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Rodri you are my hero

こんなnoteも覗きに来るぐらい暇人な皆さま、おはようございます😃、茫(ぼー)です。
しょっぱなから読者を篩(ふるい)にかけるようなことを抜かしておりますが皆様その振りかざした拳を納めてぜひこちらのnoteに寄り道してくだされば幸いです。
まずはマンチェスターシティのCL優勝、そしてトレブル達成おめでとう🎊🍾㊗️🍾🎉!!!
いやぁ、観戦会の幹事を開いたくせしてロドリが決めてから試合後30分くらいまでひたすら泣いて周りを困らせておりました()
実はちょいちょい色んなところで話してはいるのですが何を隠そう私が1番好きな選手、そしてシティを好きになるきっかけになった選手がロドリなんです。そんでこのnoteでは私の自己満にはなりますがシティを好きになった経緯とロドリへの愛を落書きみたいな感じで記していこうと思っておりますので何卒お付き合いくださいな。

まず、私がロドリ、そしてマンチェスターシティを好きになった経緯が何を隠そう「ウイイレ」なんですよね。恐らくウイイレをやっている男子高校生10人に聞いたら10人が知っていると答えるであろうゲームなんですがちょうど私はリリース一周年だかそれくらいの頃に野球部に勧められて始めました(なぜかウイイレってサッカー部よりサッカー部以外のやつの方がやってなかった?)。その当時は私は中3でウイイレも最高レアリティの黒球がめちゃくちゃ貴重、当たったらどんな選手も即スタメン!ってくらいレアリティが高かったんですよ。そんな中無課金貧乏中学生だった私は黒球の一個下のレアリティの金球に目を付けました。そこで出会ったのがロドリだったのです。当時レアリティが金球の割には能力値も高く、また、プレースタイルも「アンカー」と若干の少年心を拗らせていた私はそのプレースタイルの名前、そしてロドリという名前にも語呂の良さを感じ死ぬ気でスカウトをかき集めて獲得しました。

こんな感じのサイトから探して獲得してました()


そしてある日、LINEのトークの1番上のニュース欄に、「ロドリがマンチェスターシティに移籍!」という内容のニュースが流れてきたのです。当時はウイイレにはハマっていたものの、実在のサッカー選手はメッシ、ロナウド、ネイマールくらいしか知らなかった私は、このニュースに知っている選手の名前が出たため飛びつきました。そこから、私が青、水色系統の色が好きだったこと、またクラブのエンブレムに船があり、そこにロマンのようなものを感じた私はマンチェスターシティとロドリのことをGoogle、youtubeで軽く検索しておりました。その時に、ロドリが大学にも通っており、二つのやりたいことを実現させていること、マンチェスターシティというクラブが9320というドラマチックな出来事を筆頭に3部から1部に這い上がっていたりしていたことなど、ロマンとジェットコースターのクラブだということを知り、そこから興味を持ち始めました。ここから他の方に比べたら歴は短いですがそれはそれは深い深い沼へとハマっていきました

ロドリは入団後はある程度は試合には出ていたものの、プレー自体は決して完璧ではなく粗だらけといった選手でした。なんなら試合に出ていたのも、当時の19-20シーズンはフェルナンジーニョとロドリでCBを組まなきゃいけないほど怪我人が続出しており、その怪我人の穴埋めで出ていたというようなものでした。決して全てのプレーが悪いわけではないのですが一言で言うなら「とにかく判断が悪い」という言葉に尽きるかと思います。ボールを受け取ってからパスを出す先を探すような癖があり、そこでの判断が遅れてしまって失点に直結するようなロストをしてしまうと言った場面が何度も見受けられました。その時はロドリだけでは無くチーム全体が苦しい時期であり、結果としてチームとしてもリーグ戦2位という結果に終わっている。

続く2年目、初年度よりは調子は上がってきたものの、終盤戦にかけて初年度のようなミスが目立つようになってきた。

ここで、あの悪夢の舞台がやってくる

シティズンなら絶対に忘れはしない、いや、忘れたくても忘れられないチェルシーとのCL決勝戦だ。当時、シティはクラブ史上初めてのCL決勝進出となり、大いに熱は入っていた。また、大いなるクラブのレジェンド、セルヒオ・アグエロのマンチェスターシティでのラストダンスということも、さらに熱を上げる要因となっていた。「クラブのレジェンドのフィナーレに大きな華を添えよう」その一心でマンチェスターシティはサポーター、選手、監督、関係者に至るまで決勝戦に対するモチベーション、想いは高まっていた。


だが、ロドリはスタメンから外されることとなった。

スタメンを見た瞬間誰もが嫌な想像をしただろう。これまでシティでは、というよりはペップが奇策をした試合ではことごとく酷い負け方をしてきた負の歴史がある。このCL決勝の舞台ではロドリもフェルナンジーニョもスタメンを外れてギュンドアンがアンカーのポジションに入ることとなった。結果としてロドリは1分も出場せず、チームは決勝の舞台で散ることとなった。監督からの信頼を勝ち取れず、最も大事な試合でスタメンから外れてチームが敗退する様子をベンチから眺めることしかできなかった。この悔しさは計り知れないものであり、当時画面越しに試合を観ていた私も朝6時に泣きながらベッドにこもっていたのを覚えている。また、この敗戦により、アグエロの最後の試合に華を飾れなかったことを、同じくアトレティコから移籍して16番を継いだロドリは、その心に重く、この悔しさを刻んだことだろう。

悔しさから涙を流すロドリ

だが、ここから彼の快進撃は始まった。

21-22シーズンのロドリを評価するなら、それは完璧と評しても異論はないだろう。彼の印象的なシーンを語るとリヴァプール戦のクリア、アーセナル戦の後半ATの逆転弾、そして最終節アストンヴィラ戦の2点目だろう。
リヴァプール戦ではエデルソンの飛び出しのミスにより、ファビーニョがフリーでシュートを打てる位置にいたが、それをクリアしたのがロドリである。このクリアによって、シティは九死に一生を得て勝ち点1を獲得している。

つづいて、アーセナル戦での後半AT逆転弾について語っていく。こちらは文字通りと言ったら文字通りなのだが、後半ATでも足を止めずに走り切って相手のゴール前まで勝ちをもぎ取るために突っ走ったからこそ生まれたゴールである。

また、この試合の2週間後ほどで私は人生初のユニフォームとしてロドリのユニフォームを購入したという自語りを少々入れさせていただく。

そして、最終節アストンヴィラ戦。の前にここに至るまでの経緯を話させていただく。このシーズンの1番大きな絶望は間違いなくCLレアル・マドリード戦2ndレグだろう。後半ATに2点を決められて同点に追いつかれ、延長戦でベンゼマにPKを決められて敗退。我々シティズンとマンチェスターシティは深い深い傷を負った。

そして何がなんでもリーグ戦は取りたい状況。当時シティは首位だったもののすぐ後ろには2位リヴァプールが迫っており、緊迫した状況が続いていた。37節、ウェストハム戦で最初に2失点するものの、2点を取り返し、シティにPKが与えられた。だが、このPKを外してしまう。それまでシティは2点のリードを許した相手に勝ったことは歴史上無く、このウェストハム戦でもその壁を破ることはできなかった。

そんな中迎えた、プレミアリーグ最終節アストンヴィラ戦。マンチェスターシティは勝てば優勝、引き分け以下ならリヴァプールの結果次第だが、ほぼ勝たなきゃ優勝できないという状況に追い込まれていた。だが、相手は中堅のアストンヴィラということもあり、大多数のシティズンはさっさと前半で3点くらい取って安心させてくれ、というような気持ちでいた。

だが、そこに壁は現れた。

アストンヴィラが2点を先制し、シティは絶対絶滅に追い込まれていた。かつて2点のリードをひっくり返したことのないクラブが、この大一番、残り時間20分ほどで3点を取らなければならないという絶対絶命の状況になっていた。
つまりシティは前節も乗り越えることができなかったジンクスを乗り越えなければならないのだ。
そんな中、反撃の狼煙を挙げたのはギュンドアンであった。スターリングのクロスをヘディングでぶち込み、もしかしたらいけるんじゃないか?という逆転への風穴を開けた。

ここから奇跡が始まる

ジンチェンコがドリブルで交わした後にロドリへパスし、そのままロドリがダイレクトでシュート。そのシュートはとてつもなく速い球速では無く、観ていた私としても、止められるか?と感じていた。
だが、選手と選手の合間を縫うようにボールは地を這っていき、キーパーの手もギリギリ届かない位置を掻い潜りそのままゴールネットにシュートは突き刺さった。
ここでエティハドのボルテージは最高潮に引き上がり、選手に、観客に火をつけた。
そして迎えた81分、ギュンドアンがデブライネのグラウンダーのクロスをゴールネットに突き刺しマンチェスターシティはジンクスを、前節の自分たちを超えてプレミアリーグ優勝を果たした。こうしてロドリは大事な時に重要な場面で結果で示す男へと昇華した。
結果的にこのシーズン、ロドリはアンカーながらリーグ戦7Gを上げる大活躍をし、文字通りチームの心臓となった。

そして迎えた22-23シーズン、まだまだこの男は止まらない。マンチェスターシティの悲願はCL優勝であり、それはこのシーズンも不変の目標であった。
まず語るべきはバイエルン戦1stレグ、相手チーム、観客はもちろん、味方のシティの選手までもを驚かせるような逆足コントロールカーブにより、ヤンゾマーが守るゴールマウスのネットを揺らすことに成功した。
このシュートが火蓋となり、マンチェスターシティは絶対に勝ちたいホーム1stレグでバイエルン相手に3-0での勝利を飾っている。

そして勝ち上がったCL準決勝、相手は去年地獄を見せられたレアル・マドリードであった。

これらの2試合でロドリは得点に関与したわけではない。ただし、1stレグでは両クラブで最多のパス成功率を誇り、2ndレグに置いてはパス成功数102、チャンスメイク2回、タックル成功数2回、地上戦勝率5回で勝率100%、空中戦勝利2回で勝率50%と圧巻のスタッツを残している。これだけの活躍もあり、去年のトラウマを全く同じ準決勝という舞台で振り払うことに成功した。これはただ勝ち進む以上に大きな意味を持った勝利であった。


舞台は憧れと悔しさの入り混じるCL決勝へ

CL決勝まで勝ち上がってきたマンチェスターシティ、トレブルを狙うシティの前に立ち塞がるのは過去にトレブルを達成したことのあるインテルであった。
前半のシティはこれまでのシティらしさはなく、パスミスや連携ミスなども見受けられた。ロドリにもミスはあり、決して良い状態では無かった。デブライネも負傷退場し、インテルにも決定機を作られ、風向きは全く持って良くなかった。

そんな中、突然運命の瞬間は訪れる

アカンジが、裏へ抜け出すベルナルドへパス。
そのベルナルドが中へ折り返そうとするもボールは相手DFに当たってしまう。
中継の画面で見た時に、画面にはこぼれ球を拾えるような選手は誰も映っておらず、この攻撃もダメかと思ったその時であった

画面外から突如現れ美しく、そして鋭いシュートを放った選手がいた。そのシュートは相手DFの横を見事掻い潜りそのままゴールネットを揺らしていた。イスタンブールも観戦会の会場も歓喜の渦に包まれて、ゴールを決めた選手が誰かを知るために画面を見ていた。その劇的で完璧なゴールを決めたのは…



ロドリであった

私は観戦会で先ほど載せたロドリのユニフォームを着ており、点を決めてから試合終了までひたすら号泣していた。
誰もいないと思われた場所に画面外から遅れて現れゴールを決める男をヒーローと呼ばずしてなんと呼ぶのか。
そのままインテルに決定機が続くもシティの執念のディフェンスもあり、そのままマンチェスターシティが勝利。悲願のCL優勝を果たすことができた。


2年前のCL決勝のチェルシー戦では監督から信頼を得られずにスタメンを外れてベンチで涙を流すしかなかった男が、同じくCL決勝でスタメンになるだけではなく決勝点を挙げて優勝に導く活躍をしたのだ。
試合終了後、ロドリは涙を流しながらピッチに倒れ込んだ。だが、その涙の意味は2年前とは180度異なるものであった。
11年前、セルヒオ・アグエロが16番を付けてクラブ初のプレミアリーグ優勝へと導いた。
そしてロドリが同じく16番を付けてクラブ初のCL優勝へと導いたのだ。
これをドラマと言わずして何をドラマと言うのだろうか。

きっと私はロドリが居なければマンチェスターシティに出会うこともこれだけの熱量を持って応援することも出来ていなかったであろう。
もちろん、良い思い出だけでは無く、酸いも甘いもあるこの4年間であった。それでもこの4年間、私は多くのものをマンチェスターシティに、そしてロドリに与えられ続けた。
だからこそ、ただひたすらに感謝の気持ちを伝えたい。ありがとう、ロドリ。




そしてこれは蛇足にはなってしまうのだが、現在Twitterではマンチェスターシティが不正しているだのなんだので叩かれている状況が続いている。


んなもん知ったこっちゃねぇ

マンチェスターシティは俺たちシティズンに取って夢であり、希望であり、生きるための理由である。三冠を取った事実は変わらないし、例え不正をしていて4部に落ちたとしても俺たちの愛がこんなもんで消えるわけがない。
シティズンはミーハーばっか、にわかしかいないと言われることも多い。だからどうした。俺もサポーター歴4年で決して長いとは言えないしなんならミーハーだしにわかサポーターだ。だけどマンチェスターシティが好きな気持ちは誰にも負けないという自信を持って応援している。そしてそれはシティズンなら誰もが持っているプライドだろう。

今後も不正だのオイルだのにわかだの勝ち馬に乗ってるだの色々といちゃもんを付けられるだろう。
その時に我々シティズンはこの画像を見せて、「ざまぁみろ」と一言だけ言ってやればそれで十分だ。

俺たちシティズンは世界一幸せ者だと断言してやろう。

それでもTwitterで敵ばかりだと感じることがあるかも知れない。
その時はぜひ私の主催するフットサルや観戦会に来て、同じくシティを応援する仲間がいることを再確認して欲しい。

Come on City!!!!!

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