇リアニ、夏侯惇でSacrificeを回収、ルーン傷で生き埋め回収、ルーン傷生贄(黒7)→壊死のウーズ

これらはルーン傷にアクセスすれば問題ないので納墓系1枚から実質コンボに繋がります。偉いですね。夏侯惇を経由するとマナが増える代わりにライフが減ります。欠点はソーサリータイミングでしか動けないことなので、自分の場合はソーサリータイミングのコンボに打消しや除去を切らせたうえでインスタントタイミングでのコンボ完走を狙う場合が多いです。なので生き埋めとかはいい様子見カードになりますね。

黒単なので立ち回りの柔軟性はありませんし打ち消しもないうえにこっちの重要なマナ加速2種(忌むべき者の歌/Sacrifice)が精神的つまづきされやすいので難しいですが、幸いチェイナーは起動型能力なので妨害の上からスタックを積んで妨害をかわして勝つことができます。ロングゲームの目標はチェイナーの能力起動を一回分浮かして墓地対策を睨みながら勝つ、ないしコンボ二種を準備して妨害を釣りだし最終的には打ち消しで止まらないコンボ(おにぎりウーズ/トリミケ/ミケウス+ヨーグモス+ドレイン生物/スカージ+ヴィリス+サクリ台+ドレイン生物)に繋げること。

サブプランはエムラクールと黒タイタンによる雑ビート。むかつき死すべし慈悲はない。

3.デッキの細々とした所感もといチラシの裏

ライフ回復手段がもう少し欲しいので、現在梅澤の十手や害悪の機械巨人の採用を検討中。ラミアの絆魂が染みる。オニキス教授、全員からドレインなら普通に入ったんですけどね。なんで回復が固定で2点なん?

カルドハイムでは恐怖の神、ターグリッドと燃えルーンの悪魔を獲得していい感じだったので続投確定。ターグリッドはポン置きするだけで一部のコンボデッキを咎められるのが偉いですね。燃えルーンは状況にもよりますがディスカード手段があると実質2倍納墓なのでラミアよりも強くて最高、そうじゃない場合は状況次第。だいたい夏侯惇+黒いカードをサーチして先の布石にします。

今回新しく入る予定なのはさまようアルカイック、影の執筆者、オリークの伝承魔導士の3枚。伝承魔導士は壊死のウーズがいるとかなり化けるので評価は高め。特に納墓1枚から(ターンを跨いでですが)おにぎりとトリスケリオンを落とせるので結構偉いです。壊死のウーズが何を出来るか見逃すケースは意外と多いので、あからさまにならないようにチェックしましょう。

さまようアルカイックは対戦相手の呪文への打消しを倍にして妨害したり逆に自分のコンボを守ったりと色々使い道が期待できそうです。ドラフトで出されたときは普通に吐きそうになりました。生物展開に対しては除去が多くてこっちのリソースに繋がるデッキなのであまり気にしてません。裏面?たぶんインクの染み。まだ試せてないですけど。

4.最後に

100枚解説は気力がもたなかったのでパスします。というかDNで一回書いたし!

次回は何を書くかまったく考えてませんが上記のデッキかまた新しく組んだデッキについて書きたいですね(適当)。TaigaとSavannahが家に転がってるので梓をマラスにバージョンアップさせるかな?

ではでは。



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