行政書士試験受験生向け〜山田先生との対談③基礎を固めるとは?基礎理解って大変なのです

https://www.youtube.com/watch?v=_rUayS5XWF4

何年も勉強してるのに、合格できずにいる人
一方で法律を初めて勉強して一年で一発合格できる人、両者何が違うのか?
リベンジ最終年は徹底的に考えた。
R2の本試験問題で自己分析しながら。

初学者の人が一年で一発合格できたということは、限られた時間の中で試験範囲をギリギリで終え直前期に相当追い込みをかけ、覚えるべき箇所を徹底しておぼえたから。初学者が問題を相当数解く時間があるのだろうか?最初に疑問がわいた。問題を多く解く時間があるのか?多く解いていないのでは?押さえるべき箇所を徹底的に叩き込み、無駄のない勉強をしてきたからこそ一発合格できたに違いない。
また理解すべき時期にしっかりと理解し、思考力を問う問題にも対応できる力を身に付けABランクを確実にとる。勉強量と勉強の質のバランスもうまくできていたのだろう。

何年勉強しても合格できない経験豊富な(笑)私とは何が違うのだろうと考えた。
闇雲に回転数を増やして、問題も相当解いて覚えることを覚えて(つもり)で受験に挑む。
中身の伴わない勉強と言っても過言ではない。詰め込んだだけでは合格しない。頑張ってみてもやはり150~160点止なのである。

山田先生がおっしゃる、理解→集約→記憶その3ステップのうちでどの部分を強化すべきか?集約は、テキストで集約されているから問題はない。記憶(暗記すべきところ)については多少曖昧な箇所(曖昧を完璧にするのは必要)あるけれど、ある程度できている。行政書士試験は思考力を問う問題もあり、これが私は弱い。ストレートに出される問題は解ける。いわゆる変化球問題が解けない。現場で考えて解く問題が解けない。理解の時期が一番ダメなのだと考え、基礎から勉強しなおすことにしたのである。

基礎が大切というが、法律の基礎とは?

法律の基礎とはなにか?
私はどのように基礎を固め、合格できたのか?

①    言葉(概念)の意味の理解
例えば
行政行為とは?
定義・意義をおさえる。
理解できていれば答えられるはずなので。
~とは?訊かれたら答えられるように。
~とは、定義・意義から考えて解く問題は自分のアタマで考えて解く。
~を大切にする。
アウトプット(思い出す訓練)ですぐに答えられるように。

②    なぜこの条文・この制度が存在するのか
制度趣旨・条文の趣旨を理解する。

定義や趣旨を読み込み理解するようリベンジ最終年は努めた。
(私は、①②について特におろそかにしてきたところである。)

③    全体をつかむ。
特に初学者は、何を言っているのか?どの部分を勉強しているのか?見えなくなると思う。法律用語が外国語と感じるはず。
大きな枠(フレーム)で全体を掴んだら頭が整理され、早く理解できると感じた。

④    理解できている論点・理解できていない論点等を分け、できない論点等を徹底的に理解すること。メリハリをつけて学習し、穴を埋めることにより、得点UPにつなげることを意識した。とにかく目的・定義・制度趣旨など深く読みこむ。問題を解いて?の時、制度趣旨から考えたり、自分で考え、解答を導き出すよう努力をした。

上記対策の一つとして、テキスト目次のページをコピーする。(目次学習)目次の大項目の中にはどのようなテーマ(小項目)があるのか?途中どの分野を勉強しているのか?どのテーマを聴いているのか?迷子になったときも目次をみて確認した。

また、山田先生の(フレーム)図解がとても役に立った。山田先生は、森から木、木から枝。まず森を見ましょうとおっしゃる。

恥ずかしい話、実は勉強してしばらくは、行政手続法が事前の手続きで、行政不服審査法と行政事件訴訟法が事後の手続きと知らなかった。いや、テキストに文字ベースで書いてあっても頭に入らないのである。山田先生の数多くの図解には本当に助けられた。

また、大学教授の書いた本(サクハシ)はR3本試験勉強の時も理解できていない箇所を読み返した。意義・制度趣旨・時代背景や憲法とのつながりが書いてあり横断的に見ることで、理解も進んだ。サクハシもおすすめである。

終わりに
youtubeやnoteをご覧いただきありがとうございます。
合格者と同様にいやそれ以上勉強してきても合格できない方は、私と同じように理解の時期で、つまづいているのでは推測できます。
参考にしていただけたらとてもうれしいです。
それにしても。。。。。
やはり、山田先生より顔が大きい。
WEBカメラからもっと離れよう~っと!次回の収録は気を付けますwww

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