父と母
ある日のこと
父親が勢いよく帰ってきた
大きな音を立てて息を荒くして部屋に入った
心配した母はどうしたのと聞きに行ったそしたら大きな声で僕の名前を呼んできた
なんかしたっけなーと記憶を探ったがその時期何も思い浮かばなかった
そうして父にどうしたか聞いたら
「俺に何かあったら家族を頼む」といい救急車を自分で呼んでいた
ええ何どうしたのと聞いても特に応えてくれず
しばらくして救急隊の人が入ってきた
啖呵で運ばれる父
僕はその姿を見て涙を流していた
病院には僕と母がついて行った
父親に救急隊の人が今日何を食べたか、飲んだか色々尋ねていた
すると結構な量のアルコールの名前が出てきた
ああ、、酒か、、救急車に乗っていた人全員気がついた。酒だ、、
しかし救急車に乗ったのも初めてお酒も知らない僕は心配で泣き続けていた
病院につき運ばれて行った父を待っている時異変に気がついた
母がずっと黙ったまま携帯をいじっていた
まあ妹や姉に連絡してんだろーなーと思い覗くと
ツムツムをやっていた
はあああ??!
状況が詰んでんだよと思いながら父を待っていた19歳の夏です。
そのあと勢いよく病院に入ってきた男がエレベーターに指を挟んで取れちゃったんですと
何この状況、、
父親がアル中で入っているから満室でした
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