第1章 カッセルの門(ドラブラメインストーリーまとめ)その1

 スマートフォン向けMMORPGコード:ドラゴンブラッドメインストーリーのまとめです。

前回のあらすじ

 ブラックスワン港孤児院は人類と竜血遺伝子の研究機関であり、《プレイヤー》らは人体実験用のモルモットだった。カッセル学院の追及を逃れるべく、院長のヘルツォーク博士はボンダレフとともに施設を爆破。孤児院の子供たちも皆殺しにされた。レナータによって海に突き落とされた《プレイヤー》は、遠のく意識の中、謎の巨竜の影を見るのだったーー

第1章 カッセルの門

目覚め

ここはどこだろう……

 目が覚めた《プレイヤー》は自分が見知らぬ場所にいることに気がつきます。

とてもかわいい

 そこにいたのはホログラムの少女、EVA。カッセル学院のAI管理人です。彼女の案内で校長室に向かいます。

とんでもねぇイケオジがおる

 カッセル学院の校長、アンジェ
 氷の海で《プレイヤー》を助けてくれたのは彼の砕氷船でした。
 ようこそカッセル学院へ。どうやら知らないうちに学院への入学が決まっていたようです。

「カッセル学院は、混血種のシークレット・パーティーが竜を殺すために創立しました。これはまぁ、常識ですね」

EVA

 竜血を摂取した人間は竜の力を得ることができます。それが混血種と呼ばれる人間たちです。

 前回、ヘルツォークが語った伝説によれば、大昔に竜族は人類との戦いに敗れ、黒王ニードホッグ配下の竜族たちは世界各地に隠れ潜むこととなりました。
 彼らは黒王の復活と竜族の時代の再来を待ち望んでいます。それを阻止するために、混血種たちは秘密結社を設立。世界各地から混血種の若者を集め、密かに竜族と戦いを繰り広げてきたのです。

 混血種である《プレイヤー》も、カッセル学院の一員として、否応なしに戦いに巻き込まれていくことになります。


言霊テスト

 混血種としての実力を測るため、《プレイヤー》は《言霊》の共鳴レベル評価審査を受けることになりました。

ちなみに後日アンジェの机を調べると
《言霊》に関する記事を読むことができます

 目を閉じて意識を集中し、目の前に現れる竜文に触れていきます。自分と強く共鳴する竜文を探しているのかな……

これが竜文らしい

 しかし、いくつかの竜文に触れたところで突然現実世界に引き戻されました。戸惑う《プレイヤー》をアンジェが興味深そうに見つめます。

めっちゃジロジロ見てくるやん……

「なんとも不思議な血統だ……竜文との共鳴能力はS級だというのに、血脈のコントロール力はD級だとは……」
「こんな不安定な血脈、能力を過度に使ったら命さえ落としかねない」

アンジェ

 謎は残りますが、ひとまず入学手続きを進めます。どうやら楽しいレクリエーションが待っているようです。


カッセルの仲間たち

 《プレイヤー》が外に出た時、EVAから通信が入ります。学院内に竜族が侵入したので全ての入り口を封鎖したとの報告です。

 助けを求める声が聞こえます。そこには堕武者から逃げ惑うロ・メイヒの姿がありました。

唯一のS級学生だけどポンコツ? ロ・メイヒ

 堕武者を倒し、ロ・メイヒに水を渡してあげました。後輩に助けられたロ・メイヒは恥ずかしそうな申し訳なさそうな顔をしています。

「そんな目で見ないでよ……皆、僕がS級だって言うけど、言霊も使えないんだから」

ロ・メイヒ

 この学院で彼以上の負け犬は、9年も留年しているフィンゲルくらいです。自分は弱いけれど、優しいノノ先輩が守ってくれるから大丈夫だと彼は言います。
 道中で何度か堕武者に襲われますが、ロ・メイヒと協力しながら切り抜け、先輩との待ち合わせ場所に向かいます。

ロ・メイヒの姉貴分、ノノ先輩
高貴な風貌のシーザー先輩はノノの婚約者

 広場で再び堕武者に襲われたロ・メイヒらの窮地を救ったのは、ノノシーザーの2人でした。助かった!
 「学生自治会」の会長を務めるシーザーは早速《プレイヤー》を勧誘し、一員になればノノとの結婚式に招待しようと言います。船で世界を一周しながら、各地で異なるスタイルの結婚式を60回も挙げるらしい。さすがは御曹司。
 ロ・メイヒの表情が曇ります。ロ・メイヒはノノを密かに想っているのですが、相手がシーザーなので勝ち目はないと諦めているようです。

 シーザーから譲り受けたバイクに跨り、4人で他の侵入者を探して先に進むと、今度は上級竜武者に遭遇しました。ノノのガトリング砲とシーザーの言霊《鎌鼬》で撃退します。

シーザーの言霊《鎌鼬》は風を操る
あと聴力がものすごく上がる

 呆気なく倒れた竜武者を前に、ロ・メイヒは「どれだけ凄いやつかと思ったけど、大したことないじゃん」と安堵した様子。
 しかしその不意をついて、竜武者がいきなり立ち上がって襲い掛かりました。ノノは咄嗟にロ・メイヒと《プレイヤー》を庇います。

《プレイヤー》を突き飛ばして守るノノ

 身代わりとなったノノは攻撃を受けてしまい、突如現れたワープゲートで、竜武者にどこかに連れ去られてしまいます。
 一向もワープゲートに飛び込んで後を追います。


ニーベルンゲン

 先へ進んだ《プレイヤー》とロ・メイヒは暗い洞窟のような場所に辿り着きました。《プレイヤー》は《霊視》を使って周囲を探索することに。

普段は見えないモノを視ることができる《霊視》
暗いところも照らせるので便利

 洞窟の外は美しくて幻想的な世界が広がっていました。竜族が生み出した、この世ならざる場所。それをニーベルンゲンと呼びます。

遺跡のようなものが浮いている……

ソ・シハン登場

 先に到着していたシーザーは怪我をしており満足に動けません。
 応急処置をしていると、先程の竜武者が襲いかかってきました。傍らには気を失ったノノもいます。

ソ・シハンが愛刀:村雨を携えて登場

 このピンチを救ったのはソ・シハンでした。どうやら彼も先に調査に来ていたようです。

 たった1匹の竜武者に……とソ・シハンが呆れると、シーザーは怒りを露わにします。
 シーザー率いる「学生自治会」とソ・シハン率いる「獅子心会」はカッセル学院の二大派閥で、互いにライバル関係にあります。会長同士も犬猿の仲のようです(でも結構息合ってると思うよ)

フン! ってちょっとかわいい2人

 そうこうしているうちに本章のラスボス登場。やっと竜らしい竜が敵として出てきました。強そう……

これぞ竜という感じ

 ソ・シハンはブラッドブーストによる身体強化で凄まじい剣技を見せ、氷竜を圧倒します。

何度も剣戟を喰らわせる

「やめろ! 高度のブラッドブーストを使えば堕武者になるぞ!」

シーザー

 ブラッドブーストを使えば一時的に能力を上げることができますが、使い過ぎると怪物に成り果ててしまうようです。あまり無闇に使わない方が良さそうですね。

氷竜の羽ばたきにより空中に舞い上がるノノ

 氷竜が逃げ出しました。ノノも再び連れ去られてしまいます。

(その2に続きます)