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ウマ娘ミラーのマリガンと7センチ打ち合いの解説

はじめまして。chomeと申します。

11月GP名古屋でTOP8を取ることができ、運も多分にあったと自覚しておりますが、自分なりの工夫を振り返り兼ねて書いてみました。

【追記】
12/16から神龍の殿堂入りが決定しましたね。
新環境で行われた12/18のトレエボ本戦はウマ娘ミラー、1/9のBIG EVOLVE CUPはウマ娘優勝と、大阪GPでウマ娘ミラーが多発すると想定されます。
今回はマリガンと7センチの打ち合い解説部分は有料とさせていただきます。

私のことを簡単に知ってもらうために、
以下がエボルヴ経験/調整環境/GP結果です。

・エボルヴはウマ娘で始める
・アプリ版は第一弾からで今もRAGE参加
・調整チーム等は無く、毎週末に店舗大会で調整
・10月横浜GPでGP初参戦し、6-3敗退
・11月名古屋GPは予選14-1で1位通過
 ウマ,ドラ対面に11-0
・12月店舗大会は19回参加し、13回優勝

今回のテーマですがエボルヴプレイヤーのみなさんのnoteに触発され、まだ書かれてないコンテンツないかなと考え、マリガンと7センチの打ち合いに重点を置きます。

ウマ娘が殿堂入り無し&神龍殿堂入りでドラゴンがtier2格下げ濃厚となったことで、ドラゴンからウマ娘に乗り換える方の参考になれば幸いです。


マリガンで意識したこと


そもそもカードゲームの宿命ですがやはり先攻ブン回りはどんなデッキでもtier GODで、
後攻は先攻が理想ムーブをとる前提で初手を選択し、テンポを取り返し、リソース差で有効牌を出し続け、先攻が弱い動きをしたら逆転する。

上記はカードゲームのセオリーでエボルヴも例に漏れず同様の流れだと考えます。

つまり後攻がテンポを奪えず弱い動きをした時点で先攻に余裕を与え負けに近づくため、後攻はどのタイミングでどうやって挽回するかを念頭にマリガンをすべきです。よって、先攻後攻でマリガン基準が大きく変わります。

特にエボルヴとアプリ版で違うのはマリガン方法で、アプリ版は好きなカードをデッキに戻しシャッフルして引き直すため、ある程度妥協できるスターティングハンドを準備しやすく、
逆にマリガン時に全手札をデッキ下に送ってから引き直すエボルヴは以下が肝です。

・マリガンはキープ時より4手先を見れる
逆にキープはドローが4手不要牌もありえる

→妥協キープした後のドローでキーカードが引けなかった場合、「マリガンしてもっと先を見るべきだった」となりえる。

・マリガンでキーカードを下に送ると、シャッフルをするまでキーカードを引き込み辛い

→キーカードのマリガンは相応の理由が必要


さらに難しくするのはウマ娘の優秀な占術山札チェックと、アクアハルカスドロー効果です。

先攻の黄金ムーブである、
1、検証開始
2、スペシャルウィーク
3、イクノディクタス

3ターン目まで通常ドローを含め、8枚チェックし5ドローしているので、実質マリガン以上の手札交換の動きができていることも。

※以降、上記3枚をハッピーセットとする。
 ダスカウォッカはポーカーでいうAAで、
 揃ったら最強。欠損ならぼちぼち。


アプリ版に慣れ親しんだ私にとって、このマリガンの難しさとウマ娘の序盤の手札安定化はとてもカルチャーショックで、ウマ娘発売から1ヶ月で突き詰めて検討していました。
(そんなのエボルヴ発売してみんな知ってるやろというツッコミは置いといて)

ではマリガンを考える上で、ウマ娘ミラーにおける先攻の理想ムーブがどんなもので、それに対し後攻はどうやって返すべきかが以下の通りです。

今回はリスペクトも兼ねて、GP名古屋優勝のSloRさんデッキ同士のミラー想定です。

彼の構築やプレイングは、ぜひ彼のnoteをお読みください。本noteでは理想展開とマリガンのみの解説を行います。※宣伝ではない。

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