手押し相撲で押すのをやめた日

こんばんは。ドルジです。
皆さんは手押し相撲してますか?
手と手で押し合って、足がバランスを崩して動いてしまったら負けというシンプルな遊びで小学生の頃やった経験があると思います。

でも、皆必ず気づくんです。手押し相撲って引いた方が強いんじゃ?と。このnoteでは何故押し相撲は引いた方が強いのか解説していこうと思います。

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手押し相撲に慣れてくると相手と組み合う機会が減ります。単純に押し合うことでのワンゲームの短さを嫌うのか、手を繋ぎ合うことになるのを恥ずかしがるのか。

柔道等の試合であれば、極端に組まない選手には指導が入り、繰り返されると相手にポイントが入るルールがあることでお互いの攻撃意欲を促しています。

しかしここは教室です。小学生です。必ずどちらかが痺れを切らし先に押しに行ったが最後。押しvs引きになったらほぼ100%引きが勝ちます。

簡単なことです。引いて相手と組み合わない限り自分がバランスを崩すことがないからです。逆に押すと自分でバランスを崩してしまい負けに直結するリスクがあります。

押すと言うのは"自発的行動"ですが、引くというのは"受動的行動"なのです。すなわち、力に向きがあるかないかの違いでしかありません。
(力の向きは触れ合ったものがないと成立しないことを確認してください。暖簾に腕押しということわざもありますね)

ここで、これを実生活に当てはめてみましょう。自分の夢や目標に向かって頑張ったことがあると思います。同時にそれが叶わず傷ついてしまった経験もあると思います。一方で、ただ毎日をとりあえず過ごしてのらりくらりとやり過ごす生活では傷つくことはありません。大人になると後者の方が増えてきていませんか?

つまり、"自発的行動"でやりたいことだけをやってきた小学生がまず"受動的行動"を知るのが押し相撲なのです。

大人になると相手がきちんと受け止めてくれる事もなく、日々が"受動的行動"で満ち溢れています。それに甘んじていると絶対に負けない戦いをすることはできるでしょう。しかし、そこで押し続けることができる人こそが自分の力で勝利を手にすることができるのではないでしょうか。

それでは聴いてください。乃木坂46で「人は夢を二度見る」

アッ!スーモ!スモスモスモスモスモスモスーモ
ちょろぴ(26)

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