関西帝王戦準決１没レポ

1.はじめに

本当にめちゃくちゃ久々に投稿します。Chronoです。
今回はタイトル通り第二回関西帝王戦統率者部門で準決でぜんぜんいいとこなしで終わったレポです。クリスマス？そんなものはない。

今回のデッキはティヴィットを選択しました。
大会で何度か金華さんとご一緒して一方的にボコられ続け、暗黒面に足を踏み入れました。リストは気力が湧いたら後日…。

2.大会までの流れ

ざっくりですが、１２月初頭のコマンダーサミットガチコマ部門にも参加して環境の雰囲気を掴んで、それを反映させたデッキを帝王戦で握る予定でした。
ガチコマのデッキはログテヴェ。使用感は悪くなかったのですがマッチング不利や引き雑魚をかまして1-3の予選落ち。見ていた印象ですが、当日の仮想敵はこんな感じ。

・ティヴィット　５人くらいはいそう
・ウルザ　２～３人はいそう
・タヤム　２～４人はいそう
・マルドゥぶっぱ　タヤムと同数くらい

というわけでデッキ選択に入ります。握る候補としては以下。
・ティヴィット
対面しているときの圧がすごいジェネラル。意外と打ち消し持ってないけど沈黙系でグイグイくる。生半可な生物ではパワー負けする。Transmute Artifactを買いたくない（買った）。
・テヴェシュ＆ギランラ
しもっちさんの記事に触発されて自分なりに弄ってみた。ピーキーだけどドブンで勝てる利点は大きい。でも思ったより青いデッキが多そうなのが気になるポイント。ティヴィットは進歩の災いによる暴力プランしか眼中にない。
・ログテヴェ
実は統率者レジェンズリリース当初からちょくちょく触っていた共闘コンビ。使い慣れているけどプレイヤー性能でここ一番でむかつきを引けない。調整に失敗したらガチコマのリストのままいく予定だった。
・ロッコ
対戦相手二人以上でオークリス研で結託されると嵌められるし勝ち筋的に指輪のプロテクションを貫通する手段が絶無なので本当に最終手段。

ここからスパーしてみてティヴィットとテヴェシュ＆ギランラで試してみたところ、ティヴィットが好感触だったので大人しくティヴィットを選択しました。

コンセプトとしては、最速着地できない時のために３～５マナのカードを厚めに取って打ち消しを先に切らせる/打消しを温存させてアド差を作って勝つ構築を目指しました。
具体的には4マナ枠の代表選手、ウルザと徴税と指輪に追加でアウグスティン、タリオン、鏡に願いを、5マナのエリシュノーン、ティヴィットミラーのためにテゼレット+φ変形者/機械神の肖像、セファリッドの女帝ラワン、奪い取り屋、サーダ・アデールを採用。そして対赤デッキのために寒け。自分が赤いデッキ使ってる時に置かれたら確実に憤死するので。

3.本戦

1回戦目
トラシオス＆ブルースタール/ティヴィット/ディハーダ
最大の敵、３人卓。いきなり罰ゲームですか？
土地土地金属・汚れた契約・友石・指輪・ウルザ・アウグスティンでキープ。土地金属（刻印契約）友石、2t目アウグスティン→トラブルから流刑、3t目ティヴィットを赤ブラ、4t目ウルザも赤ブラ。3人卓でただでさえきついのになんでこんな虐待されるん？
どうにか指輪が着地するもトラブルが新セットの緑神でブイブイいわせてしこたま殴られ、死。

2回戦目
ティヴィット/カーリア/ティムトラ
また３人卓。運営は一体何の恨みが？
雨ざらしから3～4t目ティヴィットが狙えそうな手札でキープ。ティムトラが4枚スタートでおつらそう。カーリアをどうにか対策しつつ動くかんじ？
こちらは順調に展開してティムトラのフルタップを狙ってティヴィットまで到達するも、カーリアが徴税をプレイし解決。ティムトラの徴税は摩耗損耗でこっちの篩のエサと一緒に割られる。さらにシェオルドレッドまで着地……というところでティムトラのマナが寝たので打ち消しを握って篩を押し付ける。宝物カウント稼ぎのために出したロソにソープロが撃ち込まれたりするもののセヴィンでサーガを使いまわしてファクトカウントを稼ぎ、どうにか1勝。

3回戦目
ティヴィット→青黒シグ→勝利械
本日３回目の３人卓なんだよもぉぉぉぉぉぉぉぉ！またかよぉぉぉぉぉぉぉぉ！
勝利械がめっちゃマリガンしてスタート。こちらはデモチュー→サーダで勝利械からクリプト、シグから指輪をパクりつつティヴィットとレモラでマナ以外盤石な体制。水面院もあるしターン返ってきたら勝つかな～と呑気こいてたらシグから寿司+汚れた契約。リス研置いた勝利械とお互いに打ち消し合戦して死ぬほど引きまくるもカウンターが一枚足りない。宝物も食べ尽くして汚れた契約解決……と思ってシグの土地をよく見ると、島が複数枚並んでいる。あれ、この打ち消し合戦マジでいらなかったやつ？
結果、マナが枯れたところに勝利械が逆転棒を決めて勝利。2マナ浮かせていれば精霊界との接触で棒の刻印にスタックして棒を飛ばしていたので勝っていました。本日のガバ。

4回戦目
ティヴィット→トラ木霊→トラアキリ→タヤム
本日はじめての四人卓。染みる。タヤムは日本橋でお見掛けするお方。土地多め、トラアキリのマナファクトをコピーして打ち消し構えてテヴェシュ出すかな～くらいのハンドでキープするとなんとタヤムの初手は墳墓ヌルロ。クリプトを出したトラアキリが早速死んでいる。
トラ木霊はテンポよく土地を置き、秘紋のアルマサウルスを着地。マナクリコピってもどうせヌルロで死んでいるのでこちらも変形者でアルマサウルスをコピーし、トラアキリも同じくアルマサウルスコピー。タヤムの着地が1手遅れたときにはタヤム起動＝3ドローという酷い状態に。死亡時発見する恐竜を爆破するも、捲れたのは黄泉からの橋。盤面に出てくる橋なんて初めて見た。ヌルロがあるからセーフ理論でティヴィットを設置し、タヤムのライフに圧をかけていく。それでもタヤムがタイヴァーやリストークンを湧かせるツリーフォークとクィリーオンレインジャー、そしてアースクラフトでほぼオープンリーチに。クラフト着地でほぼGGなので、全員で示し合わせた結果トラアキリがソープロでタヤムを処理。打ち消しが全員の手札にないことがはっきりしたので、返しに大田原でヌルロをどかし、船砕きでバックアップして篩ループに入って勝ち。

5回戦目
ジョイラ→ティヴィット→ロッコ→アシャヤ
四人卓とはいえ、早いデッキが卓に3人。ジョイラの打ち消しに期待するのはまずいので、とりあえず2t目ティヴィット+中断+否定の力でキープ。トップから黒幕を引いたので、次あたりティヴィットで出す宝物で黒幕を……とか思っていたら2t目ジョイラが展開してから覚醒の兜。たまらず兜を否定の力し、ティヴィットを着地。ロッコはサバイバルで次に波止場かアウフの構え、アシャヤはトラッカーをプレイ。ジョイラが雲の鍵からまた走り出したので、中断をキャスト。沈黙感覚で使ったけどよく考えたらファクト止まらないじゃん、と思っていましたがどうやら実は刺さっていたようで、ジョイラに脛当てを装備できず指輪物語の3マナ複製バウンスもひっそり止まっていたらしい。ジョイラには中断で引いたしゃぎ回りをあててトップした汚れた契約＋ティヴィットのコンバットで生成される宝物で篩ループで勝てることを祈って契約をキャスト。なんとか成立し、比較的山の上にいてくれたのもあって篩ループを完走。ジョイラの仕掛けを2回捌いて3キル返しで本日の運を使い果たした感。

6回戦目
ティヴィット→ティムナマルコム→勝利械
本日四回目のティヴィ虐卓。だから座った時点で勝ち筋一個潰してくるのは勘弁してください……。こんななら雑ぶっぱできるログテヴェかギラテヴェ握ってますよ。
2t目エリシュノーン、4t目ティヴィットできそうなハンドでキープ。初手でエスパーの歩哨、3t目にノーン、4t目魂の洞窟からティヴィットの流れで序盤は問題なし。ティムナマルコムの方は土地二枚でストップして盲従を設置、ジェネラルが出てこない。勝利械はあいかわらずのんびりプレイ。
この状況で勝利械が模倣メカでティヴィットをコピーしようとしたところでティムナマルコムから徴用が飛び、ティヴィット同士が睨みあう構図に。しかもティムナマルコム側にもまさかの時の篩が入っていることが発覚するわ勝利械は地味に時計で毎ターン勝利械起動を始めるわでカオスなことに。
ディスプレイサー＋エリシュノーン＋ティヴィットする予定がディスプレイサーが除去されて打ち消し合戦で篩を通すマナがギリギリになり、篩をサーチするにとどめると勝利械がテフェリーを設置。ターンが返るも介入できないリフトで盤面を流される。直前で精霊界との接触でティヴィットを追放し、ノーン＋篩で終了ステップのEtBで追加ターンを狙うもマナドレで捌かれ、勝利械の船砕きループが阻止できず負け。直前の打ち消し合戦でマナが足りていたのに1t猶予があるからと安牌狙いで打ち消しを温存したのが裏目に出た……。

というわけで予選ラウンド3-3で予選3位通過。ラワンも寒けも引かない。2戦目か6戦目ににラワン引いてりゃ話が早かったのに。

準決勝
ティヴィット→トラブル→トラテヴェ→シグ
トラブルに入っているルーリクサーがとにかくきついのでささっと勝てるハンドを……と思ったが、初手は3t目リス研が初動、フリーマリガンで土地0と酷い有様。そして次がサーガ込み土地４指輪船砕きトラミュという渋い手札に。土地をボトムに戻して青四人なので３t目指輪でお茶を濁すか、それかトラミュでサーガのトークンを食べてなんとか……ということで渋々キープ。上振れを祈るばかり。
トラブルがフェイ庄の古老、シグが金属モックスからマナ加速と順調な初動。ティヴィットはトップしたモノリスで３t目ティヴィット着地が一応狙える状態。と、ここでトラテヴェが願い爪をシグに送り付ける。シグは願い爪を起動せず４マナ起こしてパス。露骨に構えているところに突っ込みたくなかったのでサーガでソルリンをサーチし指輪から次のターンで打ち消し構えて船砕きループを狙おうと思ったら、トラブルが撤廃者をトップして通ってしまう。手札の変形者が願い爪になってしまいバリスタX∞トラシオス∞でGG。

4.終わりに

準決があっさり終わってしまってやや不完全燃焼感がありますが、あれ以上マリガンしても結局トラブルが走ったらどうしようもなかったので仕方ない感。ただ、予選ラウンドでいらないミス2回で試合を落としているのでそこでまずちゃんと勝てって話ですね。
デッキは本当に文句なしで強かったです。もっと環境に全除去が増えたら乗り換えを検討しますがしばらくガチ大会ではティヴィットを使いたい…というか、トラミュ折角買ったのでトラミュデッキを使いたい。あと３人卓は勘弁。
次回はもっと精神異常カードを増やして挑もうと思います。ではでは。