2023/7/8 バタバタな1日

これから残したいなと思う日があれば日記として書き出していこうと思います。

今日はバンド練習ということで、名古屋のおばあちゃんの家でいつもより遅めに起きた。
天気の話とかしながらゆっくり朝ごはんを食べていた。

長野県の松本市で練習する予定だが、片道3時間半の運転は疲れてしまうので、中間地点の中津川駅で特急に乗る予定だった。
名古屋出発直前で特急出発10分前に駅に着くことが分かった。

夜検索した予定到着時刻の30分前には出発しているのに…
だいぶ遅刻癖を治せてきた自覚はあったのに、やっぱり僕は甘いなと思った。
僕は人を待つことを苦としないので、待つ人の苦しみが分からない。
おまけに、待ち合わせ時間までそわそわしてしまい他のことが手につかなくなったり行くのが億劫になったりする(言葉に表しづらいが漠然とした不安みたいなもの)。
そのため、よくないなと理解しつつも、遅刻癖をずるずる引きずっていた。
それでも社会人になり自分を律することができるようになり、自然と遅刻癖が治っていった。

全力で飛ばして駅に向かったつもりだったが、無情にも着いたのは出発7分前。
すぐに駅前のコインパーキングを調べたが、駅前は商店街内の月極駐車場ばかりだった。(おそらく焦りすぎてコインパーキングの「コイン」を忘れて検索していた)
最後の望みで駅前に行くと、料金が小さすぎて読めない市営駐車場があり、何も考えずそこへ停めた。
こういうぎりぎりの戦いは多いが、それにより頭の回転が速くなったこともなく、運と直感で乗り切っている。
運だけでもぎりぎりやり過ごせてしまうから僕の詰めの甘さは治らない。

改札で1分前だったため、改札の通行券?のようなものをもらい、急いで電車に乗った。
疲れからか寝てしまい、気づいたら塩尻の手前まできていた。

それから松本までは新曲のイメージを固めたり、忙しくしていたと思う。
空腹が集中力の一番の天敵だとわかっているので、駅でおにぎりを買ってからバンドメンバーと合流した。
昼寝もできおにぎりも手に入ったので、バンド練習ではちゃんと頭も働きとても調子がよかった。

帰りも同じように特急で中津川まで行くのだが、なんと木曽福島から大雨で途中停車するらしい。
中津川の道の駅を検索すると営業時間欄に駐車場とトイレは24時間と書いてあり、なんて強気な書き方なんだと思った。
こういうなんでもないことをすぐに話せる人も欲しいなと少し寂しい気持ちにもなった。
こういう気持ちになると、他にも不安なことを考えてしまい、練習の時こんなこと喋らなきゃよかったとか、この時黙らなければ良かったとか色々考えてしまう。
遅延理由が何回か変わるアナウンスを聞きながら、窓を伝う雨粒を擬人化させたり、規則性がないか考えたりしていたら、不安もなくなっていった。
本当に単純な脳みそでよかった。
物が無い田舎で育ったため、想像力を働かせて変な遊びを思いつくことが癖になってしまっている。
それがこういうときに役に立つ。

それでも時間はまだまだかかりそうなので、昨日買った小説と料理本を交互に読んだり、東京でのライブの計画を建てたり、今日の晩御飯をどこで食べようか考えたりして楽しい時間を過ごしていた。

結局言い訳がましいアナウンスの中ゆっくり運行したり止まったりを繰り返し、中津川駅には3時間遅れで到着した。
もう10時過ぎで、お腹もぺこぺこである。
行きたいラーメン屋も名物けいちゃんのお店も閉まっている。

結局、駅前の少し小綺麗な中華料理屋さんに入った。
誰もいない店内で、少し気だる目の接客をする店員がカタコトの日本語で雑談していて、とても居心地が良かった。
しかも、5周年記念で3日間特定メニューが半額らしい。
なんてことだ!もう1品追加で注文しようかとも思ったが、20代後半であることと時間が引き止めた。
帰る際、5周年おめでとうございます!とフレンドリーに話しかける勇気はなく、常連でもないしなと心の中で言い訳しつつ、普段絶対書かないアンケートを書き、店員一人一人にありがとうごちそうさまだけ言って自分勝手なささやかなおめでとうを伝えたつもりでいた。

駐車場に戻ったが、合計金額が怖くもあり楽しみでもあるため、基本料金を見ずに清算することにした。
2300円。高い…
まあ遅刻するよりかはよかったよと自分を納得させた。
基本料金は忘れてしまったけれど、小さい字で短い時間で安く表記していて、うまく書いたなと思ったことは覚えている。

今は11時過ぎ。普段は寝始めようかという時間。
ここから奥三河へ2時間のドライブ。
ご飯を食べ気分よくなっているとはいえ、しんどい時間である。
初めはご機嫌に音楽をかけながらドライブしていたが、20分もしないうちに疲れて音楽も聴けない気分になっていった。
中央線に起こされながら頑張っていたが、もう無理だ。
山奥の商店の自販機で眠気覚ましのドリンクを買うことにした。
コーヒーはあまり効かない体質だし、何にしようかと考えていると、目についたのが、新しい世界へのキャッチコピーで推されているチェリオのCBDX。CBDがたっぷり入ったドリンクらしい。
500円…
眠気で制御の効かなくなった好奇心を止めることはできず、買ってしまった。
CBDは副交感神経に作用するから、多分逆効果である。
でも不思議とハイになり、熱唱できるくらいになった。

結局ナビ通り進むと少し遠回りのルートであったらしく、着いたのは1時半。
家に着いたら安心したのか急に眠気が押し寄せて、歯だけ磨き寝てしまった。

楽しかったです。





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