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#202309 岩手県芸術祭総合フェスティバル

 10月7日は県民会館にて岩手県芸術祭総合フェスティバルで演奏してきました。合唱や三曲、ダンス、郷土芸能と、本当に多種多様な芸術に触れることができた1日でした。

せっかくなので、と階段で記念撮影

 普段県民会館大ホールで演奏をするときは、かなり広くステージを使うので、全く管楽器の音が聞こえないことが多いんです。でも、今回は場面転換をスムーズに行うために、かなりコンパクトにまとまった形で設営されたおかげで、パワフルなヤンガーサウンドを存分に堪能しながら演奏することが出来ました。

 最近、私の関心ごとは、文化資本の格差です。生まれ育った環境の中で触れた文化資本によって、将来的には経済資本の格差が生じてしまうというブルデューの理論に触れたとき、やたらと焦燥感みたいなものを覚えてしまいました。町の中に、芸術文化を司る資本があるのかどうか、それにアクセスしやすい環境なのかどうか、それに、価値を置く家庭なのかどうか。新型コロナウィルスが蔓延した直後、真っ先に「不要不急」とストップがかけられたのは芸術文化ででした。だからこそ、芸術文化活動を、アマチュアで、地域に根ざし行っていく意義と価値を感じます。なので、こうしてビッグバンドジャズをやっているリズムヤンガーが、芸術祭というステージに乗ることができて、とても嬉しかったです。

 演奏の反省点としては、A列車のスピードに私のバッキングがついていかないこと。これに尽きます。頑張ります。


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