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クロニカ教教祖より

初めまして。私はクロニカ教会員番号001、教祖をさせて頂いておりますニュークリア・フォースと申します。本日は皆様に世界で最も新式の宗教団体であるクロニカ教についてお話させて頂きたいと思います。

宗教と聞くと皆様は余り良いイメージを抱かない事でしょう。私も皆様同様に神託を受ける前までは皆様同様に宗教は怪しく不穏な存在であると考え、自分から関わろうとすることは一度もありませんでした。そんな私が何故、クロニカ教の司祭になる事を決意したのか。まずは私自身の経験も含め話させて頂きます。

まず初めに。私はかねてより昔から我が国日本を人並み以上に愛しておりました。多種多様な表現から成る小説や漫画作品などを特に気に入っており、これらは日本で生活し勉学に勤しんだからこそ得ることの出来た素晴らしい経験だったと思います。このような文化は世界に誇るべき大切な存在です。
また、最近では少しだけ増加傾向にあるものの、凶悪な犯罪行為が少ないことも魅力の一つだと考えております。

しかし、幼少期より受け入れ難かった行動や契約など、そのような理不尽な存在は愛することが出来ませんでした。学生時代は反りが合わない人間とも共同体維持のために交友を強制されることも経験しました。ボランティアという名の奴隷労働を課せられることもございました。近年では国家の命令に従い全ての人間がマスクを着用し、未使用者の人権を無視しインターネットに晒し上げる者まで現れる始末でした。このような強制力のないルールに盲目的に従うことは、世界がファシズム化していく様を見ているようで不安を覚えておりました。

そんな折、夢枕の中で私に神託が降りました。それらの行動は神意に反しているのだ、と。更には「全ての行動・契約は自分の意思で行うべきものだ」とも仰られました。望まない行動や団体への所属は神の名の元に否定するべきであるのです。個人主義的考えを持つ私はその神託に共感し行動に移すことにしました。それがクロニカ教の始まりでした。

ここで、私たちの神についてもお話させて頂きます。私は神託こそ受けたものの、神の実体については見た事も無く、名前すら存じ上げておりません。しかしそこを更に深く考えた結果、これこそがクロニカ教の神のあるべき姿であるとの結論に到りました。神は契約行為のみを司る存在であり、それは即ち自身が望む神の姿を想像するべきであるとの神の御心なのです。良き隣人との付き合いや、好みの音楽を嗜む行為など、ありとあらゆる全ての行為に神の意志が顕在しております。そして、そこに神の姿形は必要が無いのです。
なので、もし皆様が神の形について考えられることがございましたら、ご自身で最も好ましい、望ましいお姿を想像ください。それこそが神の在るべき姿なのです。

また、私たちクロニカ教のシンボルマークについても解説致します。前述の通りこのマークは神を直接的に表しているものではありません。
これは、不当な契約を求める悪意ある使者の黒い瞳に対し、神が高次元より否定の意思で囲んだものとなります。こちらは電子的な護符として入会して頂いた皆様に送付させて頂くこととなります。

クロニカ教の成り立ちについては以上となります。もしご興味を持たれた方はいつでもご連絡ください。皆様の御心が神と共にあらんこと。

クロニカ教 会員番号001
教祖 ニュークリア・フォースより

2023年9月3日


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