肩こりについて

こんにちは、ちょんまるです!

自分の勉強用にバーーーーーっとざっくり書いていきますのでめちゃくちゃ見づらいとは思いますが、お許しください!



肩こりは男性2位、女性1位の悩みである。

トータルで1位の悩みである。


①種類

・多いのは肩甲骨の挙上・巻き型

・肩関節の周囲炎(40肩や50肩)

・棘上筋のインピンジメント
棘上筋は肩甲骨の棘上窩から肩峰をくぐって上腕骨に付着している。
そのため上腕骨を上にあげた状態で外転動作なんかをすると、棘上筋が挟まり疼痛が起こる。

その他にも肩甲骨の動きが悪いと言ったようなことも考えられる。

具体的にいうと
肩には関節が5個ある。
胸鎖関節・肩鎖関節・肩峰下関節・肩甲上腕関節・肩甲胸郭関節
通常、腕を横から上にあげる際、60度までは肩甲上腕関節と肩甲骨の上方回旋の割合は1:0つまり肩甲上腕関節でのみ外転している。
60度〜90度になると2:1になる。肩甲上腕関節が2度動くと肩甲骨は1度上方回旋する。
90度〜180度になると1:1になる。
ここからわかることは、肩関節が外転していけばしていくほど肩甲骨の関与は大きくなることがわかる。
このことから肩甲骨が動きづらいがために、肩が上がらない、痛い、などという症状が出る人もいる。


②原因

・肩甲挙筋と僧帽筋
これらは頭の後ろ、あるいは頸椎から肩甲骨へ付着しているため疲労すると凝りを感じやすい。


・呼吸の乱れ
腹式呼吸ができずに横隔膜がうまく使えないと肋骨が上に開いた状態になる。
肋骨が開いた状態というのは横隔膜も一緒に上に上がってしまっているのでうまく使えない。
そのため胸式呼吸になり肩が上がり下がりして肩こりになる。


・肩が内側に巻く
肩の内旋作用がある筋肉は主に3つ。
大胸筋・広背筋・肩甲下筋
その中でも肩甲下筋がいちばん内旋作用が強いと言われている。

本来手を上に挙げていく際(屈曲)、上腕骨頭は後ろに滑りながら上がる(後方滑り)。しかし肩甲下筋が拘縮あるいは短縮していると後方滑りができず、そのまま腕を上げてしまう事になる。よってスムーズに肩関節の屈曲ができなくなる。
後方滑りをスムーズに行うために必要な筋肉は小円筋・棘下筋である。

上腕骨頭にも同じことが言える。
本来肩を外転していく際、上腕骨頭は下に下りながら外転するが、僧帽筋や上腕二頭筋あるいは棘上筋が原因で上腕骨頭が上に引っ張られている場合、外転していくと上腕骨頭が下に下がらず結果として筋肉が挟まり、インピンジメントにつながるということがあり得る。


また広背筋は肩甲骨の下角に付着しているため、拘縮すると肩甲骨は上方回旋しづらくなり腕が上がらなくなったりする。


肩甲骨の動きを阻害するのは他にも菱形筋や前鋸筋、肩甲下筋がある。
前鋸筋や肩甲下筋は肩甲胸郭関節付近に付着しているためこれらが拘縮すると、胸郭側に張り付くような感じになる。
すると当然肩甲骨の滑りは悪くなる。結果として腕が上がりにくくなったりする。


僧帽筋や肩甲挙筋はもともと凝りやすいため積極的にリリースする。
僧帽筋の上部は副神経の支配神経を受けている。
胸鎖乳突筋は唯一僧帽筋上部と同じ神経に支配されている。
そのため一緒にリリースをすると効果的と言える。


肩関節周囲炎は、肩関節の周りの筋肉が炎症を起こしていることをいう。
基本的には肩関節のインピンジメントや肩甲骨の動きが悪い事による可動不全や痛みが多い。

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