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#202403 遠野ジャズフェスティバル

 雨が降りしきる中、遠野でのジャズフェスティバルが無事終了いたしました。今回、本当に久しぶりにコンボでステージに立ちました。
 きっかけは4月。鈴木牧子さんのライブ&セッションに参加をさせていただいたことです。終了後、今回のリーダーであった、Tp.の菅原卓さんからメッセージをいただき、ありがたいことに遠野ジャズフェスのお誘いをいただきました。がんばるぞー!と意気込んだは良いものの、本当にコンボは久しぶり。リハーサルまで、いや、リハーサルを終えても、かなりドキドキでした。
 本番、12時の鐘や、大雨などに見舞われながらも、なんとか演奏を終えることができました。Ba.勝元宣男さんの素晴らしいベース、菅原さんのアツいソロ、最高でした。関係者もたくさん座席にいらしたので、授業参加で発表する子どもの気持ちにのようでした。

 自分たちの演奏だけでなく、1日いろんな人たちのバンドを見れたのも楽しかったです。HEART to HEARTさんの激アツな演奏も、八重樫さんの渋いギターデュオも、美味しいものごった煮みたいなアンコールも。現場を作られていたスタッフの皆様、雨の中お疲れ様でした。本当に良い場でした。ありがとうございました。一緒に見にきてくれた、うちでインターンをしてる学生くんも、初めての生ジャズを楽しんでくれたようです。

Set List
・Summer Samba
・I got Rhythm
・But Not For Me
・Tenderly
・Jor Du

 ここ10年くらい、ずっとビッグバンドを主たる音楽活動としているので、久しぶりにコンボに向き合い、どれだけブラスのハーモニーに助けられているのか痛感しました。間を取ることでいつもの500倍くらいの隙間が生まれてしまう。その割にバッキングの手札があまり多くない。菅原さんがアツいソロで盛り上げてくれるので、たくさん応えたい!でも手札がない!みたいなジレンマでした。また、今回はトランペット、ベース、ピアノという構成だったので、リズムキープにも大きな課題を感じました。勝元さんにかなり助けられました。これは修行必須です。
 ただ、ずっと苦手としてきたイントロを、自分なりになんらかやろうとする意欲が出たのは、良い変化だと思いました。なんとなくこれまでは、自分で始まると思うと、はかはかしてしまっていたのですが、気に入ったアレンジはどんどんやってみたいと思えたのと、ぜひやりましょうと温かく受け入れてくださった菅原さんのおかげで、色々試してみることができました。
 いやでも、コンボも楽しい〜。楽しい〜って思いすぎて、私がソロ取り始めると雨足が強まるみたいな有様でした(雨女ここに極まれりですね)が、それも良い思い出です。(バンド写真を撮り忘れたのだけが心残りです)今年はもう少しコンボも頑張ってみようと思います。

 

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