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4/17 虹コン初武道館公演&推しメンの卒業

人生で初めて、推しの最後のライブというものを経験した。推しが卒業というのは経験したことがあったが、本当の最後を見届けるというのはこれが初めてで、とても感慨深かった。そして、アイドルのライブってこういうものだったなと改めて思い出させてくれる、素敵な一日だった。

昨日はかなり久々になるアイドルのライブ現場。虹のコンキスタドールの初武道館公演。ミニライブを抜きにして、初めての現場だった。アイドルの現場は、コロナが流行り出す直前の2019年12月頃に行った幕張メッセで開催されたでんぱ組のライブぶりだった。このご時世ということもあり、ライブになかなか参加できておらず、アイドルのライブに備えてペンライトをカバンの中に突っ込むあの感覚を久々に思い出して、前日から懐かしい気持ちだった。

当日も地元から新幹線に1人で乗り込み、ライブの時間まで東京を散策するあの感覚を思い出し、ライブ前だってのにワクワクが止まらなかった。

会場の最寄りを降りた時の、その辺にいる人みんなオタクに見える現象。ライブ会場に向かう群衆。グッズ待ちの列。会場の入場待機列。ライブ開演前の会場内に立ち込める霧。ペンライトが点くかどうか確かめるオタク。全てが久々の感覚でテンションが上がらないわけがなかった。

ライブが始まってからはあっという間の180分で、色々な感情でアホみたいに泣いた。てかライブ好きすぎて、どんなアーティストでも毎回感情昂って泣いてまうチョロオタ。

あぁ〜これがアイドルのライブだったねと思い出させてくれるライブだった。

一面に広がる7色のペンライトと推しタオル。

元気が出る明るい楽曲と、ステージを縦横無尽に駆け回るメンバー達の笑顔。そして、メンバーのパフォーマンスを観て笑顔になるファン達。

声は出せないけど、自然と脳内再生されるファンたちのコール。MIXの前やPPPHの手拍子は健在で懐かしくなった。

ちょっとやり過ぎなくらいの振りコピとケチャをするファン。それでもメンバーのソロパートを把握して鬼のような速度でペンライトを推しカラーに変えて振っているのを見て、伝わってくるメンバー愛。

ペンライトを振らずにオペラグラスで見る専に徹するファン。何もせず立っているだけのファン、通称地蔵。

レスを送ってから、ファンにグッと親指を立てるアイドル。レス中にファンに向かって腕をぐるぐる回して楽しそうにやり取りをするアイドル。そしてレスを受け取ってはしゃぐファン。

最初で最後の推しメンの自己紹介。それに応えるファン達の緑のペンライト。

グループ在籍中としては最後になる推しメンの可愛い歌声と笑顔。ステージ上での精一杯のパフォーマンス。

そして、ステージから見えなくなるまで卒業メンバーを送り出す、ファン達の鳴り止まない拍手。

ライブ中の体験ひとつひとつが、アイドルのライブを思い出させてくれて、とても尊かった。

推しメンには、長い間アイドル活動お疲れ様という気持ちと、感謝でいっぱい。本当に素敵な景色でした。最後まで最高のライブをありがとう。
そして、日本武道館でのライブをやり抜いてくれた、虹コンのメンバーにも感謝。

虹コンの初武道館と、推しメンの卒業をお祝いすることができ、本当によかった。
楽しくて幸せで、思い出に残る1日でした。

おわり

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