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#202402 三陸歌声喫茶@釜石

 今年度一発目の三陸歌声喫茶は、釜石での開催でした。一般社団法人PSJさんの助成を受けての開催です。私は昨年11月以来の現場です。

 午前の部は両石公営住宅にお邪魔しました。以前来たときはすごい雨だった記憶があるのですが、本日はとってもいいお天気。
 準備をしている段階から、続々と集まってくる参加者のみなさま。小さな小部屋に、溢れんばかりの人たちが集まりました。キャサリンさんの脳トレで会場を温めてもらいながら、和やかな空気感でスタートしました。ひょっこりひょうたん島、あの素晴らしい愛をもう一度など、定番曲をみんなで順番に歌っていくと、参加者のみなさまもだんだん声が出るようになってきます。北国の春、南部蝉時雨でマイクをお取りになったお父様、本当に素敵な歌声でした。どの会場に行っても、この2曲は朗々と歌い上げていただきます。眼福ならぬ耳福ですね。
 そして、今回両石に決まったときからずっと楽しみにしていたのが、炭坑節です。以前訪れたときも、会場の皆様で歌って踊って、幸せいっぱいの時間を過ごすことができました。定番曲になってきたということもあり、今回はバンドと参加者の間に広めにスペースがとってあって、どうやら炭坑節で踊るために開けたんだそうです。音楽を聴いて、自然と体が動いてしまうなんて、本当に素敵なことですよね。

両石にて。

 お昼休憩を挟み、午後は平田地区へ移動。実は、以前ここで開催したとき、告知がうまくいかず、ほとんど人があつまらなかったのです。セッションのような時間は悪くはなかったですが、やはり出来るだけ多くのみなさまにこの活動を届けたいところ。どうやら、1月、私が参加出来なかった会では大盛り上がりだったようで、わくわくしながらやってきました。
 が、集まっていただいたのは3人…!!!それでも、集まってくださった方がいるのであれば!ということで、ボランティアで参加をしてくれていた、高校生の弾き語りから会がスタートしました。中学生のときにギターをやっていて、今はほとんど弾いていません…!と、始まる前は不安げだったのですが、始まってみればなんのその。とても素敵な歌声でした。
 美空ひばりさんのりんご追分をリクエストいただいたものの、誰も正しいメロディが分からず、apple musicで流しながら演奏をするという珍事件も発生しましたが、人数が少ない割には、いえ、人数が少ないからこそ、和やかな空気感で終始過ごすことが出来たのではないでしょうか。

平太にて。

 終了後、当たり前のような顔をして住宅街で草を食む鹿を眺めながら、久しぶりに歌声喫茶、無事終了です。
 ギタリストが多い歌声喫茶のキャラバン隊。曲によっては、ピアノは必要ない場面もあるので、シェイカーを振ったり、タンバリンを鳴らしたり、小物で遊ぶのもなかなか面白かったです。鍵盤ハーモニカもレギュラー機材にしようと思います。

しかさん。

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