好きな音楽の話

順不同に書いていきます。

①YUI


人生で一番聴いてきたアーティスト。
最初に聞いたのは、auの着うたフル(!)のCMで流れてた『CHE.R.RY』だったと思う。

映画「タイヨウのうた」にも出演していたりと、2000年代後半から2010年台前半にかけてグッと流行っていた記憶があります。今は小文字のyui名義でFLOWER FLOWERのVo.&Gt.として活動しています。

CHE.R.RYがちょうど中学生くらいの時期だったのでど真ん中でしたね、
ただ、掘り進めていくと、アルバムとしては「CAN’T BUY MY LOVE」や「FROM ME TO YOU」の時期の曲が個人的にはとても刺さるし好きだなあと思っています。

「FROM ME TO YOU」の中だとfeel my soulとかLIFEとかTomorrow’s wayが好きなんですけど、このアルバムに通底するなんとなくひりついた感覚というか、東京に出てきて戦っている感じというか、一種の寂しさみたいな部分が感じられる気がしていて、そこが個人的に刺さるポイントです。
全曲含めて一番好きなのは「It’s all right」なんですけど、明るい曲調と歌い方の割に歌詞の内容は悲しみも混じっているというか、後悔だったりそういった感情が見える二面性が好きなんだと思います、自分のツボとして。

そしてメロディーも素晴らしいのはそうなんですけど、繊細でいて意志があり力強さもある声が好きなポイントでもあります。

初期の音源から現在のFLOWER FLOWERに至るまでを聴くとその声量や技術的な部分はどんどん強く上手くなっていったと思うんですけど、ベースにある声質というか「核」は最初に聴いた「CHE.R.RY」から変わっていないなあと思います。

こんな書き方してますけどライブに行ったことはないです!

FLOWER FLOWERの曲は殆ど聴いてなかったんですけど、最近MVで聴いた(見た)この曲めちゃくちゃかっけえな、といい意味で裏切られる体験をしました。

なんかのフェスで見るか、あるいは単独のライブに行ってみるか、いずれにせよちゃんと生でライブをいつか見たいなあと思う人です。


②FINLANDS

今はもうほぼ更新されてない音楽ウェブマガジンサイト「地下室タイムス」の記事を読んでいて出会ったこの曲の衝撃が大きくて、そこからずっと好きなバンドです。
https://basement-times.com/finlands/

「喉に黒板と猫セットで入ってるのか」って上記のサイトで書かれていたけど、この歌い方はたしかにクセはあるなあと思いながらも、僕自身にはドハマリしました。

ライブでは真夏の暑い日であろうともモッズコートを貫くスタイル。

声が楽器の音色としても聞こえるような瞬間があって、歌詞を伝える役割だけでなく曲に表情を与えるような、とても好きな声です。

あとは歌詞の内容がこれもまたひりついた内容というか、「衛星」という曲はDVの曲だって話を冬湖さんがライブのMCでしていたり、心をえぐるような歌詞が多くてそこも好きです。
振られたときとかFINLANDSしか聴かない期間がありました。

ボーカルの塩入冬湖さんのnoteは結構頻繁に更新されているようで、
垣間見える人間性もまたよいなあと。

純粋に格好良さすらも感じるバンドです。


③FACT


地元のHMVで最初に自分のお金で買ったCDはFACTの『In the brink of an eye』だったと思います。
何かの音楽番組で「a fact of life 」のMV見て「何だこの人達…」ってなったのがきっかけだったはず。
英語詞中心、顔出ししないスタイル(後期は普通に顔出ししてたけど)の異質さと、純粋なサウンドのかっこよさ、そして演奏の上手さが当時高1くらいの自分には衝撃でした。

後期の曲だとapeが好きです。いつかライブ見てみたいなあと思ったら解散してしまったので。。
いつ聴いても格好いいなあ。


④ELLEGARDEN


高2のときにサッカー部の同期に教えてもらったのが出会いだった記憶があります。最初に聴いたのは「高架線」。曲でいうと「TV maniacs」がめちゃんこ好きです。
これは知った時点ですでに活動休止状態だったので、音源漁ったり、細美さんの活動を追ったりしていたんですけど、2018年に再始動の報を聴いたときはびっくりしすぎて動悸がしました。笑
チケット当たった事もあって運良くZOZOマリンのライブに行くことができたんですけど、数年に渡って幾度となく聴いてきた曲たちが目の前であのメンバーで演奏されているということがたまらなく嬉しかったし、格好良くてずっと泣いてたなあ、と。
OAがワンオクだったの忘れるくらい、2010年台で一番格好良い男たちだったなと思いましたあの瞬間は。
リアルタイムじゃなかったけど、間違いなく青春のバンドです。


⑤Mrs. GREEN APPLE


100万回言われているかもしれないけど、大森くんの才能えげつない。
ナニヲナニヲから入った人なんですけど、売れていく感がビシバシ伝わってきていて事実めちゃんこ売れていってやっぱりすごい。(語彙力)
曲でいうと「我逢人」が一番好きで、幕張のワンマンでアンコールで聴けたのむちゃくちゃ嬉しかったな。
時々ある暗めの曲とかひりついた内容の曲が割と好きだったりします。
「ミスカサズ」とか「アウフヘーベン」とか。


⑥宇宙コンビニ/JYOCHO

変態的に美味いギターと変拍子的な進行、それでいてきれいなメロディー。
宇宙コンビニはもう解散しているんですけど、知ったときからずっと好きなバンドです。
ただただ聴いてほしい。


ギターのだいじろーさんが現在やっているプロジェクトはJYOCHO。

この人の頭の中どうなってるんや…


⑦赤い公園


同郷なんですよね、そういう意味での縁もありますけど純粋にサウンドが好きです。
ボーカル佐藤千明の脱退からの石野理子の加入劇が記憶に新しいですが、
新体制赤い公園でも堂々と歌い上げる石野理子のボーカルは、
「赤い公園」という看板を背負って立つ気概のようなものを感じました。

そして津野さんは凄い。

モーニング娘。’16に「泡沫サタデーナイト!」を提供していたりと多才な人だなあと。


一筋縄ではいかない感じのこのバンドもライブ見に行ったりしたことあるくらいには結構好きです。


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