EDH 幽霊議員カルロフver.2 100枚解説

100枚とか言いながら絶対途中で端折るやつ。Chronoです。真紅の契りではトクスリルが虐殺のワームに代わってチェイナーに入るかも!とワクワクさせてくれたのに起動型能力の固有色を見て…俺は…がっかりした…といった感じでした。カルロフはここ半年ぐらいカジュアル卓に混ざった時にはよく使っていたので、アプデの内容確認も込みで解説です。

パワーレベルは7程度を想定しています(即死/無限はアリでも2~3ターンで勝負を仕掛けるデッキはいない想定)。下が現在のリストです。

1.クリーチャー

幽霊議員カルロフ 軽量の殴りジェネラル。コンボ要素は皆無ながら除去兼殴り役として卓を牽制してくれる。装備品や絆魂カウンターでライフゲイン出来るようにして暴れさせつつこっそり手札を整えてコンボを狙うのが主な勝ち筋。軽いのでロングゲームで複数回除去されても意外と頑張れるけど、育成しなおすためのリソースを稼ぐのが引きに極度に依存するのでリセットは苦手。殴り出すのは3ターン目なので、3ターン目がやってこないような卓で出すのはNG。

孤独 最近お値段爆上がりのピッチ除去。カルロフでは素出しで殴ったりもできるので生物としては及第点。

幼獣守り カルロフに変容することでカルロフの打点向上/絆魂付与/絆魂持ち生物の展開をまとめてこなせる偉い奴。4マナは若干重いけどパンプ値は最高クラス。

イーオスのレインジャー ソウルシスターズ/ルーンの母/セラの高位僧/バリスタとサーチ先は豊富。除去の少ない卓ではソウルシスターズ、多い卓ではルーンの母と高位僧をサーチすることでカルロフを守る。

太陽冠のヘリオッド 愛されカス野郎。ヘリオッドバリスタコンボは入っているけど素でもカルロフにカウンターが乗る量が1.5倍になる破壊不能の置物ととらえると強い。

エイスリオスの番犬、クノロス 絆魂/威迫/警戒と恵まれ過ぎたスタッツを持つケルベロス。リミテッドでぐちゃぐちゃにされたのはいい思い出。カルロフが追放除去を持っているのでリアニ阻害はあんまり仕事しない。

壮麗牝馬 サイクリングで絆魂カウンターを乗っけてくれる。

イーオスのレインジャー長 イーオスのレインジャーとほぼやることは変わらない。ヘリオッドバリスタを決めるタイミングで沈黙を打てるのは素晴らしい。

配分の領事、カンバール 非クリーチャー呪文に反応するドレイン。呪文連打デッキに対して強気になれる。

薄暮薔薇の棘、ヴィト 血なまぐさい結合を内蔵した生物。伝説なのでサーチしやすい。すごいパワーになったカルロフに絆魂をつけて殴ることでライフに圧をかけるのが主な仕事。

織り手のティムナ 統率者でアドバンテージをロクに稼げないのでドローは必須。絆魂はあるけどスタッツに不安があるので殴る機会はあまりない。

スカイクレイブの亡霊 (ほぼ)万能パーマネント処理。クリーチャーであることに意味があるデッキなので名誉回復よりこちらを優先。

エイヴンの思考検閲者 カジュアル卓だと敵対工作員が蛇蝎のごとくに嫌われているのでこちらだけ。飛んでいるのでティムナのドロー稼ぎに使える。

護衛募集員 サーチ範囲がかなり広い。マナに余裕があればイーオスのレインジャーを、なければ石鍛冶を、展開が粗方済んでいたらティムナを、どうしても除去したいカードがあるならスカイクレイブの亡霊をサーチする。

鋭敏な決闘者 置きアド稼ぎ装置。当落線上ながら2マナで劣化ボブができるので仕方なし。カルロフは構成がかなり極端で他のデッキからパクる系のカードはあまり嬉しくないし。

石鍛冶の神秘家 最強の装備品サーチ。ナザーンの槌か影槍をサーチすることが多い。

極楽の羽ばたき飛行機械 マナマイアの上位互換。当落線上ながらソウルシスターズの誘発にもなるということでしぶしぶ採用。

闇の腹心 数年前に比べて悲しいお値段になった置きアド稼ぎ装置。元々40ライフあることに加えてライフゲインたっぷりのこのデッキでは置きドロソとして十分使える。

ドラニスの判事 白くて遅いデッキなので入れているけど出すとカジュアル卓で出すと空気が冷え冷えになる。出すけど。万一禁止になったらルーンの与え手あたりに差し変わる。

魂の従者/魂の管理人 このデッキの核ことソウルシスターズ。一時期月皇の古参兵も入れてみたけど弱かったので抜けた。

レオニンの古老 ファクトに反応するようになった魂の従者。ボ城と独楽で無限ドローになるので地味に大事。

セラの高位僧 EDHでは最初から6/6飛行という最強生物。初手に設置すると気持ち良くなれる。

ルーンの母 初手以外だとカルロフに飛ぶ予定の除去を無理やり切らせる避雷針になってばかり。

歩行バリスタ おなじみヘリオッドバリスタ要員。ロングゲームになるとすごいマナから汚れた一撃で毒殺を狙うことがある。

2.プレインズウォーカー

幽霊暗殺者、ケイヤ 陛下の仇。単体でブリンク/ドレイン/ドローの役割をこなせる偉い奴。

不笑のソリン ドローエンジン兼絆魂トークン生成。奥義はインクの染み。

復讐に燃えた血王、ソリン カルロフに絆魂をくっつけるのが主な仕事。地味に硬いのでマイナスでのリアニも。

3.ソーサリー

アガディームの覚醒 土地兼リアニ。ロングゲームあるあるの全除去の後の立て直しに有用。エメリアの呼び声は2体しか出せないわりに重すぎるので入らなかった。

栄光の探索 伝説サーチ。キーカードに伝説が多く氷雪マナで回復するので範囲の狭さを差し引いてもデッキとの噛み合いは十分。だいたいボ城かティムナをサーチする。

悪魔の教示者 嗜み。

夜の囁き 微妙な枠だけど元々アド稼ぎが下手なデッキなので。有用なエンチャとかが出たら真っ先に抜ける。ネクポは候補だが黒トリシンが微妙にきつい。

4.インスタント

致命的なはしゃぎ回り 殺しも入っていたけどカルロフで十分という結論に至り抜けた。

苦渋の破棄 万能パーマネント処理。名誉回復も候補。

完璧な策略 カルロフへの除去の対策。カジュアル卓でよく見る全除去は手札が枯れがちなカルロフの天敵なので。

予想外の牙 絆魂カウンターを乗せるカードその2。はっきり言って壮麗牝馬のほうがはるかに強い。

汚れた一撃 隙を見ての一撃必殺。憎悪も書いていることは悪くはないんだけど5マナは流石に重すぎるので非採用。

吸血の教示者 嗜み。

悟りの教示者 嗜み。

剣を鋤に 嗜み。

5.エンチャント

血なまぐさい結合 2枚目のヴィト。重い。

シガルダの輝き ドロソ兼回復パーツ。白カードは多いのとカルロフの絆魂ビートでドロー条件の達成は容易。

ファイレクシアの闘技場 遅い環境なので。カルロフは中盤以降に除去されると回復を誘発するカードが足りずにロクに成長できないので、ドローは出来る限り入れておきたい。

軍団の上陸 当落線上ではあるけれどもマナ加速になりうる点を加味して採用中。最初の2ターンくらいしか殴れないのが辛い。

パラディン・クラス 置き妨害兼一撃必殺カード。

アジャニの歓迎 自分だけソウルシスターズ。軽くて除去されないので。

領事の権限 相手だけソウルシスターズ&タップイン。たまにキキジキ系の無限コンボを阻害してえらい。

血の長の昇天 設置すると目の敵にされるカード。割れないとカルロフがぐんぐん成長する。

6.アーティファクト

ボーラスの城塞 本デッキの勝ち筋兼アドバンテージソース。とはいえこのデッキだとびっくりするレベルで勝てなかったりする。むかつきや深淵への覗き込みも軽量マナ加速をそれほど入れていないこと、そもそもそんなに引いても勝てないという点から非採用。

ナザーンの槌 カルロフの防御枠。破壊不能で雑に突っ込ませると相手は嫌そうな顔をする。装備品が自動でくっつくのは正直おまけ。

霊気貯蔵器 不都合な行動を起こしたプレイヤーを葬るカルロフ最強の除去。普通にしていても50ライフを超えるので卓の平和を保とう。偏向はたきはご愛敬。

秘儀の印鑑/オルゾフの印鑑/聖列のタリスマン/友なる石 意外とマナが必要になるデッキなので。

梅澤の十手 実質2倍絆魂状態でパワーが増える装備品。置き除去にもなるが影槍とナザーンの槌の二つの優先度が高く、石鍛冶で探す機会は案外少ない。

速足のブーツ/稲妻のすね当て なんとかしてカルロフを守護る枠。カルロフ単騎だとすね当てはたまに邪魔をするけど致し方なし。

記憶の仮面/ならず者の手袋 限界ドロー枠。装備品が増えたのでスラムを入れようかとも思ったが、0マナのゴミを入れるスロットがなかったので断念。

オゾリス お守りの除去対策。都合よく引けると嬉しいけどドロー操作は下手なのであまり期待しない方がいい。

師範の占い独楽 コンボパーツ兼ドロー操作。1枚で捲れるカードなんてボ城くらいだからそんなに強くはないのが悲しいところ。

多用途の鍵 アンブロ付与がえらい。というかほとんどそっちの仕事ばかり。

プリズムの指輪 継続回復カード。だいたい白を宣言する。

影槍 このデッキ最強の装備品。呪禁ジェネラルだろうがカルロフとあわせて問答無用で貫通する除去になる上に絆魂トランプルは盛り過ぎ。お値段も素敵になりつつある。

バジリスクの首輪 影槍に比べると見劣りするけどあっちがバグなだけでこっちも十分強い。

統率者の板金鎧 プロテクションティムールカラーと+3/+3修正で殴り値が大幅にアップする。偉い。

太陽の指輪/魔力の墓所 嗜み。色拘束が厳しめなデッキなので魔力の櫃は入っていない。ただでさえ除去されやすくてアドバンテージを稼ぐのが苦手なデッキなので暗黒の儀式や睡蓮の花びらのような使い切りの加速も非採用。

オパールのモックス ファクトの枚数は十分なので。安定キャスト出来るという点ではアンバーでもいい。金属は刻印できないカードがデッキの約半分でアドバンテージを取り戻す手段に欠けていることから不採用。モックスダイヤモンドもほぼ同様。

7.土地

冠雪平地/冠雪沼 栄光の探索のために冠雪。

フェッチ 独楽/ボ城のシャッフル要員。

古の居住区/囁きの大霊堂 オパモ/発明博覧会のファクトカウント要員。レオニンの古老で回復するけどファクトメタが多いならこだわる必要はなし。

作戦室/ロークスワイン城 置きドロソ。

ならず者の道/死の溜まる土地、死蔵 カルロフへののアンブロ付与。

磨かれた痩せ地/光輝の泉 回復土地。

陽光昇りの小道/コイロスの洞窟/悪臭の荒野/孤立した礼拝堂/勝者の大霊堂/無声開拓地/統率の塔/マナの合流点/神無き祭殿 アンタップインする多色土地。マナの合流点はScrublandにしたい。

ウルザの物語 前回立てた予想通りに仕事をしてくれる土地兼サーチカード。構築物トークンは滅多に作らないけど一応ソウルシスターズの誘発を手伝ってもくれる。

発明博覧会 土地で継続回復できるためファクトサーチがなくても十分に優秀。ファクトのサーチ先は9割ボ城、1割独楽。

魔女の診療所 絆魂付与。大天使の霊堂よりも起動が軽いためこちらを優先。

8.投入候補

玉璽 説明不要枠。持ってない…

オーリオックのチャンピオン 追加の回復枠。高いので再録待ち。

ハルマゲドン/戦の惨害 軽いカルロフ出して土地吹き飛ばして殴り殺す雑なプランに。カジュアル卓向きではないと思ったので不採用。

極上の血 本家に加えて貯蔵器とでコンボを形成する…けれども失われる分しか回復できない上にカルロフである程度殴っているはずなのでので連射は難しい。

モックス・アンバー オパモと差し替え、ないし追加の加速に。

ネクロポーテンス 追加のドロソとして。ボ城コンボにも使えるので割とアリ寄り。

9.終わりに

Noteに何か書くのはかなり久々でした。シガルダの輝きはライフゲインとドローエンジンを兼ねてくれるので最近では一番の収穫かも。ウィノータとかもちょこちょこ弄ったのでそのうちまたまとめたいですね。ではでは。

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