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cEDH ウェザーライトの艦長、シッセイのコマサミ感想編(準決で敗退)

0.はじめに

Chronoです。20日に晴れる屋大阪店で行われたコマンダーサミットの最強決定戦にシッセイを持ち込んで幸運にも準決勝に残れたので備忘録がてら書きます。

1.デッキ選択

環境
一言で言うと、ピッチマシマシで除去も盛り沢山なごった煮環境。神決を見ていてもかなり色んなデッキのバリエーションがあって何に当たるかは運否天賦。コンバットを起点にしたデッキは一定数いることが予想されるためあっさりタコ殴りにされてもそこまで苦しまずに済むデッキないし、ゲーム開始時から明確にゲームプランを打ち立てられる太いデッキを持ち込みたい。
神決ほどプレイヤーのやりこみ度の平均値は高くなさそうなのでいわゆる分からん殺し系は十分な勝算あり。

ネタが割れた身内以外でcEDH卓に入るのはかなり久々だったので、なるべく相手からの干渉を無視できるデッキが握ろうと思いました。シッセイはここ最近回していないものの様子見で構える相手をテフェリーで詰ませることができる点、マナジャンプが可能で実質ジェネラル1枚コンボを持つ点からかなり明確にゲームプランを作れることが利点です。特に統率者にできる沈黙ということから持ち込むことに決めました。

デッキ候補

ログラクフ&テヴェシュ
母聖樹と高位僧にビビり散らかした結果日和った。青いデッキはなんだかんだしっかり組んでいる相手が多かったので結果的には使わなくて正解だったかも
ダーゴ&テヴェシュ
パーツは粗方揃ったのだがリストが固まりきらなかった
ウィノータ
除去マシマシっぽい現環境で十分な誘発元が確保できる自信がなかった
イレブン&マックス
ダーゴテヴェシュと同じく候補だったがリストが固まりきらなかった
タシグル
リストは固まったが練習時間が確保できなかった
ナジーラ
リストは固まったが除去が多くて地上が硬そうだった(実際そこそこ硬かった)環境に持ち込む自信がなかった
百合子
同上

2.リスト

  • テフェリー設置後にシディシ(シディシとシッセイ以外の生物生贄)→波止場→(テフェリーで波止場を回収してリキャストしマナを誤魔化す)→エミエル波止場で無限マナ→シディシ無限ブリンク、生贄は無限マナから無限にキャストされるシッセイ→デッキほぼ全部回収してオラクルでデックウィン、無理な場合は破滅の終焉X=無限

  • デモコンオラクルのいずれかがあるならテフェリーを設置し残りをシディシでサーチしてシュート

  • デモコンオラクル

採用した勝ち筋はこの三つ。
最後の賭けの赤赤+5色マナの系7マナ+黒赤緑のうちいずれか2色の伝説のパーマネントがあれば上記コンボにつなげることが可能です。

以前はアミナトゥ+ボーラス+テフェリーの誓いによる無限PW忠誠度能力起動コンボを採用していましたが、アミナトゥ/ボーラス/テフェリーの誓いの全てがコンボパーツとしての用途しかなくて素引きが許容できなかったこと、テフェリーの誓いが母聖樹に剥がされる危険性がありなるべくクリーチャー/PWのみで完結するコンボを採用したかったことから腐りづらいデモコンと波止場エミエルのコンボ2本に絞りました。神秘ジェイスは追加の保険で入れても良かったかもしれませんが素引きが耐えられないので今回は不採用。なるべくシッセイのマナを起こしてゲームを進めるプランに一貫性を持たせたかったので。

スペルの妨害については、可能な限りシッセイ起動でアドを稼ぎたかったこと、シッセイの1妨害に追加してもう1妨害挟みたいケースが多いことから0~1マナのものに限定して採用しました。

サーチ先の伝説については取捨選択の余地があったと思います。以下採用候補。

  • 静寂の守り手、リンヴァーラ

  • 飢餓の潮流、グリスト

  • 隠された手、ケシス

  • Will the Wise

3.戦績

1戦目 マルチェッサ→クメーナ→○ルールス→シッセイ
マルチェッサのプランが分かりづらいがマルチェッサ初動がレモラスタートで打ち消されてゲームスタート。ルールスはすでに引いていたドラニスで止まりそうなので消去法からギタ調でマルチェッサの手札を覗くもそこまでの脅威はなし。打ち消しを構えながらデモチューで土地を探すおっとりスタート。クメーナが出た返しでドラニスをプレイすると出てすらいなかったルールスとマルチェッサが沈黙。クメーナが順調にドローを進めるが、クメーナはルールスがカンバールでガンガンライフを吸われつつ追加されたヘリオッドのパンプでライフをごりごり削られる展開に。ウーロを脱出しつつミッドレンジプランを狙うがカンバールのゲイン量や新ヘリオッドによるパンプが響き、クメーナはあと1枚パーツが引けずにしこたま殴られて樹の神エシカを素引きしたためマナジャンプも困難に。ルールスの牧歌的な教示者に反応してシッセイからアショクをサーチしようとしたところ、マルチェッサの疑念の影で両方とも止まってしまいシッセイのパワーが1不足。見切り発車を断念して次のターンが回ってくるタイミングまでゲームが続くことに賭けたところ、カンバールのドレインでライフ総量が最も多かったルールスからターンが回る直前で無念の時間切れで敗北。あと一分欲しかった。

2戦目 ○シッセイ→ブリーナ→ネザール→グレッチェン
土地1枚にラガバンとレン6、秘儀の印鑑でキープするとトップから追加の土地。初動ラガバンでネザールからソルリンを奪っていくが、グレッチェンから魔力流出が置かれて印鑑とソルリンが剥げるが、それ以上にファクト2枚を失ったネザールが悲しみを背負うことに。ラガバンでネザールを殴って打ち消しのマナを残しすシッセイに対してブリーナが順調にサイズを伸ばしていき、こっそり波止場カウントでコンボまで秒読みに入る。弁論の言霊まで設置されてRiPでウーロも消されて全員のライフが危険水準になったところでこちらからサイクロンの裂け目を超過。これでブリーナの打点が激減して半ば脱落したが、今度はネザールが出てくる。グレッチェンとブリーナがネザールを引かせたくなくて半端に展開したところでシッセイからテフェリーを叩きつけて対話拒否モード。弁論の言霊をバウンスし、マナカウントが十分なところでエミエルから無限マナモードに入って勝ち。

3戦目 マルコム&ブリーチェス→大渦→アネシ→○シッセイ
大渦はラヴィニアでなんとかなるとしてアネシが若干止めづらい卓。大渦はマリガンしまくりで辛いスタート。マルコムとシッセイは順調に展開するも、大渦からプレイされた剣歯虎をマナドレしたアネシが着地して嘘まこ連打が始まってしまう。当たり障りのないハンドを押し付けつつシグでドローを進めると、戦闘後メインにマルコムから光り角が出てきて緊張が走る…!が、勝ちにいけない様子。光り角を水没で退かしながら授かりもので手札をリセットして復帰を図る大渦だが、アネシから後見がとんでしまい実質的に退場に。こちらはアネシをオーコで鹿にしたりとコントロールを続けて波止場を引き込むが、宝物カウントが1足りないでずっともじもじ。アネシの方程式の求解から涙の氾濫が唱えられ(アショクでサーチを止めなかったのはミスでした)盤面がリセット。アショクを挟むべきだったと後悔しながらもシッセイキャスト+5マナ構えてターンを回す。アネシがマナファクトから大量展開するがフィニッシュには至らず、テフェリーをサーチして蓋をした状態で波止場エミエルで無限マナに入り勝ち。

準決勝 シッセイ→マルコム&ブリーチェス→○マルチェッサ→百合子
初手エスパーの歩哨でかなり理想的なスタートだったのだが早期に月が着地してお通夜。マルチェッサのオラクルやら何やらを妨害するにも手札の妨害は精神壊しの罠と緑がない状態の忍耐ということで微妙にハンドが噛み合わず、授かりものでハンドリセットのタイミングで忍耐と精神壊しが流れる。8枚ドローの結果は値千金の活性の力で、否定の力込で月を処理するもさらに月メイガスが着地。殺戮の契約で処理するタイミングを測っているうちにマルチェッサがデモコンオラクルを決めて負け。

4.振り返り

予想していたメタゲームとはそんなに大きな差がなく、Lv9-10でのフリプも含めれば戦績は3-2と勝ち越し。決勝卓に残れなかったのは残念ですがこういった規模の大会で結果が出せたので嬉しいです。

普段よくプレイするのが時間制限のない環境ということもあり一本目が時間切れでゲームロス→オポで決勝卓を逃すことになったので、この点は明確に反省するポイントでした。血染めの月はキツいですが基本土地増やす余裕がないので青霊破とマナファクト増量で対応しようと思います。赤のスペル強いから青霊破が普通にアリじゃないかな?

最後となりましたが、拙いプレイでしたが対戦してくださった方にこの場を借りて改めてお礼申し上げます。

ではでは。

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